前川:では、今日は奈良先生と対談を送っていきたいなと思うんですけども。
まず、自己紹介お願いします。
奈良:はい。東京の渋谷区で鍼灸(しんきゅう)治療院をやっております、奈良です。
よろしくお願いします。
前川:お願いします。
鍼灸(しんきゅう)治療ってことですけど、主にどういった症状の人を対象にしてるとかってあるんですか?
奈良:僕は「治療院」っていう名前なんですけど、美容鍼灸(しんきゅう)を中心に、美容系の人がいっぱい来ますね。
前川:そうしたら、何か「お肌のたるみ」とか、そういう感じですか?
奈良:はい、そんな感じです。
入塾してからの変化
前川:なるほどっすね。オッケーです。
実際、入塾していただいて半年ぐらいが経つのかなと思うんですけども。
奈良:はい。
前川:この間の変化をお話聞いていきたいなと思うんですけど、まず実績について。
どういった実績が出ました?
奈良:最新で2月なんですけども、201万までいきました。
前川:201万。
奈良:はい。
前川:何か微妙な感じですけども。
奈良:はい(笑)。
前川:単価とかって、どれぐらいの構成ラインアップがあるんですか?
奈良:一応、美容鍼灸(しんきゅう)としては、1万1,000円で1回の施術をしています。
大体50分ぐらいなんですけども。
前川:でも、それだけじゃなくて、パッケージというか大型商品もあるんですよね?
奈良:そうですね。高額のものとしては髪の毛。
育毛の方を今やっていまして、そちらは半年とか4ヶ月とか、そういった長期にわたっての治療になるので、ある程度の高額な商品になってきますね。
前川:大体どれぐらいなんですか? 高額ってなると。
奈良:大体40万とか、60万とか。
前川:ほう、なかなかいい値段しますね。
奈良:なかなかだと思います。
入塾前の事
前川:そうやって売上200万上げられて、そういった高額も扱いながら経営をされてるってことなんですけども、入塾前ってどんな状況だったんですか?
入塾って、いつだったか覚えてますか?
奈良:入塾は去年の7月。
前川:そうですか。
奈良:2021年の7月ですね。
前川:入塾するってなった時って、どんな状況で悩まれてて入塾されたんですか?
奈良:コロナ前に100万超えた時もあって、その時ってブライダルとかの方向けにやってたので、結構コースが売れてたんですけど、コロナに入って一気にそういうのがなくなってしまって、100万から50万ぐらいまで落ちちゃったんですよ。
前川:半分。
奈良:そう、そうなんですよ。半分以下ですよね。
もう本当「やばいな」と思って、「シフトチェンジしなきゃ」と思ってやってたんですけど、なかなか成果出ず。
入塾前は多分60万とかだったと思います。
くらいで、「ちょっとこれは変えなきゃ」と思って、参加させていいただくことにしました。
前川:なるほどですね。
でも1回、そうやって100万とかを知ってる先生であれば、「自力で何とかしよう」っていう選択肢もあるのかなと思うんですけど、なぜ入塾をしようと思われたんですか?
奈良:何かもう打開策が自分の中でなかなか思い付かないというか、やっても単発で終わってしまって、っていうところで。
YouTubeとかメルマガとかでもう前川先生のことを知っていたので、これはもう助けを求めようと思って、入りました。
前川:そうなんですね。
奈良:はい。
前川:でも、実際、この業界にもたくさんの売上上げるコンサルタントって言われる人がたくさんいると思うんですけど、その中で何で僕の情報取ってくれて、また「僕のとこに行こう」って決めてくださったんですか?
奈良:やっぱ、対談動画がいっぱいあって、100万超えてる先生はもう当たり前なんですけど、200万、300万とかいってる、それ以上の先生がいっぱいいて、自分も100万超えたことがあったので、「200万、300万いけるのかな?」と思って。
その次のステージというか、そこを見せていただいてたので、「ああ、これは」っていうのはありました。
あと、先生の言ってる言葉が僕のことを言ってるような感じがして、刺さりまくってたんですよ。
そうなんですよ。「何でこの人、僕のこと知ってんの?」みたいな。
前川:面白い。
奈良:っていう感じだったので、本当に。これはお願いしようと思いました。
具体的に何をして成果が出たのか?
前川:そういう経緯があって、昨年の7月かな、入塾していただいたと思うんですけど。
具体的に何をして成果が出たのか、きっと今この動画見てくださってる方も、50まで落ちた人が200いくって、しかも半年で。「うそつけ」って思ってると思うんですよね。
「どういった施策をしていって、そうなっていったのか?」っていうの、言える範囲でいいので教えてもらいたいなと思うんですけども。
奈良:はい。最終的には高額商品をちゃんと提供できるようになった。カウンセリングでクロージングできるようになったっていうのはあるんです。
そこを集客するっていうところで、まずは速効型の、いわゆるポスティングだったりとか、折り込みだったりとかっていうのを、やっぱ継続して、半年間やって、ただ半年の間ってそんなに結果が出なかったんですよね。
去年の年末ぐらいから新聞折り込みを入れるようになって、それも比較的お金かかるんですけど、やり続けました、お金きつかったんですけど。
続けたら、やっぱり集客できるようになって、プラス、カウンセリングで高額をちゃんと売れるようになったって感じです。
前川:なるほどっすね。
そうしたら、美容を対象にしてても、やっぱりチラシとかっていうのは効果的ってことですか?
