【プロが語る】ニュースレターってなぜ出した方がいい?

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前川:はい、では今日はですね、治療業界でもトップクラスのニュースレターの配信数を誇る、パブリッシングポケットですね?

 

森田:言えてない(笑)。

 

清水:そうですよ(笑)。

 

前川:清水さんとちょっとインタビューをしていきたいなと思うんですけど、清水さん会社名とまた自己紹介をちゃんとしてもらっていいですか?

 

清水:はい。株式会社パブリッシングポケットの清水と申します。よろしくお願いします。

 

前川:よろしくお願いします。

清水さんもう長いですよね?ニュースレターをされて。

 

清水:そうですね。9年、10年目に入りました。

 

前川:もう超一流じゃないですか?

 

ニュースレターの威力って実際どうなの?

前川:僕自身、開業して1年ぐらいで清水さんと出会わせていただいて、それからずっとニュースレターをお願いさせていただいてるんですけども、やっぱニュースレターの威力って、実際どうなんですか?清水さん。

 

清水:ニュースレターの威力。ニュースレターは1回2回出しても何が起こるかって分からないんですよね。

 

前川:分からない。

 

清水:なので、「少なくとも半年1年は続けてください」ってお願いするんですけど、半年1年続けてるころには、もうやめられなくなってしまうものなんですよ。

 

前川:麻薬? 麻薬じゃない?それ。

 

清水:麻薬なんですよね。治療院が患者さんにニュースレターを渡すと、患者さんが読むじゃないですか。

そうすると「次の号まだ? 今月の出た? この間面白かったよ」っていう会話のルーティーンに入ってくるので、患者さんが楽しみにしてるから、先生としては止められなくなってくるんですよ。

という感じで、「すごく効果があって売上上がったんで続けます」みたいな感じで続ける先生よりも、「患者さんが待ってるんで続けていきます」って言う先生の方が圧倒的に多いですね。

 

前川:なるほどですね。

 

森田:ニュースレターを出すメリットって、そういうところになってくるんですか?

 

清水:そうですね。やっぱ患者さんがその治療院ファンになる理由の1つ、そしてもちろん先生の人柄とかあると思いますし、施術がいいとか、料金とかいろいろあると思うんですけど。
その中の1つに「あそこに行くと楽しいニュースレターももらえるし」みたいなのがあると。
やっぱそういう武器って1つでも多い方がいいじゃないですか。

なので、そういう武器の1つをうちはご提供しているっていう感じですね。

 

前川:なるほどですね。僕は思うんですけど、清水さんニュースレター作るときって、いろんなプランがあると思うんですけど、僕がお願いしてた時って毎月電話で打ち合わせをしてくれてたと思うんですけど、清水さんうまく引き出してくれますよね。

何か僕のキャラというか伝えたいことをうまく引き出してくれてるかなと思うんですけど。

 

清水:ありがとうございます。

 

前川:とんでもございません。

 

清水:やっぱ治療家の先生って、何でしょう。きっと治療家としての想いがいろいろあると思うんですけど、患者さん側としては、「先生のこういう話が聞きたいな」とか、「先生のこういうとこが好きだなぁ」とか、患者さん目線のその先生に魅力があると思うんですよ。

で、それが私から見るとちょっと先生が伝えたいこと、先生が見せたい部分と、患者さんが先生に求めてるものってちょっとずれてる気がするんですよね。

で、治療家さんってちょっと突っ走りがちと言うか、技術屋として先生としていこうっていうところがあるんで、もうちょっと「きっと患者さんはこういうところが知りたいと思いますよ」っていうのを、私は引き出す役目かなと思ってます。

 

森田:それって各医院ごとにインタビューしてるんですか?

