森田:今回は、「折り込みチラシで反応が倍増する方法」というところで、僕単純に聞いてないので、中身まだ。
前川:そうですね。引き出して。
森田:普通に気になるって言うのと、もちろん、同じ1万枚まくんだったらより反応がある方がいいっていうのは多分皆さんも思ってる通りやと思うんですよ。
じゃあ、そのために何をしたらどういうふうに倍増していくのかっていうようなところをお聞きしていきたいと思います。
予約を取るための広告・知ってもらうための広告
前川:オッケー。これは2021年間違いなくこの考え方を持っておかないと広告の反応は取れないよっていう考え方なので、ぜひ何度も何度も聞いてほしいなって思うんですけど。
折り込みチラシに限らずなんですけど、すべての広告をするにあたっての基本的な考え方になってくるんだけれども、予約を取るための広告と、知ってもらうための広告って、これ2種類あるんですよね。
森田:なるほど。
前川:広告には種類があるっていうのをまず知らないといけなくて。
まず地域で、広告とか全く出回ってないとか、整体とかが真新しくて「あ、整体院や」で食い付かれるような地域は、予約を取るための広告を出しまくったら反応があるんでいいんですけども。
そうじゃない地域ってだんだん増えてきてるんですよね。
いっぱい整体院のチラシが出てるとか、そんなんばっかり、「似たようなもんばっかりやな」みたいな感じだったらもう目立たないから、なかなか予約につながらないんですよ。
じゃあ、そうなった時にどうしていくのかっていうのがすごい重要で、その話を今からしていこうと思うんだけども、まず知ってもらうための広告を打つんですよ。
だから、いきなり狩りにいかないんですよ。
いきなり狩りにいくんじゃなくて、まずは餌を与えるんですね。
森田:それって、例えば電話番号が載ったチラシをまくんじゃなくて、例えばLINE@とかでそういう情報発信をするためのみたいな感じなんですか?
前川:別に電話番号は載っけてもいいんですけど、オファーはつけないことですね。
「うちに来いよ」っていう売り込みをしないってやつですよ。
じゃなくて、受け取った人が「面白いな」「何か役立つな」「こんなんあったんだ」って思われるような、広告じゃないんやけど広告をまくんですね。
森田:だから、「今なら1,980円。今すぐお電話を!」みたいな感じじゃないっていうことですね。
ビジネスは畑と一緒
前川:ないってことですね。
そういったのをまいて、そこで例えば今だったら「コロ助予防の健康法」とか、「動画で配信中!見とってね」とかリンク貼っといたらしたら、見てもらったりとかするじゃないですか。
それでまあ10万枚まいてやったら、そこの動画の再生数が100伸びるとかしといたら結構見られてるじゃないですか。
そういったものをまず打ったうえで、次刈り取る方法をする。
なので、知ってもらう、刈り取る、知ってもらう、刈り取る、耕す、刈り取る、耕す、刈り取る、みたいな感じ。
いうたら、ビジネスって畑と一緒なんですよね。
森田:ビジネスは畑と一緒。
前川:そう。土地を耕して、種植えして、肥料やって水やって、育てて、刈り取るじゃないですか。
これってビジネスも一緒なんですよ。
森田:なるほど。
前川:みんな刈り取ることしかしないんですよ。
刈り取ってしまって、そこ何もなくなって更地になったら、絶対刈り取れないんですよね。
そうなってしまってることがちょいちょい増えたりとかしてしまっているので、自分でちゃんと畑を耕さないといけないんですよ。
これをコツコツやっていくところが、間違いなく勝っていきます。
森田:なるほど。刈り取るのって、「今すぐ、今すぐ、今すぐ」みたいな感じですもんね。
それを、いかに中長期目線で見ていくかどうかっていうことですもんね。
前川:そうです、そうです。
森田:ちょっと待ってくださいね。じゃあ、とはいうものの、「前川先生が言ってることは分かる。ただ、俺は今月の売上がなかったら死ぬんや」というふうな方がいるとしたら。
前川:いいですね。いい質問ですね。
森田:何て答えますか?
前川:いい質問です。
森田:何なんですかそれ(笑)。
前川:月初とかにそうやって知ってもらう広告を打つ、月末ちょっと前に刈り取りの広告を打つ、で取るという感じです。
それを毎月毎月やっていくという感じです。
森田:なるほど。そうか、別にゴリゴリの広告じゃない、要はすぐ電話が鳴らなくてもいいっていうような広告だけども、結局そいつらは生きてきますよねっていうこと、月末とか。
前川:そうですそうです。だから、一発で取らないっていうことですよ。
ストレートパンチばっかりで勝負しない。
ちゃんとジャブを打って、ストレートを打つみたいな感じです。
森田:なるほどなるほど。そっか。
前川:これをすることによって何があるって、それをすることでチラシだけの勝負じゃなくなるんですよ。
そっからホームページを知ってもらうとか、そっからYouTubeを知ってもらうとかするわけじゃないですか。
認知が取れていくんですよね。
それにまたかけあわせて、Instagramとかをうまくしていくと、SNSをかけわせていくと、一気に認知が取れるので、またその知ってもらうための折り込みが生きてくるんですよ。
森田:そうか。じゃあその認知が取れてるかどうかっていうふうに、結構口を酸っぱく言われたり、そこの重要性っていうのを言うてはると思うんですけど、認知取れたら何がいいのっていうのをちょっとお伝えいただけますか?
