前川:こういった人たちが治療院の経営をしていくんで、「勝てるんですか?」なんですよ。今頑張っておかないと直ぐ喰われますよ、と。
売り上げではなく利益をあげる
前川:はい!今日のテーマは、利益を残す治療院経営について話をしていきます。
今までにない切口だと思うんですね。「売上を上げる」とかみんな言うじゃないですか。意味がない。利益を残しましょう。
男性A:そうですよね。今、撮影前にすっごく何回も(グラフを)書き直しして。
前川:傾いてますけどね(笑)。大丈夫ですかね。利益残ってんかなって感じですけども。
これなんですよ、これをまず知っていただきたいので、今回は「裏の話」をしていきたいなと思うんですけども。
きっと画面越しのみなさまは、100万円を目指していると思うんですよ。
売上100万円って、正直何も変わらないですよ。売上100万円だったら、雇われてる方がいいんじゃないのかなぐらい。逆にしんどいかなと思うんですね。
どうせならそれ以上を目指していかないと、自営業をやっている意味がないと僕は思うんですね。
何故なのかというのを、もう実際、リアルな数字として今日はお伝えしていこうと思います。
決して僕が文句を言ってるのではなくて、事実なので、僕にクレームはやめてください!(笑)。
まずね、100万円稼ぎましたよ、と。
じゃあ、そっからどういった支払いがあるんですか、の考えてほしいんですね。店舗の家賃、大体10万円ぐらい掛かってくると思うんですね。で、まあ、生活費あるじゃないですか。
男性A:ですね。家の家賃とか、食費、生活費。
前川:家の家賃もあるし、食費とか。まあ、ちょっと低くみて20万円。
で、勉強するでしょ、やっぱり。自営業って勉強やめたら終わりなんで。
男性A:そこゼロの人は終わりですよね。
前川:終わりですね。だからもう、うん、好きにしたらという感じですけども。
大体まあ10万円くらいするんじゃないかなと。
で、まあ広告費も大体10万円くらいしてるでしょうね、と。
これ合わせると50万円なんですよ。なので、出ていくのが50万円ですと。
じゃあ、残りは?まあ50万円ですと。
で、まあ見てると、50万円残ってても、僕少ないと思うんですよね。
男性A:思います。
前川:ね、なんか変なリースを組んでしまってて、諸々いったりとか、これ家賃だけしか見てないけど、いろいろね。電気代とか何あkかかっていくじゃないですか、看板とか。もっといくかなと思うんですけど。
こうやって見ても残るの50万円なんですね。結構キツくないですか?
男性A:思います。それ、その計算では残ってる方だと思うんですよ。
100万円売上上げるのに、リピートがちょっと下手くそな人だったら「25万円かかってます」という方とかもいると思いますし。
100万円売り上げても、「30万円ぐらいしか手元にないです」みたいな方も多いと思います。
前川:そうなんですよ。ここに生活費入れてるけど、これ抜いて50万円出てって、こっから生活費やって、みたいな。「30万円残ってたらめっちゃいいわ!」みたいな人がほとんどだと思うんですね。
前川:まあでもこういうふうに、ちょっとまあ、ルンルンで動画見てほしいんで、気分良くいきたいんで、こうやって残してますけども。
男性A:なるほど!
前川:100万円出たら残りの50万円なんですよ。
じゃあですよ! 200万円売り上げたらどうなるんですか。
ここの家賃、生活費、勉強代をそのまま据え置きですね。40万円としましょうよ。広告費は基本的に上がっていくと思うんですね。広告費は3倍の30万円にしました。
でも、今までのこれと比べたら、残りが50万円から残りが30万円になってますと。
男性A:なるほど、じゃあ、その分……。
前川:100万円上に上がっているんで、結果的に130万円が残るんですね。結構残ってきてません?
男性A:と思います。めちゃめちゃ。
前川:結構残ってきてますよ。
ほんならもうこれが300万円になったらどうなるのか。
こうなっていって、そのままで残り230万円。だから、200万円ぐらいいかないと残らないんですよね。
男性A:っていうことですよね。意外と100万円、100万円って皆さんこう言われるけど、まあ、僕も当時そうでしたし、売上7桁の夢みたいな。
前川:おっきいですもんね、7桁って。
男性A:とりあえずの短期の目標になるみたいな。ですけど、実際そこでは、こんな感じっていう。
前川:特に人生は変わらない。
ちょっと焼肉屋さんが食べ放題からちょっと単品の値段のところになるみたいな。ぐらいしか変わらないんですよね。
だから、ここをやっぱり目指さないといけないんですよ。
だから僕がいつも言うのは、売上100万円いくのはスタートラインですよと。
それまでは、起業家としての準備体操ですと。
そっから先が勝負なんですよということを僕はお伝えさせてもらってるのは、こういった背景があるからなんですよ。
ちょっと深い話
前川:でね、こっからちょっと深い話をしていきたいと思うんですけども。
まあ300万円いったらですね、これなってくるわけですけども。
もちろん利益っていうのは出そうと思ったら出せるんですね。
どういうことかっていうと、いいですか、ちょっと治療院からは離れていきますけども。
男性A:いいです。
前川:広告費は落とそうと思えば落とせるんです。治療院の。
何故かというと、SNSをするんで。SNSをすることによってどうなるかというと、この土台をでかくすることができますよ。この認知ですね。
男性A:なるほど!