奈良:あります。
前川:何か先生のとこってまた、ちょっと高級住宅地なんでしょう?
奈良:エリアとしてはそれなりの所得ある人いるんですけど、さらにお金持ちエリアがやっぱりあるんで、そこを攻めたりはしました。
前川:そういう人がチラシで来るんですね。
奈良:見たりとか、やっぱり新聞に入ってるとちょっと信用度があるのかもしれないです。
前川:なるほどっすね。
そうしたら、ほかにもホームページとかSNSとかもされてると思うんですけど、この動画ではチラシについて聞いていきたいなと思うんですけど、どういったことを意識してチラシ作ってるんですか?
「大体、何枚まいたら何件ぐらい今来てて、そのチラシはどういった考え方で作られたのか?」って、教えてもらってもいいですか?
奈良:チラシはメソッドの中のも参考にしつつ、やっぱ美容系なので、女性が見ても嫌味がないような感じにしました。
色味とか考えたりとか、字体とか。
ただ、やっぱり見出しのところ、例えば「たるみ」とか、「ほうれい線」っていうのはドンと目に入るようにしてます。
前川:じゃあ、何かもう「ああだ、こうだ」言うのではなく、もう「たるみ!」みたいな感じですか?
奈良:そうです。あと、年齢とかも入れてみたりとか。
前川:例えば、年齢ってどういう形で入れるんですか?
奈良:例えば、「たるみ、ほうれい線、気になる40代のあなた」みたいな。
そうすると、今来てる方とかも、「ああ、私のことだ」って言って、いらっしゃったりとかする感じなので、やっぱりすごい響くみたいで。
で、今、数字としては、当たる時は自分で500枚とかポスティングすると1件問い合わせがあったりとか。
前川:めっちゃいいじゃないですか、それ。
奈良:はい。トータルで1,000枚配って1人とかってなってくるので、まだ当たるような感じはするので、まき続けようかなと思ってます。
前川:すごいですね。まさに、あれですね。
奈良さんが、この僕の塾に入った時に思ったことを今してるわけですね。
奈良:そうですね。
前川:「自分のことだ」みたいな(笑)。
奈良:そうです。そうですね。
だから、なるべく問い掛けるような感じでやってますね。
3人中3人が高額成約!その秘訣は?
前川:なるほど。でも、その次に高額とかも、今、結構3人中3人とかの成約率で頑張って決められてると思うんですけど。
奈良:そうです。
前川:その部分は、どういった意識でそうやってできるようになったんですか?
当初はマインドブロック的なものがあったのかなと思うんですけど。
奈良:おっしゃる通りで、2月に3件の成約、3件中3件取れたんですけど、その前っていうのも、ちゃんと予約があってカウンセリングはしてたんですけど、全部ダメだったんですよ。
それ何かっていうと、マインドとしては何だろうな。
前川先生が言ってた、「患者さんは、もうここに通いたがってる」と。
それ結構、僕響いて、「そうか。この人たちはここに来て、続けたがってる」と。
じゃあ、僕がその方が通いやすいようなものを提供してあげれば、ちゃんと通ってくれるのかなっていうところ。
金額的なところはあるとは思うんですけど、そもそもうちの地域はそこまで、それなりの富裕層なので、お金払えないわけじゃないと。
「もし成約できなかったら、完全に僕が悪いんだ」と思って。
だから、そこはちゃんと気を使ったり、その方の本当の悩みを深掘りして聞いて、僕がそこに穴埋めしてあげるような感じ。
かゆいところをちゃんとかいてあげるみたいな感じにしたら、意外と「じゃあ、やります」みたいな。
むしろ、「ぜひ!」みたいな。
前川:それって、よくリピートセミナーとか問診セミナーとかってあるじゃないですか。
奈良:はい。
前川:「困ってる方はどういったことを言ったらいいのか」とか、「何を言えば決まるのか」っていうのをみんな思ってると思うんですけど、奈良さん的にはどうですか?
