森田:では、今回は「初回リピート」っていうことで。
僕はご飯食べ終わったんですけど、もう腹いっぱいで、腹いっぱいで。
前川:僕はまだ半分残ってるっす。やばいっす。
森田:ちゃんとためになる内容にしているので。
前川:はい。多分飲みながらが一番いい話出ますよ。
懇親会みたいな感じになるんで。
森田:確かに。
前川:絶対いいですよね、これ。
リピートはできて当然!
森田:はい。今回のお聞きしたいのは「初回リピート」。
だから「お客さんは結局、何を一番求めているから、われらはこうするべきだ」。
前川:オッケー。
森田:そういうテーマですね。
前川:オッケー。これめっちゃ簡単で。
森田:めっちゃ簡単なんですか?
前川:まず、ほとんどの人が、8割ぐらいの人は絶対に通う気で来てるんですよ。
1割~2割は暇つぶしとか、「安かったから」とか、「ちょっと行ってみようかな」みたいな感じが、それはもう絶対いると思うんですよ。
でも8割ぐらいは通う気で来てるんですよね。
だからリピートできて当然だと思うんですよ。
でも通わない人がいるわけじゃないですか。
じゃあ、何で通わないのかって考えたら、今日のこのテーマの答えって出ると思うんですね。
どう思います?
森田:どう思います……?
よく「トークスクリプト」とかっていうようなのがあって、あれって僕も最初そうでしたけど、何も考えずあの通りにしゃべってるだけなんで、「何をお客さん求めてんねんやろう?」とかって当時の自分に聞いたら、「え、そんなん知らんよ。トークスクリプトあんねんから、これ通りにしゃべったらええだけやん!!」って言うんですよ。
前川:なりますよね。
森田:何でと思います?
前川:何だと思います?
これ、まじで2回目リピート率が、正直7割以下の人はやばいと思います。
森田:そっか。だってあれですもんね。
良くするためには1回では良くならないって思ってるっていうのがちゃんとあるってことですよね。
前川:ある。
森田:だから通う前提ってことですよね。
前川:そう。だって病院行くとき、1回で治ると思って行きます?
森田:絶対ないです。
前川:ないでしょう? 歯医者さん1回で虫歯治ると思って行かないじゃないですか。
森田:はい。もう1回行かなって分かってますもんね。
前川:分かってますよね。整体院なんてなおさらですよ。
整骨院とかもね。でも2回目来ないってことは、何が問題なのかっていうと、治療ではないんですよ。
治療技術の問題なんかじゃないっすよ、1回目のは。
3回、4回で変化出なかったら治療技術の問題が問われますけども、初回は違って、初回は……、めっちゃバシッていいますよ。
あなたの人間性の問題です!
「この人だったら」になれているか
森田:これって別なのに置き換えたら分かりやすそうですよね。
例えば保険の営業マンが来た。まあ保険じゃなくてもいいんですけど。
前川:何でもいいですね。
森田:何か契約してしまったみたいなのってあると思うんですよね。
それって、「そういう人間性でしょ」っていうことですよね。
前川:そう。人間性の問題ですよ、まじで。
だから、もう人としてキモいんですよ。
森田:なるほど。何か買わな申し訳ないというか、何でしょう?
「そんなにアピールするんやったら、おまえからならだまされてもいい」みたいな。
前川:そう。だから、「あなたを喜ばせたい」と思わされる、思われる人になれるかどうかで。
結局ショップ店員とかもそうじゃないですか。
「この服お似合いですよ」とか、「こんなん入りましたよ」とか言って、「うっとうしい、こいつ」と思う人と、「自分のために言ってくれてるわ」って思う人と分かれるわけでしょう?
森田:別れますね。ちなみにどっちですか?
