自分の治療院のファンを意識して作る方法【治療院 整骨院 経営】

マインドセット

前川:はい。じゃあ今日はですね、「自分の治療院のファンを意識してつくることはできるのか?」っていうのをね、先生にお伝えしていきたいなと思います。

何でこの話をしていくのかというと、やっぱりこれからの時代、集客、集客、集客だけでは、すごーく厳しい時代に突入していってるんですね。

それはなぜかっていうと、SNSの登場ですよSNSの登場。

SNSって、集客ツールとしてすごいイメージされてるのかなと思うんですけど、もちろんそれもそうなんですけども、実際のところ、ファン化していくツールとしてむちゃくちゃ強力なんですね。

 

じゃあ、ファン化していくことによって、どんなメリットがあるのかっていうのを、先生、一度考えていただきたいんですね。

ファン化することによって、ずっと通い続けてくれるだったりとか、知り合いを紹介してくれるだとか、本当にいろんな予期せぬメリットっていうのがあるので、このファン化、ファンをつくっていくっていう部分に、いち早く着目していくことによって、周りとは違った経営をしていけますし、経営を安定させていくことができるっていう状況に入っていくので、ぜひこの必要性に気付いてる先生はですね、最後までしっかりと見ていただきたいなと思います。

どうすればファン化していくのかっていうのをお話ししていきたいと思います。

 

でですね、テーマにあるように、「自分の治療院のファンを意識してつくることはできるのか?」という、まず結論から話していきたいなと思います。

じゃじゃん。結論、「意識するからできます」ここなんですよ。
意識していなかったら、ファンなんてつくれないですよ。つくれない。

もちろんね、適当にしてても、一定数はファン化していってくれると思いますよ。
でもね、そんなんでね、経営が安定したりであるとか、周りの治療院さんよりも抜け出した結果を出すなんてこと、不可能です。不可能なんですね。

意識しているからこそ、周りとは違った結果というのを出すことができるんですね。

なので、先生はですね、「ああ。ふーん」みたいな感じではなくてですね、「あっそうなんだ。意識しないといけないんだ」っていうのを、この動画を今から見ていくにあたって、しいかり知っといてほしいなと思います。

 

 

ファンの定義

では、いきますよ。じゃじゃん。

まず、ファン化していくうえで決めていかないといけないことがあるんですけども、ファンの定義なんですね。ファンの定義。

これもう今では見れなくなりました。阪神甲子園球場の7回ですか?
7回の時に阪神が攻撃するのにビューって風船が出るわけじゃないですか。
もう唾飛び交うわけですよ。
今だったらね、もうすごい問題になるわけですけども、当時はそんなのなかったわけですよ。
ものすごいファンですよね。超超超熱狂的ファンなわけですよ。

先生、想像してくださいね。先生の治療院に、こういう熱狂的とはまた別としてね、「先生すごい応援してるわ」「いや、もう先生とこ来たら人生変わったわ。人生変わったから、たくさんの人紹介するわ」とかね、そうやって思われていたりであるとか、そういったことを言ってくださる患者さんが、10人いたらどうですか?

10人そんな人がおったら、めちゃくちゃうれしくないですか?

うれしいですよね? そう、うれしいと思うんですよ。

 

でも、それをつくっていくうえでむちゃくちゃ大事なのは、ファンの定義なんですね。

先生、どうですか? ファンって何ですか? あります? 決めてます?
ファンの条件って決めてますか?

おそらくですね、この動画を見ている人の8割はね、決めてないと思う。
もっと言うと9割かな。9割は決めてないと思うんですね。

「ファンって何なのか?」ですよ。
今ね、「ファンって何なんやろ?」ってネットで調べてる人もいるかもしんないけども、違いますよ。
先生の中で、ファンは何なのか、ファンの定義を決めていかないといけないんですね。

じゃあ、ファンの定義、例えばですけども、ちょっと例をね、挙げていってみます。

まず最初、「20回以上来院してくれている人をファンとみなす」だったりとか、「紹介を5人以上してくれている」、これをファンの定義とするだったりとか、あとは「患者さんの声、体験談をしっかり書いてくれている」とか、「年間に30万円以上使ってくれている」、これらの条件を満たしているとファンとします、だったりとかね。