 

清水:ご希望があればします。でも、そうやってやると高くなっちゃうんで、「安いプランで」ってことでしたら、もっと安いプランになります。

 

森田:前川先生が稼いでるから……。

 

前川:高いプランやってたと。

 

清水:そうそうそうそう、そういうことです(笑)。

 

前川:(笑)。でも、やっぱり清水さんも実際治療院に通われたりとか、今もしてるのかは知らないけれども……。

 

清水:してます、してます。

 

前川:だから、患者さんがどういった目線で選んでるかとか、どういった部分で長続きするのかっていうのを、きっと清水さん自身が感じられてるからこそ、ニュースレターに反映できる部分があるのかなと思うんですけども。

 

清水:そうですね。先生方に「ターゲットはどの辺の層ですか?」って聞くと、だいたい私ぐらいの年齢層の女性が多いんですね。

なので、私も患者さん目線でニュースレターも書いてますし、「私が患者さんとしてこの院に通うんだったら、こういうこと書いてあったら嬉しいな」みたいなことは意識してます。

 

前川:ちなみに今「私ぐらいの年齢層」っていう話があったんですけど、嫌だったら流してもらったらいいんですけど、清水さんはお幾つなんですか?

 

清水:41歳です。

 

前川:でも、その辺ですもんね。

 

森田:そうですね。一番、年齢層で言ったらターゲットにしたいところです。

 

前川:したいところですよね。

ターゲット層にしたい人が書いてくれるニュースレターは、やっぱりいいですね。

ありがたいですね、その方が。

「治療家は職人やから、患者のことを分かってないやろバカ」みたいな感じですよね? 言うたら。

 

清水:分かんないですけど、まあでも「女性が書いてるニュースレターだからいいな」って言われることはありますよね(笑)。

 

森田:すぐには否定しない。

 

ニュースレターを続けている人は売上が高い人が多い?

前川:でも、ちょっと真面目な話に入っていきたいんですけど、ニュースレターって続ける人と続けない人、僕はめっちゃ分かれるんじゃないのかなと思っているんですね。

で、やっぱり続ける人って結構、売上が上がっていってたりとか、売上が安定してる人が続けてて、売上が上がってない人とか、何かこうばらついてる人って続けないようなイメージがあるんですね。

実際、清水さんのお客さんで続けてる人っていうのは、やっぱり売上高い人が多いですか?

 

清水:そうですね。やっぱりかなり安定してる人が多いですね。

で、逆にすぐやめちゃう人は、「自分で書くから」とか、「スタッフが書けるようになったから」っていう理由でやめるのはすごいいいことだと思うんですけど、「効果もないし」とか、「半年とか3ヶ月続けたけどダメだった」とか、そういうことでやめる先生はちょっとやっぱ、その後お名前を聞かないですね。

 

前川:売上上がってるからニュースレター続けてるわけじゃなくて、やってるから売上が上がるって、僕めちゃめちゃあると思ってて、清水さんに頼んだ時って売上そんなに高くなかった時なんですよ。

 

森田:そうなんですか?

 

前川:はい。「清水さんのニュースレターってこんなに取られんの?」って覚えてないですけど、それ出すんだったらPPCとかに出したいと思ってた自分がいてたんで。

でも、やっぱりそのニュースレターの可能性という部分も感じるんで、即効性がなくても将来の投資として僕は考えてやろうと思って、ずっとやり続けたんですけど。

 

清水:長かったですよね。治療院として何年やりました?
6年ぐらいやりましたよね? 確か。

 

前川:そうですね。

 

清水:毎月2回ずーっと出し続けてましたよね。

 

前川:めっちゃ払ってましたよ、清水さんに。

 

森田:ふと客ですね。

 

前川:治療院経営を安定させていきたいとかっていう人は、絶対に必要なツールの1つではありますよね?