うっとうしいと思うかどうか。
前川:僕、服買いに行かないんで。
森田:(笑)。
前川:話、終わっちゃった(笑)。
森田:僕、服……(笑)。
前川:ZOZOTOWN。
森田:ZOZOTOWN、なるほど。
僕、服買いに行かない……、はい。
前川:人としてどうなのかっていうのがめちゃめちゃ重要で、このリピート率低い人って、リピートセミナーとか行っていろいろ学ぶと思うんですけど、「人としてどうなのかっていうのをまず考えてやらないと、結局小手先のやつやって上がったとしてもまた落ちますよ」みたいな話なんですよ、僕からしたら。
森田:確かに。自分に合う治療だっていうふうに見られてるわけじゃないってことですよね。
「この人だったら何とかなるんちゃうかな」って。
前川:そう、そこですよ。治療法じゃないんですよ。
「この人だったら」なんですよね。
その人になれてるかどうかがめっちゃ重要で、服の話に戻りますけど、服買わへんけど、こいつからは買いたくないけど、この人からは買いたい。
森田:ありますよね。
前川:だから「この服欲しい」って言って、お店行ってその人がいなかったら、買わなかったりするんですよ。
森田:なるほど、確かに。
前川:これがめっちゃポイントで、その商品はあるけど、こいつからは買いたくないんです。
「この人から買いたい」ってなるんですよ、人って。
森田:昔、携帯ショップでありました。
乗り換えする時に、「前買ったあの人おらんかな」って。
でもそれって、やっぱ1回目で猛烈に印象を植え付けられてる。
前川:そう。
森田:「あの人はめっちゃいい人やった」みたいな。
前川:それ。これ気付いたのが僕はあってね、僕、奥さんと結婚する時にハワイでやったんです。旅行も兼ねてやったんでいろんな所回ったんですけど、何個も回った中で1人だけめっちゃ親身に聞いてくれた人がいるんですよ。
だから僕、その人からしかもう旅行取らなくなったんですよ。
森田:旅行代理店の人がですか?
前川:そう。もう新婚旅行だけじゃなくてほかの旅行も全部その人。
もうその人いなかったら帰ろう、みたいな。
それを俺は経験した時に、「あ、リピートってこれや」と思って。
森田:そうですよね。だって仮にその旅行のその方から、「こういうプランありますよ」って言われたらそれ行くし。
前川:そう。
森田:「でもね、こっちの方がいいんですよ」ってなったらそれ行きますよね。
前川:そうそうそう。
森田:だから何でもいいというか。
前川:そう。もうその人だったら何でもいいってなるんですよ。
森田:ですよね。「こっちの治療がいいですよ」「あっちの治療がいいですよ」「え、それやったらこっちの方がいいわ」って思われてるんやったらダメってことですよね。
「え、あなたが言うんやったら」っていう、何だろうな、その人間性ですよね。
前川:そう。だから、そこがめっちゃ重要で、それを出せる、そう思われる自分になれてるかどうかがめっちゃ重要なんですよね。
森田:これめちゃくちゃ大事なこと言うてますよ。
前川:これほんまに超有料級だと思いますよ。
だから正直リピートセミナーとか行く必要は俺ないと思ってるんですよ。
テクニックとかじゃないから、ほんとに。
だって人と人だから、これ、いつも言うけど、人と人だからそこだと思うんですよね。
これが人と機械だったら、まあ機械がリピートすることないですけども、人と機械だったらもうテクニックですよ。
ネジ強く巻きすぎたらあかんとか、ちょっとゆるすぎたらあかんとかですけど、人と人なんで、そこじゃない部分がめちゃめちゃおっきいんで、要は感情じゃないですか。
森田:はい。「もう、えっか、この人やったら」って思わせれるかどうかは治療じゃないですもんね。
前川:そう。
森田:「治療がいらん」って言ってるわけじゃないっすもんね。
てか、あって当たり前というか。
前川:そう。あって当たり前。
森田:芸人面白くて当たり前。
前川:当たり前。ほんまに。
森田:治療家、治療できて当たり前っていう、そういうことですよね。
前川:当たり前。だから「治療技術ないんやったら開業するなよ」っていう話なんですね、ここ。
森田:確かに、確かに。そういうことですよね。
ただ治療技術をなくして、「無視して開業しろよ」って言ってるんじゃないですもんね。
