感動を呼ぶ検査は治療の感動を超えてくる!

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前川:はい、前回の動画では、「初回で重要な項目」って話をしたと思うんですけど。

男性A:はい。

前川:まあちょっとね、Doctor-Xから指摘を受けて、「もう、そんなん分かった」と、「実際どんな検査方法をしてんねん」っていうツッコミがあったんで、

男性A:ああなるほど、ハウツーの部分ですよね。

前川:ハウツーの部分ですね。

男性A:はい。

前川:で、それを出して行こうかなと思って、今回は「初回で感動させる検査法」って言う部分について話をね、していきたいなと思って思うんですけども。

男性A:はい。

 

検査は重要

前川:やっぱりね、検査ってすごい大事。

男性A:はい。

前川:治療家は結果じゃないですか。

男性A:うん。

前川:もちろん患者さんも結果なんだけど、まあやっぱ初回で結果を求めてる人もいるんだけども、それより納得したいという要素が強いんですよね、初回は。

男性A:そうですよね、はい。

前川:なので、それをするためにはこの検査ってめちゃめちゃ重要で、この検査って、どういったことをしたら相手は信用しやすいのかって言う部分の話をね、今日はしていきたいなと思います.

男性A:はい。

前川:はい。じゃ、検査とかされてました?

男性A:してました。僕は痛い動きをピピってやって、視覚的な情報で、えーと、何ていうかな、変化が分かる検査、変化ですね。

前川:ああ、なるほど。

男性A:例えばちょっとこう、前に屈みました。

前川:はい。

男性A:「ああ、じゃあ今、これね、6センチでしょ?」みたいな。で、痛い動きにぴぴぴってやって。「あ、今ほら2センチ、おぉぉ……」みたいな。

前川:ああ、なるほどですね。

男性A:はい、視覚的はめっちゃ意識してました。

前川:もう、答え出されちゃった。

男性A:いや、それを深堀りで、深堀りで……。

前川:そう、人ってね、決まってるというか、言われてるのがあって、インパクト大は視覚情報なんですよ。

男性A:ああ、なるほど。

前川:だから検査でやらなければいけないことは、視覚情報に訴えかけることなんですね。

男性A:ちょっと、打ち合わせなしで……。

前川:当たった感じで。

男性A:ですね。

前川:もう僕も、なんかね、グズグズなりますよ。

男性A:でもホントそうですよね。

前川:そうです。答えを言っていきましょうか。

男性A:はい。

前川:検査でインパクト大は視覚情報です。じゃあ次に何を見せていくのかですね。

男性A:うーん、それは分からないですねえ。視覚情報の次に?いやあそれはちょっと分からないです。

前川:一発目当ててしまったから、次当てたらさすがに気まずいと思って考えてないでしょ。

男性A:いや、違います違います。

前川:次はですね、何なのかというと聴覚情報なんですよね。

男性A:へー、聴覚ではないなと思いました。

前川:おお、違うかったかな?

男性A:はい。

前川:聴覚情報なんですよ。

男性A:へえ。

前川:まあ最後にですね、内容とかになってくるんですよね。

男性A:なるほど。深く聞いときたいですね。

前川:これ、ちょっと行きましょうか?

男性A:はい。

 

詳しく説明すると……

前川:なんで、僕たちが必死に伝えて説明して、相手が納得してても、病院行って、MRI撮って「ヘルニアだからやっぱやめときます」って言われるかですよ。

男性A:はい。

前川:あれはまあお医者さんが言ってるからってのももちろんありますよ。

男性A:はい。

前川:でもね、目で見せられるんですね。もう事実として見せられるわけじゃないですか。「飛び出してるよ」って視覚情報で訴えられてるんですよ。

男性A:あー、MRIとかでですよね。

前川:そうです。

男性A:はいはい。

前川:視覚情報ってめちゃめちゃ強いんですよね。

男性A:はい。

前川:だから、人も見た目ってめちゃ大事っていうじゃないですか。

男性A:はい。

前川:中身めっちゃ良くても、見た目ボロボロだったら。

男性A:確かに。

前川:何も思わないというか、中身まで見ないじゃないですか。

男性A:はい。

前川:だから視覚情報ってめっちゃ大事なんで、まず、視覚情報の変化ってのを見せてあげるのはめちゃくちゃインパクトあります。

男性A:うんうん。

前川:僕の場合は寝てもらってる膝をね、両方こうやって曲げたら膝の高さが違ったりするじゃないですか。これをまず相手に見せます。

男性A:はい、なるほど。

前川:で、「見てくださいね」と。で、見て相手も「あーこっち低いです、高いです」。どっちでもいいんですよ、もうこれ治療家でね、「低いほうが悪いんじゃなくて高いほうが悪い」とか言うやつおるんですよ、もう、どうでもいいそんな

もう相手がそれで視覚情報に訴えかけられたらそれでいいんですよ。
で、相手にそれを見せて、次に言わすんですね。

男性A:言わす?