やっぱりキラーフレーズっていうのがあるのか、それとも、そうじゃなくて、「相手のこういったことを考えながらやった方が決まるんだよ」とかって、何かありますか? コツ。
奈良:キラーワードはそんなないかなと。
むしろその方によって刺さるところって違う気がして、それを見つけてあげること。
「この人はどうなりたいか」っていうのと、あと金額的に困ってたら、少し安めの設定のものを提案してあげるとか。
「まず、これからやってみませんか?」とか、逆に成果を重視してる方はちょっとアップセルみたいな高いものでもいいのかなとか。
この方は、「いつまでに成果を出したいな」とかだったら、「じゃあ、ここまでにやるために、こういうことをやっていくといいですよ」みたいな。
それぞれ目的が多分違う。悩みの度合いも違うと思うので、そこをちゃんとケアしてあげるっていう。
前川:なるほどっすね。相手に合わせた提案っていうことですね。
奈良:そうですね。
今の状況はイメージできていた?
前川:そうしたら、次の質問なんですけど、「今の結果が出せるとイメージできたのか?」っていう部分と、「この半年で200いけるって思ってスタート切ってたのか?」っていう部分、聞かせてもらってもいいですか?
奈良:もう全然ですね。
前川:全然なん(笑)。
奈良:200万とかって出してる先生がいっぱいいたので、いつかいきたいなとは思ってました。
「1年後にいければいいな」と思ってたんですけど、実は自分は信じれてなかった気がするんですよね、本当にいけるかっていうのは。
もしかしたら100万はいけても、200万を1年後に、「いきたい」とは思っても、本当にイメージができてたかっていうと、そうじゃなかった気がします。だから、半年間もんもんとしてたんだと思います。
前川:なるほどっすね。
この半年の間でいけた一番の、奈良さんの中での要因とか、また、きっかけっていうの、何かあったりしますか?
奈良:きっかけは、メソッド入って、もう1つ上のレベルのものに、僕決断して入ったんですけど、そこで、皆さんの成果が化け物級の200万、300万、1,000万とかっていう方々がいる中、僕だけ100万超えてなかったんですよね。
もう恥ずかしかったんですよ。
本当に情けないと思って、心から「これはダメだ」と思って行ったのが、本当に自分の原動力になったっていうか、そこが一番大きかったですね。
前川:もう来るの嫌だったでしょう?
奈良:嫌でした。
前川:嫌ですよね、あの中でね。
でも、実際そういう厳しい環境に身を置かれたわけじゃないですか。
分かったうえで来られたと思うんですけど、なぜそういった決断ができたんですか?
奈良:僕はメソッドに入るのも、一度躊躇(ちゅうちょ)したことがあって、半年延びちゃったんですよ、入塾、実は。
それって、僕の、本当決断の甘さというか、「本当にダメだな」と思ってすごい反省してて、「次のレベルありますよ」って前川先生に言われた時に、「ここ決断しないとダメだな」と思ったんですよ。
「あの時の二の舞になっちゃう」と思って。
「ここ決断できなかったら、また1年後とかになって、次の成長につながらない」と思って、「ここはもう決断する時だ。お金あるないじゃないな」と思って、そこで決断しました。
前川:今のってめちゃめちゃ深いですね。そういった……。
奈良:はい。本当、僕の中で大きかったです。
前川:半年決断を遅らせたことで、今の成果も半年遅れてるわけですもんね。
奈良:おっしゃる通りです。もう、本当そうです。
前川:もしかしたら、ライバルがまだ出てきてなくて、もっと上がってたかもしれないですもんね。
奈良:本当そうです。
前川:なるほどっすね。
最後に、今すごいいろんな話をしていただいたわけですけども、今経営に悩んでいる方たちに対してメッセージをと思います。今のが本当、メッセージ的な部分になるかなと思うんですけど、また改めてメッセージいただけたらなと思います。
奈良:はい。僕も一度決断を遅らせてしまった反省があるので、今本当に悩んでたら、決断は早い方がいいです。
やるかやらないかのどっちかだとは思うんですけど、決断を早くすれば、それだけ結果も早く出るし、逆に転換もすぐできると思うので、「早く決める」っていうこと。
今、僕がすごいうれしいのは、200万突破したことで、この塾生の皆さんからすごい褒めてもらえる。
これがもう何か、自分1人でやってたら、誰にも褒めてもらえないというか、じゃあ次の頑張る原動力にはならないと思うんですけど、やっぱり皆さん、すごい人たちからも褒められて、「すごいね」「頑張ったね」って言われると、自分すごいうれしくて、「じゃあ、またもっと頑張ろう」ってなれたので。
そういう環境をつくるっていうのも大事かなと思ってます。
前川:ありがとうございます。
奈良さん、今はそういう形で、鍼灸(しんきゅう)で200万って、そんなに数多くない存在の1人かなと思うんですけど、そういった鍼灸(しんきゅう)治療もそうですし、マーケティングもそうですし、あとは空間づくりとか、自分づくりとか、そういった部分のコンサルというか、アドバイザーも今後されていくということなので、ぜひぜひそういった形で多くの治療家さんに、また夢と希望を与えてもらえたらと思います。
奈良:はい。ありがとうございます。
前川:今日は貴重な時間ありがとうございました。
奈良:ありがとうございました。
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