前川:そう。ただ、もうみんなバカやねん、そんな。
「当たり前やんけ、そんなん」みたいなね。
森田:あれ、ほんまに。
前川:「おまえは技術バカに、無視してる」みたいな。
「いや、あって当たり前やろ」みたいな。
森田:あって当たり前ですね。
前川:行動するのはいいですけども、だからそこに俺、走りすぎるのって良くないと思ってて。
対人間やのに、それやったら人間力高めた方が絶対いいなと思いますもんね。
森田:そうですよね。
人と人の関わるビジネスは人間力があるかないか
前川:だから、僕の多分チャンネルって30後半~40とかの人が多いと思うんですけど、僕、今、説明会もしてますけど、やっぱり20代~30代前半の人の方が申し込み率高いんですよね。
それ以降の人って申し込み率低いし、決断力ないし、スピード遅いし、めっちゃ悪口言ってますけど、これってもう人の魅力だと思うんですよね、僕。
だから何で、この今の世の中、この治療業界、何で若い人が売上バンバン上げていくかっていったら、僕そこだと思うんですよ。
「技術に走ってるんじゃなくてマーケティングに走ってる。マーケティングを追求していったら結局人のこと分からないといけない。人の感情を考える人間力身に付く」だと思ってるんですよね。
森田:確かに。
前川:そう。だから、これはもう僕、証明していると思うんですよ。
だから、人間力あるかないかなんですよ、人と人の関わるビジネスって。
森田:そうですよね。一番僕、食いっぱぐれないジャンルやと思ってて。
人間力とか、人の心を知るとかって。
別に商材が変わっても対応できるっていうか。
前川:そうです。関係ないんですよ。
だからさっき、名前……かんちゃんの話でね、かんちゃんって分からへんくてもいいけど、治療院で爆発的に成功して、写真家となって爆発的に成功してて、何でうまくいくねんいうたら、理由そこだと思うんですよ、僕は。
森田:あいつは人が好きすぎるんですよ。
前川:憎めないっすもんね。
森田:はい。あいつから「3万です」って言われたら、「そうなん」ってなるし、「5万」って言われたら、「ああ、全然」ってなる人間力が。
前川:ですね。かんちゃんにここ、ハイボールこぼされても何か許してしまいますもんね。
森田:全然。「次、何買ったらいいですか?」ってなる。
Apple信者やから。
前川:めっちゃそれが重要だと思うんですよね、ほんとに。
森田:そうなんですよ。余談ですけどね、あいつAppleほんま好きすぎて、MacBook買ったら、写真送ったら、「本当にこの度はありがとうございます」ってLINE返ってきます。
前川:それ、Appleで働いてるんじゃないですか?
森田:Appleアフィリエイター。
前川:ただ、ちょっとみんなが思ってる「初回リピート」の話じゃなかったと思うんだけども、正直これが僕はもう本質、筋だと思うんで。
森田:これむちゃくちゃ大事よね。
これ、結構お酒シリーズはガチもんが多いと思います。
前川:そう。お酒ガチもんが多いから絶対受けないっす。
森田:はい。
前川:そう。ノウハウ系が受けるんで。
だから何も情報知らない人は僕の過去動画でノウハウ系を見てもらったらいいと思うし、ノウハウ系を見てて詰まってるんだったら飲み系見てもらったら。
森田:いいですよね。
前川:はい。いいと思いますね。
森田:分かりました。「初回リピート」、何を一番求められているか。
前川:もう10分ぐらいしゃべった?
森田:しゃべってますよ。
前川:オッケー。じゃあ終わろ。
森田:はい。じゃあ終わろ……、はい。
何を一番求めてるかっていうところですね。
前川:うん、そうですね。
森田:人間性、「もうこの人やったらええわ!」っていうふうに思われるかどうかの行動をしてるかと。
前川:「それはどうしたらいいんだ」っていうのは、それは皆さんがいろんな経験をして、「こういった人になりたいな」とか、「こういった人は尊敬できるな」っていう人を見つけてそうなっていったらいいと思うんで。
森田:そうですよね。単純に過去の自分の経験でいけますもんね。
前川:そう。こんな感じですね。
森田:ぜひ実践してみてください。
前川:お願いします。
森田:ありがとうございました。
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