前川:そう、「どう?どっちが高い?」って。

男性A:はい。

前川:で、相手が「こっちが高いです」みたいな。

男性A:はい。

前川:で、それに対して「そうですよね、これが問題なんですよ?」

男性A:なるほど。

前川:で、それを言うときにこっちがどんな声のトーンで、どんな自信を持って言うのか、っていうのが相手に刷り込まれていくんですよ。

男性A:はい。

前川:でもまあ、内容はほぼ聞いてないから。

男性A:聞いても分かんないですよね。

前川:分かんないのよ。だからもうここなんですよ。ここで「あ、私ズレてる」と、「違ってるんだ、これは悪いんだ、先生これ解ってたんだ、先生これ戻してくれるんだ」ってイメージしてしまうんですね。

男性A:なるほど。

前川:で、自分の処置をしていくわけじゃないですか。
で、「処置をしていくと治りますからね」と。

男性A:はい。

前川:それも「絶対いけますから」と、「僕、一発でこれ治せるんで」と堂々といきますね。それを先に言ってからやります。

男性A:はい。

前川:揃うんですよ。分かります?「こうなったのがこうなって。そうするとできるんですよ」。で、相手はこれで「そうか」と。

男性A:スゲー。

前川:スゲー。自分で声に出してみる「スゲー」。

男性A:はい。

前川:こっち側は「でしょ!言ったでしょ!やる前から言ったでしょ!」っていう話なんですね。

男性A:はい。

前川:これを検査でしっかりすることによって相手は感動してくれます。

男性A:ぶっちゃけアレですよね、あの「これホンマに……ちょ……いける?」みたいなこととかもありますよね?

「これで無理やったらどうしよう」みたいな、なんか根拠のない自信ですよね。

前川:はい、ハッタリ半蔵ですよ。

男性A:あー、分かります。

前川:はい、それで感動させていくんですね。

男性A:なるほど。

前川:治療家はこれがないんですよ。だから結局なんかやってあかんかったら、「はあ……ちょっと待って、あ、次これやりましょう」みたいな。

男性A:はいはい、ちょっと保険をかけますよね。

前川:そう、そんなんやったら絶対ダメです。もう、一発で決めないと相手は不安になってきます。

前川:そうじゃないですか、献血のときに針さされて「あ、ちょっと待ってくださいね、ちょっと違うところ……」「え?3回目!?」みたいな。

そんなんダメです。だからこれ(視覚情報・聴覚情報)はめっちゃ大事ですね。

男性A:なるほど。

前川:なので僕は視覚情報・聴覚情報をさしていくっていうのを検査では徹底的にさせていきます。

男性A:内容ってどういう感じのことですか?

前川:……な、内容?

男性A:内容ってどういうことですか?

前川:ああ、内容ですか、まあその、足の高さが違ったら、「骨盤がこうなって、こうなってますからね」と。

男性A:あー、なるほど。

前川:ASISとかあったじゃないですか。「こうなってて、骨盤こう下がってるんで、だからどうのこうの」とか治療家は言いたがるじゃないですか。聞いてへんからそんなん。

