森田:はい、ということで、前川先生。
今回はですね、チラシ集客ですね。
「反応率を上げる2つのお薦めテクニック」は何でしょうか?
前川:2つ、はい。
森田:これは何なのかって、ちょっともう今ね、お腹いっぱいで……。
前川:お腹いっぱいで、やばいです。
ユッケ丼が半端ない量で、残してしまいましたけども……。
森田:では、この2つっていうのは何なのかっていうところで、要は「外せませんよ」ってね。
適当に作ってる部分もいると思うんですけれど、そうじゃなくて、まずこの2つは守らないといけない。
前川:「押さえておけ!」ってことですね、オッケー。
森田:そこについて、伺っていきたいと思います。
1つ目は『マジンガーZ』
前川:まず、この2つをお話しする前に、分かっていてほしいことなんですけれども、読み手側がどう感じるのかっていうのを、常に考えながら作ってほしいんですよね。
チラシに限らずですけども、うまく集客できない広告を出している人っていうのは、「自分がこう言いたい」とか「自分がこう見せたい」みたいな、「自分が、自分が、自分が病」になってる人がすごく多くて、読み手側がどう感じるのかとか、一切考えていないですよね。
森田:なるほど。
前川:まず、広告の大前提として、「見ている側が、どう思うのか」「見ている側が、どう感じるのか」っていうのをしっかりと、考えながら作るっていうのを考えてほしいんですよ。
その上で、今日は2つのテクニックをお伝えしたいなと思うんですけども。
1つは、『マジンガーZ』。
森田:『マジンガーZ』(笑)。
前川:ここに、パーって出てきていると思います。
出てきてない?
森田:仕事、増やしてますね(笑)。
編集者さんの仕事を増やしにいって……。
前川:Zの法則っていうのがあるんですけども、見ている人ってどういう目線で、広告媒体を見ていくのかってのがあるんですよね。
いろいろあるんだけども、やっぱりZは一番やりやすい。
どういうことかと、左上から右にいって、左下いって右いくみたいなね。
森田:なるほど。こういう順番で、見ちゃうってことですね。
前川:そうそう。
見ていくんで、なので、そこの部分に目の止まる部分に、大事なことを載っけていくっていうのが、すごい重要になってくるんですよ。
といったら一番最初に入ってくるのって、すごい印象づけるじゃないですか。
でも、ここにしょうもない情報を書いてたりとかするんですよね。
森田:なるほど。左上から見るってことですよね。
前川:そうそう。
森田:で、こうなるから……。
前川:だから、だいたい見出しとかって、ここ(左上)にバーンってでっかく書くじゃないですか。
あれってこうなるからなんですよね。
森田:じゃ、地図とかが右下にあるのは、そんな重要情報でもないからみたいなことですか?
前川:そうです。最後じゃないですか。
「ここ行きたいな、どこだろう?」なので「ここ行きたいわ!」ではないじゃないですか。
だから、やっぱりそういった部分をまずちゃんと考えていくっていう。
これもめちゃくちゃ基本的なことだけども、これ意識するだけで、全然反応も変わってくるんで「今、このチラシ反応ないねんな」っていうチラシを持っている人でも、その配置を変えるだけで、反応が戻ってくるっていうのがあるので、まずその流れをちょっと見てほしいなっていうのが一点。
森田:じゃ、いったらあれですもんね。
自分の家に入っているチラシが、そういうふうに絶対無意識的に人間は見てしまうから、そういうふうに見たときに「この配置、順序いいな」とかっていうのを真似できますもんね。
前川:そうです。
パッと見て、右下から見るのはいないから。
森田:確かに、勝手に左上、見ますもんね。
前川:そう。勝手に目がいくんで、そういった人の心理っていうのも、行動心理学っていうのも学ぶのが、すごい重要かなと思うので、まずZ、これ1個目。
2つ目は『文字を際立たせる』
前川:で、2つ目。
森田:2つ目。
前川:これ、めちゃめちゃ細かいんですけど、めちゃめちゃ効果的なんですよね。
皆さん、見てほしいと思うんですけども、チラシもそうですし、ホームページもそうなんだけども……大体……。
森田:お腹いっぱいで、潰れかかってますやん(笑)。
前川:大体反応が取れてるページは、この辺、めっちゃ細かくやってます。
何だと思います?
森田:え?
前川:さっき、話してたからあれですけど。
みんなね、例えば、ヘッドラインとか赤色で書いたりすると思うんですけども、赤色で終わってるんですよ。
じゃなくて、その赤色の文字をより際立てて、より印象づけるために、どうしたらいいのかを考えないといけないんですよね。
その方法をお伝えしたいなと思うんですけども。
画面、映るんかな?
森田:画面、映ります。
雄大さん、ちょっと今から画面、お願いします。
前川:はい、ちょっとアップにグーッて、寄ってもらってですね。
森田:はい、ちょっとアップしますよ。
前川:おー! すごい。
森田:はい、やってみましょう。
前川:この辺とか、分かりやすいかな。
森田:これですね。
前川:これね、白文字でリピートって書いてるんですけど、ちょっとすごいにぎやかですけどね。
白文字にリピートって書いてるんですけど、この白文字の周りに、黒で色を塗ってるんですよね。
黒枠、枠色を黒にしてるんですけど、こうすることでこの文字が際立つんですよね。
森田:くっきりしますもんね。
前川:そう、くっきりするんですよ。
森田:多分、これとかも、そうですよね。
前川:そうそう。
森田:これ。
前川:これは、ちょっと下手くそなんですよ。
森田:確かに。
前川:これ、めっちゃ多い。
俺のやってくれてる人に、文句言うみたいやけど(笑)。
僕、あんまり口出ししてないんですよ、基本的に。
これっていい色ですね、いいバランス。
これ、分かります?