 

清水:そうですね。やっぱりうまく活用してる先生は、本当にニュースレターを挟んでお客さんといい関係を作ってるなっていうのは分かりますし、楽しんで作ってるのも分かりますし。

何か、何ですかね、分かりますよね。
「ほんとにこの人うまくいってるな」っていうのが。

 

前川:スタッフができるようになったって、「じゃあニュースレター出すのは誰でもできるか?」みたいな感じなんですよ、僕からしたら。

喜んでもらえるニュースレターが出せるかどうかは、誰でもはできないと思ってて。

 

清水:なるほど。

 

前川:でも、そのターゲット層の人に響くかどうかってまた別問題だと思うので、「その部分で治療家さんってちょっと考えた方がいいのにな」って思うんですよね。

やったことすべてとかってわけじゃないんで、結果がすべてと思うんで。

だから僕は清水さんいいんじゃないかなと思いますけども。

 

森田:実際出しててどうだったんですか?

 

前川:出しててですか? 結構めんどくさかった。

 

森田:どういうことですか(笑)?

 

清水:(笑)。

 

前川:清水さん、電話のインタビュー月1でやるんですけど、3分ぐらいで終わるんですよ。

 

森田:え? レターもらって、流れは……。

 

前川:僕が3分しゃべって、全部やってくれるんです。

 

森田:で、発送は?

 

前川:全部やってくれます。

 

森田:ああ、なるほど。

 

清水:あれは治療院じゃなくて、あっちですよ。コンサルの方のニュースです。

 

前川:そうでしたっけ?

 

清水:そうそうそうそう。

 

前川:治療院の方はもっとしゃべってました? 僕。

 

清水:治療院の方はメールだけですよ。メール1本ですよ。

 

前川:(笑)。

 

森田:何も覚えてない。

 

清水:コンサルの方、3分でしたよね?

 

前川:そう。ほんまに「電話いらんちゃうかな」みたいな。

 

ニュースレターを実際に出して感じることは?

森田:出してて感じる部分って何があるんですか?

要はだから、お客さまじゃないですか。

 

前川:感じる部分は、結構お客さんから言われるんですよね。

今はちょっとどうか知らないけど、僕やってた時はクロスワードでしたっけ?

「先生今回分かったわー」とか、「難しかったわー」とか「答え教えてやー」とか言われたりとか、あと「めっちゃややこしいな」と思ったのは、「過去のやつ全部もらえませんか?」とかってありましたよ。

 

清水:ありましたね、そういえば。送りましたよね。

 

前川:料理を載せてくれてるんですよ。献立みたいなね。

季節、季節に合わせた食材を使った料理とか載せてくれてて、「知りたいんだけど」みたいの言われたりとか、めっちゃ見てくれますよね、あれね。

 

清水:そうですね。そうだそうだ。
何か過去のやつを送りましたね、1年とか。

 

前川:そう。なんやかんや俺、あれちゃんとやってたんですよ。

 

森田:送る意味ってあるんですね。

 

前川:絶対あると思う。これって周りの院から見えない部分だと思うんですよ。

 

清水:ああ、なるほど。

 

前川:勝負って見えないところで決まってると思ってて、ホームページとかチラシとか YouTubeって見えるじゃないですか。

治療家って見える部分ばっかり気にしてるんですよね。

でも、ニュースレターとかって見えない部分じゃないですか。

見えない部分をどれだけ強固にしていくかが、僕は中長期的に繁栄していく秘訣だと思ってるんですよ。

 

清水:おお。

 

前川:そういった部分で考えてる人って、やっぱニュースレターは必須だと思うし。

 

ニュースレターの売りとは?

前川:まあそんな感じで、最後に清水さん、ニュースレターの売りは何ですか?

清水さんのニュースレターと例えば今治療業界でいえば、もうク○○ンみたいなね、ところを見つけたわけでしょう?

 

清水:ク○○ンね、はいはいはい。

 

前川:そこと比べて「私の方が優れてるわよ」って部分、何かあるんですか?