男性A:はいはい。そうか、その原因の解説みたいなイメージですね、内容って言うのは。

前川:そうです。

男性A:なるほど。

前川:ここの内容とかはまた別でやるんですよ。

男性A:確かに。

前川:それは説明のコーナーでやれば良いんですよ。

男性A:はい。

前川:検査のときにはそんなんいらないです。

男性A:ああ、なるほど。

前川:検査のときに見てるのはこれとこれなんです。

男性A:はい。

前川:はい、時と場合をわきまえてやっていくとめちゃくちゃ上手になります。

男性A:はあ。

前川:これ(視覚情報と聴覚情報)を僕は徹底したんですね。

男性A:はい。

前川:保険の治療のときはこれ(視覚情報と聴覚情報)を徹底しなかったんですよ。

男性A:うーん。

前川:保険で500円でやってて、僕1万円でやってて、なぜ同じ内容にもかかわらず、相手が満足して高い金を払ってくれるのか。

男性A:はい。

前川:これ(視覚情報と聴覚情報)を徹底したからです。

男性A:うーん。視覚ですよね。

前川:視覚です。だから先生の立ち振る舞いも大事なんですよ。

男性A:はい。

前川:オドオドしてたりとか、目がキョロキョロしてたらダメなんですよ。
堂々と、「当たり前、うち治って当たり前だよ」と。

男性A:ですよね。

前川:はい、もうこの空気感で勝負は決まるんです。

男性A:はい。

前川:そこを是非意識してもらいたいと思います。

男性A:絶対そうですよね。

前川:どうですかこの内容は。

男性A:え、めっちゃ共感です。もうiPadで「回旋」とかしたら真後ろからカシャッて撮って、また施術後に同じ条件下にして、またひっくり返ってカシャッと、で「ね?」みたいな。

前川:もうそれ大事ですよね。

男性A:はい。

前川:これね、治療家で「これ騙してるんちゃうか?」みたいな人がおるんですけど違うんすよ。

男性A:違うんですよね。

前川:違う。

男性A:はい。

前川:患者さんは希望を持つことによってもう体はね、良くなる方向にいくのよ。
どこに行っても希望が持てないのよ。というか、希望を、期待を裏切られてるんですよね。

男性A:そうですよね。

前川:「イケるかもしれん」と思って行って、「やっぱりか……」。

男性A:はい。

前川:「やっぱりか」の繰り返しじゃないですか。

男性A:はい。

前川:だからここをしっかりしてあげて欲しいですね。

男性A:そうなんですよね。だけど、「ほら、こんなに変わったでしょ!みたいなこと言うけど、いやそんなもん、そりゃそう言うやん」みたいな感じで向こうもお客さんやったら思っちゃうんですよね。

前川:そうなんですよね、変わったのね、相手分かってないから。

男性A:分かんないですよね。

前川:だから敢えてその変化をちゃんと体感させてあげないといけないんですよ。自分で自覚させてあげないといけないんですよ。なのでこれもちょっとね、時間かかるけど言いますわ。

男性A:おっとオマケが。

 

預言者になる

前川:先生は絶対に「預言者」になってあげてください。

男性A:ほお、「こうなりますよ」と。

前川:そうです。「こうなりますよ」「やりました」「なったでしょ」。これの連続なんですよ。

男性A:はー、なるほど。

前川:「やった」「こうなったでしょ……」。後出しなんですよ。

男性A:はい。

前川:だから僕たちは絶対に後出ししたらダメです。全部先出です。

男性A:とは言うものの、「いやそんな言ってもうて出来へんかったらどないするんですか?」っていう方もいると思うんでけど、そういう方には何と?

前川:それは諦めてください。

男性A:諦める?なるほど。

前川:いや、そうならんように見せ方を考えないと。

男性A:っていうことですよね。

前川:それがプロじゃないですか。

男性A:はい、確かに。

前川:失敗は許されないんですよ。

男性A:はい、「私、失敗しないので」?

前川:そうですよ。

男性A:外科医・大門の。

前川:預言、全て預言。これをね、またテクニックなんですけど、これを徹底してやっていくと患者さんが勝手に予約取ったりとか、勝手に変更したりとかしなくなります。

なぜかというと、「先生の言う通りにしてたら、先生の言う通りになる」っていう植え付けをしていくんです。

男性A:なるほど、はい。

前川:もう初回からこれ(預言者)の刷り込みが始まってるんです。

男性A:そういうことですね。

前川:「ここに座ってくださいね」
勝手に座ったら、「いや、こっちに座ってもらっていいですか?」

男性A:はい。

前川:こっからもう勝負は始まってるんですよ。

男性A:はい。

前川:これは全て相手がこっち側の言うことを聞くようにしていく。

それは、自分たちが楽にするためじゃなくて、相手が良くなっていく、良くなる可能性を与えるためにしていく。

男性A:はい。

前川:ここをね、わきまえてやっていただきたいと思います。

男性A:はい、分かりました!

前川:はいじゃあそんな感じで、今日の方は終わっていきたいと思います。

ではまた、セニョール。

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