いろんな条件を設けられたらいいと思うんですけども、まず自分自身が「ファンってこうなんだ。自分の思うファンはこういうことだよ」っていうのを、しっかりと定義付けしないといけないんですよ。じゃないと選べないから。

そこがちゃんと決まってないと、そこに向けてどうやって仕掛けていくのかっていうのも決まってこないですよね。

例えば、「言葉遣いが丁寧な人」とかも1つですし、「絶対女性しかファンにさせない。ファンの定義として認めない」だったりとかね、いろいろあると思うんですよ。
これをまずは先生がしっかりと、バッチリと、明確に、明確に決めておくことがすごい必要です。すごい必要。

 

僕のファンの定義と、先生のファンの定義は絶対違うはずですし、先生と、先生のまた知り合いの先生とも違うわけなんですね。
なので、自分の城、治療院っていうのは自分の城なので、自分のちゃんとしたルール、明確にしておく必要があります。はい。

でもこれを言うと、治療院さんってこう、心優しい人が多いので、「真面目に通ってくれる」とか「遅刻しない人」とか、そういった基準を設けていく人が多いかなと思うんですけども、僕たちは治療院「経営」をしているので、やっぱり経営は何で見るのかっていうと数字で見るんですよね。

数字で見るので、必ず来院回数だったり、売上だったり、しっかりとお金を落としてくれている、お金をしっかり払ってくれているんだっていうのは、条件に組み入れることをお勧めします。

それがいくらなのかは、先生が設定されたらいいですけども、必ず売上っていうのは条件として設けるようにしていただけたらと思います。
でないと、必ず後悔します。後悔します。はい。

 

 

ゴールから逆算していく

では、ファンですね。ちょっとどういうステップでやっていくのかっていうのをイメージしてもらうために、ちょっと図を使って紹介していきたいなと思うんですけども。

まず初回来ていただいた方、この人たちを、次3回目、「3回目来さすためにどうにかしていこう」っていうことを考えないといけないわけですね。
で、3回来た人を、「次6回来させるためにはどうしたらいいのか」っていうのを考えてやっていきますと。
そこから10回来院、そしてファン化していくというわけですね。

まあ、まだ来てないわけですよ。見込み客から新規集客をして、しっかりリピートしてもらって、しっかり継続してもらって、そして気に入っていただいて、最終ファンになってっていう、こういった階段を上らせていかないといけないんですね。

なので、まずここはどういう状況の人がファンになるのかっていう、ゴール設定をしっかりしないといけないんです。

これがさっき言ったやつですね。
「ファンの定義は何ですか?」って、条件何なのか、「20回来院なんですか?売上30万なんですか?」とかね、そこをちゃんとしましょうよと。

 

で、もう1個考えないといけないこと。
その条件になる人っていうのは、「一体どういった気持ちになってる人がそこに上ってくるのか」です。

人は感情で動くので、どういった感情の人がここになろうとするのか、ここになっていってくれるのかっていうのを、ちゃんと考えておかないいけないんです。

これ、当たりをつけるんですね。

じゃあ、こういう感情になった人は、そういった状況を満たしてくるという仮説を立ててくるわけじゃないですか。
じゃあそれがゴールですよ。

じゃあ、そういうふうにするために何をしていくのかって考えるんだけども、まず初回来た人は、「次どんな気持ちなんだろう。どんな気持ちでうちに来ているんだろう」っていうのを考えていくんですね。

であれば、ゴールここ、スタートここ。ギャップが生まれますよね。
ここからここまでギャップが生まれるんですね。こんなギャップ、なかなか人は乗り越えてこない。

だから適当にやってる人っていうのは、このギャップを勝手に患者さんが乗り越えてきてくれてるだけなんですよ。自分でコントロールできていないんですね。

これをコントロールしていくことによって、ファンの数っていうのを増やしていくわけですよ。確率を上げていくわけですね。

 

じゃあ、ここで先生が設定した感情になるのであれば、その前段階、この前段階ではどんな感情にしていかないといけないのかっていうのを、当たりつけないといけないです。

その前段階、「ここではこういった感情にしておかないといけないな。ここではこんな感情にしていかないといけないな。初回ではこういった感情にしておかないといけないな」っていうふうに当たりを付けていくんですね。

イメージできますか?

