美容メニューをスムーズに導入する方法

マインドセット

 

前川:今日のテーマは「美容メニュー導入マニュアル」ということで、最近多いですよね、「美容メニューを導入したい」という人が。

 

森田:整体やっていて導入したいけども、もうすでにある整体のメニューから、美容をどういうふうに付け加えていったらいいのかっていうところですね。

 

前川:なるほど。多いですよね。ただ、この場合はあれですよね。
「美容だけでやっていく」ではなくて、「今あるものプラスアルファ、美容を入れていく」っていう感じの方向性でいいですかね。

 

森田:そうです。はい。

 

整体と美容はビジネスモデルを分けよう

前川:オッケーです。分かりました。

じゃあ、これ普通に考えてほしいんですけど、僕たちが整体を受けるときに「美容室に行って整体を受けたいか」って言われたら、多分受けたくないですよね。じゃないですか?

 

森田:はい。目的が違いますもんね。

 

前川:そう、違うでしょう。

僕たちがそれを同じようなことをやろうとしてるわけじゃないですか。
まず、そこをちゃんと理解しないとと思うんですよね。

なので、メインで売っていくってなったら、僕はきついと思うんですよね。
このプラスアルファなのにもかかわらず、周りのエステサロンと同じような値段を取ってやっていく。

だって、どれだけ施術が良かったとしても、雰囲気作りっていう部分では、まず負けるわけじゃないですか。
だから、そういった戦い方をするんではなくて、サブメニューとして、僕は戦っていくべきだと思うんですね。

 

森田:なるほど。

 

前川:なので、これ前もどっかで言ったことがあるかもしれないんだけれども、こういった美容メニューっていうもの、運動とかもそうなんだけれども、終わりがないわけじゃないですか。

 

森田:確かに。

 

前川:エンドレスプラスみたいな。ずっとプラスにいくわけで、僕たちは常に痛みと戦ってきたわけですよね。

痛みというマイナスな状況ですよ。
このマイナスな状況を、プラマイゼロ、ニュートラルに戻しましょうねと。

 

森田:っていうのが整体ということですよね。

 

前川:整体ですよね。これが整体になってくるわけですよ。
で、こういう美容とかに関しては、ここからこっちに行くものじゃないですか?プラス。

 

 

森田:ああ、なるほど。もっと美しくみたいな感じですもんね。

 

前川:そうです。行くものなので、整体とこことを、ちょっとビジネスモデルを僕は分けるべきだと、分けるべきって言ったらあかんな。

分けた方が僕は賢いなと思ってるんですよ。

森田:なるほど。

 

前川:なぜかというと、基本的にここ(ー)がここ(±0)に到達した段階で終了なんですよね。

 

森田:確かに。

 

前川:終わりじゃないですか。

 

森田:ですよね。そこで何だろう……、離脱する。

 

前川:そう、離脱する。「お疲れさまでした」みたいな感じになるわけですよ。

これを今までの方は整体で、「またマイナスの具合になったらダメだから、メンテナンスしましょうね」みたいな話をしてたわけじゃないですか。

「誰がするねん!」っていう話なんですよね。

 

森田:確かに。

 

前川:「自分自身が常日頃からメンテナンスしてるんですか?」ってなったときに、絶対にしてないじゃないですか。

「いや。運動してるよ俺!」みたいな。
「いや、おまえそれ自分でやってるだけやろ」みたいな話で、どっかに行って体を整えてもらうなんてことをしないわけですよね。

じゃあ、ここ(±0)で終わってしまう人たちを拾うところが、こっち(美容)側になったらいいと思うんですよ。
これが美容だと思うんですね。

 

森田:なるほど。

 

前川:で、これを考えてほしいんですよ。

美容メニューを、例えば近隣のエステサロンさんとかね。
「エステサロンって、値段どれぐらいですか?」と。

結構いい値段するんですよね、エステって。

 

森田:そうなんですか?

 

前川:男どもは分からないですけども、結構いい値段するんですよ。

60分1万円とかにしましょうか。
これを受けれる結果が、自分の先生のもとでは3,000円で受けれたらどうですか?

 

森田:いいですね。同じメニューなのであれば。

 

前川:メニューまでは分からないですけども、結果としてきれいになれるっていう結果が手に入るのだったら、これ良くないです?

 

森田:いいです。

 

前川:いいですよね。僕はこういう使い方をしたらいいと思うんですよ。
でも本来であればこっち(整体)じゃないですか。僕たちの仕事。
どっちも仕事なんだけども、メインはこっちなわけでしょ?

 

森田:そうですよね。

 

前川:離脱するじゃないですか。

 

森田:します。

 

前川:また痛くなったときに戻ってくるのか。戻ってこないんですよ、大体。

大体違う所に行くんですよ。勝手に1回卒業したしとか。

 

森田:行きにくくなりますよね。

 

前川:行きにくくなるっていうのはあるんで。

じゃあこれ(±0)を卒業させるんではなくて、こっち側(美容)に流し込んでいかんとね。

 

森田:なるほど。

 

常識に縛られず、新しいビジネスモデルを考える

前川:じゃあ、美容目的だけで通わせるのか、それはなかなか難しいですよね。
じゃあ、ここの部分をどうするのかっていうと、「会員さん特別価格ですよ」みたいな。

月謝いくらでもいいですよ。月額1,000円でもいいじゃないですか。

 

森田:はい。

 

前川:「1,000円を払ってくれた方は、8,000円の美容メニューが3,000円になりますよ」と。

しかも「会員さんになってくれてる方は、もし体がおかしくなって、整体が必要になったときに、通常1万円だったら、会員になってくれてる方は5,000円でいけますよ」みたいな。

 

森田:いいですね。

 

前川:全然良くないですか?