グレーで囲っているんですよ、赤の周りをグレーで。
「何でグレーやねん!」みたいな。
「この色の組み合わせ、どういうセンスやねん!」みたいな話なんですよね。
これ、めちゃめちゃもったいないです。
浮き出ないじゃないですか。
「お化け屋敷か!」みたいな色使いやしこれ……作った人、ごめんなさいね。
これ、雄大さんやったらおもろいねん。
森田:これ、雄大さんでしょ?
前川:ごめんなさい、雄大さん(笑)。
編集者のセンスを、ボロクソ言ってますけども。
こういうのも、めっちゃ大事。
森田:あとは、どうだろう……。
前川:あとは、そうですね。
こういうのを入れてくれているので、そこはすごい重要なんですよね。
森田:多分、写真自体もそうなんですよね。
例えば、そのお客さんの写真とか載せてたら、お客さんの写真も軽く縁取るだけで、何かくっきり見えるっていうのがあって……。
前川:そう。何かくっきり。
これってめっちゃ大事で、女性見てくださいよ、女性。
女性、ちょっと目に黒いラインを引くだけで、めっちゃ目がくっきりして、きれいになるわけですよ。
このちょっとの差で、印象、めっちゃ変わるんですよね。
皆さん、経験しているでしょう?
女性を見たときに、「うわ! この人、めっちゃきれいやな」取った瞬間「あれ? 普通やな」みたいなのあるじゃないですか。
全く、一緒なんですよ。
森田:そうですね。何か元気なさそうに見えるっていうか……。
前川:そうそう。メリハリがないような感じですよね。
森田:多分、これとかタグの探し方とか、これとか黒縁とかなかったら、多分、字が死んでると思うんですよね。
前川:そうそう。頼りなく見えたりとかするんですね。
だから、ほんまにちょっと、何ミリかの黒線が入っているだけで、全然、インパクトが変わるんですよね。
森田:ちょっと、昔のやつとか見てみますか。
前川:昔の見ていきましょうか。
この辺とかは……これもそうですね。
これ、普通に黒色やってるだけじゃないですか。
森田:これも元気なさそうに、見えますよね。
白地やからみたいな……この青いところに、もう1個白縁が入ると、また多分くっきりとかってすると思うんですよね。
多分、そのぐらいの違いなんでしょうけど……。
前川:ほんと、ちょっとした手間なんだけども、これでめっちゃ印象変わるんですよ。
なので、業者さんとかにホームページ任せる人とかも、口出しした方がいいですよ。
ここの文字、こうしてみたいな。
あと、色のセンスね。色のセンス悪い人、めっちゃ多いから。
森田:これはどうですか?色のセンス。
前川:これ、俺が作ったからいいと思う。
森田:悪いでしょう(笑)。
前川:いいやん、これ!
森田:悪いでしょう(笑)。
前川:何で、どこがあかん?
森田:単色すぎて、何かおしゃれじゃないみたいなね。
前川:なるほどね……だって。
森田:俺が作ったからいいやつみたいな……なるほど。
そういうところですね。
見せ方を理解する
前川:だからZと、あと、文字を際立たせる、これを意識するだけで広告の反応ってめちゃめちゃ上がるんで。
だから、「どいうったことを言おうかな」とか、「どういったフレーズを使えば、反応が取れるんですか」とか、めっちゃ多いんだけれども、実際そこを修正しても、結果出ない人が多くて。
それが何でかっていうと、こういう見せ方が分かってないからなんですよ。
なので、ほんとに……頑張ろう。
森田:やけくそだ、頑張ろうって(笑)。
なるほど、分かりました。
ということで、このZですよね。
つい、左上から見ちゃうんだよっていうふうなところと、文字って同じことを書いててもそれを縁取ったりとかするだけで、くっきり感が違うから……。
前川:そう。くっきり。
森田:ざっくりですけど、いいように見えますもんね。
前川:そうです。
ほんとに、だから女性のメイクを研究するって、めっちゃ大事ですよ。
森田:うんうん、そっか。
前川:そんな感じで。
森田:分かりました。
言い残したことはないですか?
前川:ないです。
森田:ないですか。もうないです?
前川:今、何分ぐらいですか?
森田:これ、何分ですか……いい感じです。
8分ぐらいです。
前川:ちょうどいいぐらいですね。
森田:もうないですね。
前川:もうないです。
森田:分かりました。
ということで、今回はこの動画になりました。
反応率を上げるために、2つ何が必要かっていうことですね。
ぜひ、そのまま今持ってるチラシ、そのまま書き換えたらよろしいんですよね。
前川:ちょっとやってみてください。
森田:配置を変えて……。
前川:サインペンとかで、周りを黒くなぞってみて。
もう、全然見え方変わるから、ぜひぜひ、それで「あ!前川が言ってることって、こういうことなんだ」っていうのを、ぜひ感じてもらえたらなと思います。
森田:はい、ということで、今回はこれで以上になります。
ありがとうございました。
前川:ありがとうございました。
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