 

清水:まあ、うちはニュースレター専門の会社なんですよ。

「この後にホームページ作りませんか?」とか、「コンサルしませんか?」っていう、そのためのフロントエンドとしてニュースレターを売ってるわけじゃなくて、ニュースレターがメインなんですよ。

なので、そこに結構命かけてて、なので「患者さんが読んだらどう思うかな」とか、今コロナでいろいろ人の心も荒んでる時なので、「この表現だと傷つくかな」とか、「こういう励ましの言葉きっと欲しいよな、患者さんは」とか考えながら作ってるっていうとこに、すごい気を使ってますし、その伝え方っていうところがうちの武器かなって思ってるんですね。

なので、「ニュースレターっていうツールが治療院マーケティングに必要だから、とりあえず形上出しておきなさい」みたいな感じで、どこかからコピペしてきた健康情報をピピピッて貼り付けて、とりあえず整えて出すみたいなんじゃなくて、「これを読んだ人がどうなるか」まで考えて作ってるのが、うちのニュースレターだと思ってるんですよ。

なので、まあちょっとそこら辺のとは違うかな。

 

森田:なるほど。

 

前川:真面目に終わりそうですね。いいですよ、わって言っても。

 

森田:読み手がどう思うかってところまで、ちゃんとこだわってはるっていうことですよね?

 

清水:そうですね。なので、ほんとに「形だけ出してりゃいいや」じゃなくて、「このニュースレターを読んで、患者さんに心も健康になってもらいたいな」って思う人には使ってもらいたいかなと思います。

 

森田:イメージ、どれぐらいのプランがあるのかなっていうのを言っといた方が、問い合わせしやすいのかなっていう部分があって。

 

前川:そうですね。

 

清水:えっとですね、7月から値上げしちゃうんで。

 

前川:何言ってんの?

 

清水:(笑)。急に高くなっちゃうんですけど、まあその値上げ前に「とりあえず半年試したいな~」ぐらいでしたら、一番安ければ24,200円で半年できます。

 

前川:え?月額24,200円じゃなくて、半年で24,200円ですか?

 

清水:一番安いプランだったらできます。

 

前川:半年で?

 

清水:半年で。

 

前川:めっちゃ安いやん!

 

森田:それは、プラン内容ってどういう感じなんですか?

 

前川:どうやったらそれ詳しく見れるんですか?

 

清水:それはもう直接連絡いただいて。
商圏が被らないようにこのテンプレート、このテンプレートって分けてるので、「一番安いのください」って言われても、その人には一番安いのを提供できないかもしれないんです。

 

前川:なるほど。決まってるんですね? 商圏で。

 

清水:そうです、そうです。すぐ近くで同じものを使ってる人がいたら、やっぱちょっと提供できないんで、なので本当に個別にお問い合わせいただくしかないんですけど。

 

前川:そしたら清水さんの連絡先、じゃあ説明欄に載せておきますわ。

 

清水:はい、ありがとうございます。

 

森田:清水恭子さんのFacebookに。

 

前川:Facebookに。患者さんの信頼関係構築のために、やっぱ必要なものだと思うので、興味ある人はぜひ清水さんに。作ってあげたら。

 

森田:共通の話題ができるっていうことですもんね? ニュースレターで。

 

清水:そうです、そうです。はい。

 

森田:そしたらしゃべりやすいし。

 

前川:清水さんは女性目線から見た、治療家がどう立ち振る舞ったらいいのかなっていうのが、めっちゃ勉強になると思ってて、プロフィールの作り方とか。

ここを何者に見せるのかっていうのが、やっぱり治療家の見せ方って求められてるものと違うと思うので、そういった部分とかもニュースレター申し込むと、ちょっとコンサルもしてもらえるのかなみたいな。

 

清水:そうですね。差し支えない範囲というか、皆さんいろんなコンサルとか受けられてるかもしれないので、お邪魔しない程度にはツッコミを入れさせていただきます。

 

前川:結構鋭いツッコミだと思いますけど、ドMな男性治療家はぜひですね。はい(笑)。

すいません、清水さん。急にこうやって対談してもらったのにも関わらず、いじめてしまって申し訳なかったです。

 

清水:いえ、とんでもないです。

 

前川:そんな感じで、一旦終わりたいと思います。

 

清水:はい。

 

前川:はい、ありがとうございました。

 

清水:どうもありがとうございます。

 

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