 

森田:はい。

 

前川:めっちゃいいですよね。

 

森田:いいです。

 

前川:本来は卒業していく人が月1,000円で残ってくれて、さらに月1~2回、美容を受けてくれたら良くないです?

 

森田:いいです。

 

前川:ましてや「体の調子が悪いから、先生、整体してよ」と5,000円。
いいじゃないですか。

 

森田:何か、美容メニューって、どんなのを導入されてる方が多いんですか?

 

前川:導入してるけど、結局使いこなせてない人が多いんじゃないですか?

 

森田:なるほど。そっか。

 

前川:だって本当にきれいになりたくて、それだけだったら絶対エステサロンに行きますよ。

 

森田:そうですね。

 

前川:だから、そうじゃない部分で僕は勝負した方がいいと思うんですよ。

で、もっと言うと、僕のチャンネルは一人治療院の方が見てくれてるわけじゃないですか。
ここ(美容)を先生がやったらいけないんですよ。
先生がやったら、絶対やらないから。

生産性が悪いからやるのが面倒くさくなって、絶対こっち(整体)ばっかりやりますから。

なので大事なのは、これを受付がするんですね。

 

森田:なるほど。

 

前川:これを受付ができるような体制を整えたらどうですか。
受付さんがこれを1時間でもいいじゃないですか。

1時間3,000円を生み出してくれたら、自分の時給以上のものを増やしてくれるわけですよ。

しかも、月謝払ってくれてるわけですね。めっちゃ良くないです?

 

森田:めっちゃいいです。

 

前川:こういった感じでビジネスモデルを構築していけばいいにもかかわらず、こういうのをやってる人は少ないんかなと思いますけどね。

 

森田:もう完全に1人だからとかですかね。そんなんもあるんですかね。

 

前川:あるんかもしれないですけどね。

だから治療院っていうか、その店舗では「1回1回やるのが普通でしょ」みたいな、その常識に縛られてると思うんですよね。

じゃなくて、新しいビジネスモデルを僕は導入していけばいいと思うんですよ。

 

森田:確かにそうじゃないと売上もまたアップ、時給もまたアップっていうところが難しくなってきますもんね。

 

前川:難しくなってきますよ。
こうやってやっていくと、経営っていうのはものすごく安定してきますよね。

なので、これで何人会員増えるか分かんないけども、これだけで30万とか40万とかの毎月安定収入があったら良くないですか?

 

森田:うん、いいですね。

 

どうやってにおわせていくのか

前川:受付さんの分を払っても残るわけじゃないですか。
それで家賃とか払えたら、めちゃくちゃでかいと思うんですよね。

こういった、全体をちょっと離れて見てもらったら、いろんなアイデアが出てくると思うんです。
じゃ、こうしていくためには、いつからこれをにおわせていくのか。

この辺からにおわせていったらいいですよね。

 

森田:そっか。

 

前川:「先生良くなってきたわ」「そうなんですね」みたいな。

 

森田:そんなのがあって、でもそのタイミングじゃなかったら、もっと右側やったらやばいですよね。

 

前川:「もう私終わる気だったからいいわ!」ってね。

ここ(途中)からちょっとずつ仕込みをしていって、このぐらい(終了間際)で伝えて「どうします?」「あ、やります!」で、全然いいと思うんですよね。

何とでもやり方があると思うんで、そういった感じでしていかれるとめちゃくちゃいいと思いますね。

 

森田:そっか。でもあれが難しいですかね。

受付を雇うか雇わんかみたいなところになってくるんでしょうね。

 

前川:そうですね。

 

森田:多分、「6畳ぐらいでやってます」みたいな人もいるので、「場所が」ってなると思うんですけど。
終了しちゃいますからね。いかんせん。

 

前川:そうですね。

 

森田:整体だけやったら。

 

前川:これ、思うんですけど、誰か雇ってもいいぐらいだと思うんですよ。
奥さんがやってもいい、受付でもいいんだけども、この(美容の)日を作ったらいいと思うんですよ。

「その日、先生は治療できませんよ。休みですよ」と。
「休むんじゃなくて、マーケティングしろよ」なんですよ。

 

森田:確かに。

 

前川:そしたらもっとうまく回っていくのに……。

っていうのも僕は全然ありだと思いますけどね。

 

森田:分かりやすかったです。

 

前川:実際僕もこういったことをやってたんでね。

 

森田:ですよね?

 

前川:はい。

 

森田:その時って、どういうメニューなんですか?

 

前川:僕はこの美容と、もう1個運動をしていました。この2本柱でしたね。
で、会員もやってたんで、この会員だけでも結構いってたんでね。

そうですよ。ここで何やかんや、運動とか美容だったらいろんな物販とかも組み合わせてできるじゃないですか。

大体これだけでも7桁ぐらいは……。桁が分からへんわ。
なってくるんで、その辺の治療院さんぐらいはあるわけじゃないですか。

全然いいじゃない。それプラス、これ(整体)があったら最強ですよね。

 

森田:めっちゃいいです。

 

前川:こういったふうに考えていかないとと思うので。

 

森田:やっていかないと。左ばっかりやってたら天井が見えてますもんね。

 

前川:天井見えてますしね。

 

森田:ずっと労働やし。

 

前川:やばいと思いますよ。

 

森田:ですよね。分かりました。

ありがとうございます。

 

前川:じゃあ、そんな感じで、ちょっと今日は斬新なビジネスモデルについてお話をしていきました。

参考になったらうれしいです。
じゃあまた次回の動画で。さよなら。

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