前川:認知取れたら、まず反応が上がるんですよ。
みんな広告の内容とかを「良くしよう良くしよう」としてると思うんですけれども、それは認知取れてないから広告の内容を変えないといけないんですよ。
僕はいつも言うんだけど、木村拓哉が整体院オープンしたら、変なチラシでも予約殺到しますよ。
「何でですか?」という話なんですよ。認知取れてるからなんですよ。
だから、これを僕らは地域でやらないといけないんですよ。
地域で認知をたくさん取らないといけないんです。
そうしたら、広告が今のままでも反応率が2倍、3倍になるんですよね。
だから、認知ってめっちゃ大事なんですよ。
認知を取ったら勝ち
森田:ああ、そういうことか。
「何か見たことあるわ、あそこ」というのが、それが例えば「インスタでも見たことある」「いや、僕はチラシで見たことある」、いろんなところでいろんな人が見てるっていうようなところですよね。
前川:そうです。それ取ったらもう勝ちなんです。
だから、YouTuberのヒカルとか、今は脱毛サロンとか、今度焼き肉屋さんもすると思うんですけど、絶対入るじゃないですか。
森田:絶対入ります。
前川:何でですか? 認知取れてるからです。
だから、認知がどれだけ大事かです。刈り取りの広告をまいてても、認知は取れるんだけれども、やっぱり刈り取りなんでそこまで入らないんですよね。
だから、知ってもらう広告を定期的にやり続けてるところがめっちゃ強いし、それにSNSをかけ合わせてるところってめちゃめちゃ強いんですよ。
これを2021年、今からちゃんとしとかないと、来年2022年はそこをやってるところしかもう勝たないと思うんですね。
お金かけても取れなくなるんですよ、認知取られたら。
森田:なるほど。何か今のって、聞いてて感じたのは、売上100万円いってる人が考えていくべきみたいな、そういうところってありますか?
前川:もちろん、売上100万円以上の人は絶対やった方がいいと思いますけど、100万円以下の人でもそれをやらないといけないタイミングに入ってきてると思うんですね。
森田:なるほど、そういうことか。
前川:やから、まだいってない人は仕掛けるのが遅かったから諦めるしかないんですよ。
今からそういったこともやりながら、動いていくしかないんですね。
森田:なるほど。もうそういう時代が来てると。
前川:そうです、そうです。
森田:そうそんな「今なら1,980円、いますぐ電話を」とか、それだけの世の中では。
確かにそんな人ばっかりですもんね。
言うたら、前川先生もそうですし、例えば競合のコンサルの人とかっていうのは、多数いると思うんですけど、言うたらそういう人らがいっぱい輩出してるわけですもんね。
前川:そうです。みんな同じこと言ってるからね。
森田:でもみんな同じことやってるから、そこから次、何ちゃうことやってるかっていうところですよね。
前川:そうですそうです。だから、なんで僕の塾生が売上伸びてるかですよ。
その裏側があるんですよ。
裏側で、その地域でしか分からない認知の取り方っていうのがあるんですよね。
今はその認知の取り方めちゃめちゃありますよ。
SNSしないとそんなの取れないですよ。
森田:そうか。そういうので、別にほかの塾がいいとか悪いとかっていう話じゃないですけど、例えば既存の集客方法しか教えてないとか、新しいSNSとか始まってても、「いや治療院はチラシとホームページだけでいいんや」とかっていう塾も絶対あるじゃないですか。
それはそれで良しとして、そうじゃなくてやっぱりSNS駆使して、認知っていうところがキーワードになると。
前川:絶対取った方がいいです。
想像してください、自分の地域でヒカキンみたいな認知取る人おったら、もう終わりじゃないですか。
森田:もう引っ越ししたいですね。
前川:引っ越したいでしょ。
森田:店舗を変えたいですね。
前川:そういうもう陣取りゲームになってると思うんですよね。
認知って何が怖いかって、また特にSNSの認知になってくるんだけども、何が怖いかって、信用、信頼が積み重なっていくんですよ。
人と人のコミュニケーションで認知が積み重なっていくんで、金で奪えないんですよね。
「こういう広告出てるな」ではなくて、もうつながってるのが認知なので、1回取られたらもう終わりなんですよね。
森田:ああ、そうか。そこで、例えばYouTubeだったり、ブログしかりで関係性作られたら、新しく出しても、もうその関係性崩してまでわけ分からないところ行かないですもんね。
前川:そうなんですよ。YouTube、ブログもいいんだけど、直接のやり取りがないんですよね。
ってなったときに直接のやり取りができるのは何なのかってなったら、SNSで絞られてくるんですよね。
だから、力がない人ほどそこをしっかりやって、コミュニケーションを取って、自分のファンを作っておくというのはめちゃめちゃ重要だと思います。
森田:なるほど。これめちゃめちゃいい話だったんじゃないですか?
前川:最後はノウハウしゃべりましたよ。
森田:最後は(笑)。
前川:全部糖分使いましたよ、今。
森田:まあ、次回以降からホワイトボードをちゃんと用意して考えましょう。
前川:やっていきましょう。
森田:分かりました。ということで、今回はこれで以上になります。
めちゃめちゃいい話だったと思います。
前川:ありがとうございます。
森田:折り込みですね。認知を目的としたチラシ。
前川:餌をまいて、集まってきた人を刈り取るという感じですね。
森田:1回育てると。
前川:そうですね。
森田:分かりました。ぜひ、やってみてください。
こんなところで以上です。ありがとうございました。
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