前川:知ってもらうというこの土俵づくりが、SNSでしっかりできるんすよ。
男性A:見込み客が増えるっていうことですか?
前川:そうです!そうです!
そうすることによって今までやってきたこのタワーが、ホームページとかチラシがね、これがもっとでかく建つようになるんですよ。基盤がでかいと建つ物もでかくなるんで。
なんで、こうやってやることによって、集客にかける労力が減ってくるんですね。
じゃあ、時間が空きますよね。その空いた時間どうしますか?
男性A:「また次何かやらんと」ですよね。
前川:何かやらんともったいないじゃないですか。
ぼんぼん、ぼんぼんやっていきますよ。
なので、これプラスアルファの何かしらの事業をするんですね。
今セミナー事業やっている人が多いじゃないですか。
男性A:多いですね。
前川:こっちのセミナーで100万~200万円でいいとしましょう。
いわゆる建っちゃうわけですよ。
どうします?230万円残って、また、空いた150万円入ってきたとしたら。めっちゃ残りません?
男性A:めっちゃ残ります!!
前川:ヤバいですよね。
男性A:治療院だけだったら、そんなに残るとなったら、あとは単価上げたり、時間の枠を減らしたりとかになるんですかね?
前川:そうです!そうなるとどうなるのかというと、こんだけ利益があったら、またここも自動化していくんです。
男性A:そうですね。
前川:また、何もしなくても、売上が立つようになってくるんですよ。
じゃあ、また自分何かしようかなってなっていくわけですよ。
これを繰り返していけるのね。
だからこのゾーンにいかないと、人生が変わるということになかなかならないんですよ。
男性A:そっか。売上が100万円のときには、頼む余裕がない。頼む費用がない。
前川:そうです、ないんで。なので、そうなっていけばめちゃくちゃ利益が残るようになってきます。
だから治療院ビジネスってすごい美味しいから大手が参入してくるわけじゃないですか。でしょ!
男性A:在庫ないですもんね。経営なんで。
前川:在庫ないんですよ。そうなんですよ!
だからこれから皆さんが考えないといけないのは、テーマがどんどんそれてきてるんですけど(笑)。
こういった人たちが、治療院の経営をしていくんで「勝てるんですか?」なんですよ。
今頑張っておかないと、直ぐ喰われますよ、と。
じゃあ、喰われた皆さんはどうするんですか、1人でやっていけないので、この業界を去るしかないんですよね。
でも、去って他の仕事できますか? できないですよね。だから、大手の人に雇われていくんですよ。
大手の人に雇われて、自分で院をやっていたけれども、流行らなかった人たちが雇われてその人のもとで単価5,000円とかでやっていくわけですよ。
で、まあ、これよりもちょっと悪い給料が手に入る。
でも、頑張らなくていいから行くだけでいいんだったらいいわって言って、人生を終えていくんですね。
男性A:なるほど。
前川:もうこういうふうな流れになっていくのは見えてるじゃないですか。
男性A:見えてますね。
治療院経営者としてあなたはどうしたいのか
前川:なので、どうしたいんですか、なんですよね。
利益を残す治療院経営っていう話をしましたけれども、治療院経営者として治療家をやっていくためにどうするのかという話ですよ。今日は。
なので、100万円を目指してる限り、いつそうなってもおかしくないんだよ、ということを分かってもらわないといけない。
だから、目指すのは200万円です。少なくとも200万円ですね。
なので皆さんは、これを山だとしたらね、ここまでいったら、ここ(100万)を狙っていったら、しんどいんですよ。こことかここ(200万、300万)を狙ってやれば、100万円なんて通過点なんで、一瞬で通過していけます。
男性A:なるほど。
前川:どこを見てるのかなんですよ。どこに旗を立ててやっているのかですね。
どこに立ててますか? どこ立てたいですか?
男性A:いやー、これで言うと300万円ですよね。間違いなく。
前川:そうですよね。
ここ(売上300万)にきてどうなるのかといいますと、選択肢を持てる人生を得る。選択肢を持たないと。これおかしいわ。この「肢」、違うかもしれないな。
男性A:それ、合ってます。
前川:これ合ってます? OK!(笑)。
選択肢を持てるようになるには、やっぱりこの辺(売上200~300万)までこないと選択肢持てないんですよ。
男性A:んー、確かに。
前川:だから、ここ(100万)で終わらんといて!こっち(200~300万)を見てやって!っていう感じで、利益を残す治療院経営のテーマは終わっていきたいなと思います。
男性A:分かりました。結論はなんか、「売り上げろボケ!!」ってことですか?
前川:そうです!「売上を上げろボケ!!」ですね。
とりあえずやりまくれ!ということ。それ以外ないでしょ。
男性A:それ以外ないですよね。
前川:こんなところケチってどうするんですか。
勉強代ケチる人とか、広告代ケチる人とか多いけど、よく見て!!
かけていった方が上がっていくんだから。
そう思えないっていうのは、勉強してないからですよ。そもそもそこを変えないと!!
男性A:分かりました。
だから、「支出した分だけ売り上げ上がるからな」ということで大丈夫ですか?
前川:そうですね!上げていきましょう!
男性A:それってそうですよね。「出した分だけ返ってきますよね」っていうのは、それは、自然の摂理ですよね。
前川:そうです、そうです!回していかないといけないですね。
じゃあ、そのような感じでですね、このテーマについて終わっていきたいと思います。
ではまた、次回の動画で。さいなら!
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