ゴールから逆算していきます。

なので、ここが決まっていないと何もできないんですね。
なのでですよ、治る治らないって関係あるっちゃあるけど、ないっちゃないんですよね。

だって、治ってもここ来ない人いるでしょう?
治っても来ない人いるんですよ。
治ってなくてもここまで上り詰めてくる人がいるんですよね。

だから大事なことは、感情がどうなるのかです。

もちろん、良くなっていく方が感情が高ぶりやすいっていう傾向はあるんだけども、治る治らないだけで物事を考えない方がいいです。
治療家さんは、それだけですべて見ていくので、うまくいかないんですね。

 

じゃあ、初回から3回目来てもらうために、どういった施策をしていけばいいのか、どういった施策をしていけば、この3回目来るっていう気持ちになるのかですね。
次、3から6、ここまでにどういった施策をしていくのか。
それをすることによって、感情がしっかり上がっていくのかどうか、これを全部の場所でやっていきます。全部の場所でやっていくんですね。
そして、これをもう決めてしまったら、それをひたすらやるんですよ。

ひたすらやっていって、何人中何名の方がファン化していくのかっていうデータを取っていきます。
それをやり続けるだけです。

そうすることによって、ファンの数が増えていきます。
ファンの数が増えるとどうなるかっていうと、経営が安定します。

売上が安定する、で、利益が高くなります。利益率が高くなるんですね。
新規集客にお金をかけなくていいので。
なので、これは絶対的に必要なんですね。

 

 

ファン化へのステップ構築は早めに作りましょう

じゃあ、一体何をどうしていけばいいのかっていうのを、これを先生、考えていく必要があります。
なので、今言ったことというのは、ファン化へのステップを構築していくってことですね。
このファン化へのステップを構築している治療院としていない治療院っていうのはですね、大きく大きく差が開いていきます。

今までは、集客能力の差だけで差を開けることができたんですけども、これからは違います。
これからは、集客能力の差、それとともに、ファン化へのステップ構築の差、これで差が出てきます。
なので、大きな差ができます。これからますます経営状況の差っていうのは生まれてくるんですね。

なので、まだ先生がこれを手にしていないのであれば、早急につくるようにしてください。早急に。
間に合わなくなるよ、ほんとに。

 

なぜそんなことが起こるのかっていうと、SNSがあるからですよ。
SNSで、一気にファン化へのステップを構築して進められたら、もう勝てないです。
1回つくられたら、ちょっとやそっとじゃ追い抜くことが難しいんですね。
だから、早めにつくっていきます。早めにつくりましょう。

 

何度も言います。ステップ1、初回から3回目、一体どういったことしていけば、自分の当たりを付けた感情に変わっていくのか。
せめて、施策を何か10個、ここの段階で10個しっかり考えてください。
で、次、3から6回目で、どういった感情の人が、どういった感情にしてけばいいのか。
これも10個。これも10個。これも10個です。

なので、40個の施策を考えるってことですね。
この40個の施策をしっかりと実践していくことによって、ファン化の確率、ファン化への道のり、ここの率を上げていくっていうことをしっかりと意識してやっていただきたいなと思います。

 

なので、結論なんですね。「意識するからできる」んですよ。

今、僕がお伝えしたことっていうのは、意識しないとできないんですね。
なので、意識してください。意識してやることで、必ずこれは近づいてきます。

これを、今すぐに始めるのか、それとも「ふーん。そうなんだ。面白いね」で終わらせるのか、それはもうあなた次第、先生次第ですね。

僕だったり僕の塾生っていうのは、こういったことを日々意識してやっていきます。
だから経営が安定していきます。
こういったことをしない限り、経営は安定していかないです。

どれだけ先生が、YouTubeとか何か情報教材とか、情報取って学んだとしてもですね、こういったことをやっていなければ何も変わらないんですね。

ぜひですね、この瞬間からやっていただきたいなというふうに思います。

 

そんな感じでですね、今回の動画は終わりにしていきたいなと思います。

ちょっとなかなかね、難しい話、ややこしい話だったと思いますので、また何かありましたら、コメント欄の方に質問だったり感想をいただけたらうれしいなと思います。

では、これで終わっていきます。さよなら。

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