前川:はい。今日は、「繁盛治療院の特徴」について語っていきたいと思います。
結構、まあ聞いてると嫌な気持ちになる治療家さんが多数出るのかなと思うんですけれども、これが現実なので、ちょっとこう……、こうせずに聞いていただけたらなと思うんですけども。
もう決まってるんですよね。
繁盛治療院は治療家ではない
前川:繁盛治療院の特徴っていうのは、まずね、治療家ではないです。
もう治療家ではないですね。まあ経営者ですね。
マーケターじゃないですか?
「じゃあどういうことやねん?」というとね、もう数字なんですよ。数字ですよ、数字。
「数字がすべてー、チャララララン♪」って感じですね。
もっと言いますよ。どういうことかというと、「利益」ですよ。
もうこれ。もう繁盛治療院の特徴は利益をどれだけ出せるかに重きを置いて動いてるかどうかですね。
森田:なるほど。
前川:これ全然違うんですよ。
だから「画面上のあなたは職業何ですか?」って聞いたときに、ほとんどの人が「治療家」って言うと思うんですね。
「いや僕、マーケターですよ」って言う人ほぼいないと思うんですよ。
これで稼ぎが変わってくるんですよ。
治療家だったら、100なかなかきついでっせ。
でもマーケターの人って100万ってへっちゃらでいきますよ。
これが全然違うんですよね。
繁盛治療院の特徴として治療家とマーケター、「何が違うのか?」っていうと、マーケターはここ(利益)なんですよ。
このためにやってるんで。
「じゃあ治療家って何のためにやってるのか?」ですね。
こっちに書きますよ。
治療家は何のためにやってるかというと、治療することをやってますよ。でしょ?
まあ治療やったらいいんだけど……来る?
森田:いや、来ないです。
前川:来ないよね。「いつの話してるの?」みたいな。
もう50年前とか、看板出したら来たかもしれないけど、今来ないですよ。
だからはやらないんですよね、これ(治療家)ばっかりやってる人って。
だからこれ(マーケター)ばっかりやってる人、だんだんはやってるじゃないですか。
治療技術がこの人たちの10分の1って、どんだけか分からないですけども、その他と平均点レベルであってもはやってるんですよね。
なぜかっていうと、こっち(マーケター)だからですよ。
だから、ここを徹底的に変えていかないといけないんですね。
変えていくために何をするのか?
前川「じゃあ何をしていくのか?」ってなってくると、広告なんですね。
で、「広告って何をしてるのか?」です。
広告することでどうなってるのかっていうと、相手の感情をコントロールしてるわけですよ。
見る人の気持ちをコントロールしてるんですね。
「あ、ここ」、これですよ。最初は「良さそう」なんですよ。
「ここ良さそうかも。行ったらいいかも。ほかとは違うかも」っていう部分のことをこの広告でしてるんですね。
これが最初のステップですよ。こっち側(治療家)はそれがないんですよ。
「来たらいいですよ」って、「来たら治せますから」「いやいや、それが一番難しいんじゃ」って話なんですね。
だからここですよ、ここ(マーケター)。まずここですね。
でね、この人たちはこれを意識してるんすよ。感情を意識してるんですね。
じゃあ来た人、「良さそうやなあ」と思って来た人に対して、うまく感情をコントロールして、こうさせていくんですね。
「いいわ、あそこ」ってしていくんですよ。
「いいわ。あそこ」っていうのを言わせる、しっかりとした網を張っていくんですね。
で、「こっちはどうか?」ですよ。こっち側(治療家)は。
治療したらいいと思ってるんですね。感情は無視ですよ。
もしかしたらめちゃめちゃいい治療かもしれないですよ。
でもね、こうなるんですよ。
「あれ……いいかなぁ……?」って。
「あれほんまにいいんかな? 何か先生無愛想やったし、あんまり何かまた会いたいと思わへんな。もういいわ」ってなって来なくなるんですね。
これを分かってないんですよ。
だから繁盛治療院っていうのは、もう利益追求ですね。
利益しか見てないです。利益を追求するために来た人の気持ちをしっかりとコントロールしていって、この感情(良い!!)にさせていくんですね。
これをしっかりとやっているからこそ、繁盛していくんですよ。
だましているわけではない!
森田:なるほど。
前川:ただね、だましてるわけではないんですね。
だましてるわけじゃないんですよ。これね、よく考えてください。
価値提供がちゃんとできてるんですよ。
価値提供できているから、この価値に対してお金が発生してるんですよね。
森田:何か僕病院で働いてた時に、めちゃめちゃ腕いい先生やったんですよ、40歳ぐらいの。
やけど、もうほんまにうまいんですけど、患者さんポカンとしてるんすよ。
伝えられないんですよ。だから価値が伝わらない。
前川:そうですね。
森田:だから、むちゃくちゃ宝の持ち腐れやと思うんですよね。
前川:もったいないです。欲しいですよね、その腕。
それはね、これいっつも言うけどね、相手機械やったらそれでいいんですよね。
人間だから感情があるんですよ。
だからもっと言うとね、言葉なんですね。
言葉ですよ。言葉でこの価値を生み出して、言葉でこの価値を高めて、言葉でこの価値を伝えるんですよ。
手じゃないんですよ。言葉なんですね。
それがお金に変わるんですよ。だから言葉で飯を食うんですよ。
森田:なるほど。
前川:という部分を分かってないですね、みんな。
だから、この「繁盛治療院の特徴」というテーマであれば、これがおっきな違いですよと。
森田:ああ、っていうことですよね。
前川:はい。これをたたき込んでください。
森田:「治療がいらない」とかって言ってるわけじゃないですよね?
前川:わけじゃないです。
森田:絶対いりますもんね。
前川:そりゃいりますよ。
森田:あって当然ですよね。
前川:あって当然。あって当然だけど、分かんないのよね、違いが。
その違いをこれで伝えてあげるしかないわけじゃないですか。
だから、口がうまいやつが稼ぐっていうのは、あながちウソやないと思うんですよね。
それが嫌な方に捉えられてしまってる部分がすごくあると思うんですけども、残念ながら事実ですね。
今年もありましたね、格付け。GACKTさん、また全問正解したんですか?
森田:ああ、見てないです。ああ、いつもやってるやつ。
前川:そうです、そうです。
超一流芸能人、二流芸能人みたいなのあるじゃないですか。
誰が分かってます? あれ。
誰も分かってないでしょ、ってことは、だから分かってないんですよ、これ。
良い、悪いが。
もう証明されてるじゃないですか、いろんなところで。
何で治療技術だけでは分かってもらえると思ってるのかが分からないし、「そう考えるあなたの頭がおかしいよ」って僕は思いますね。
はい。そんな感じで今日は終わりましょうか。
森田:はい。今日、ちょっと危なくなってきたんで。
前川:そうですね。また悪口書かれそうなんで、この辺で終わっていきたいなというふうに思います。
森田:分かりました。
前川:はい、ではまた。さいなら。
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