森田:今回は、「効果がある症状別ページの増やし方」っていうことで、例えば、今「腰痛」っていう1個のページ持ってますよと。
そこから、じゃあ2枚目、3枚目って作るときに、どんな症状を増やしていく方がいいのかなっていうとこですね。
前川:オッケー、オッケーです、いいですね。
森田:「そんなことしとったらあかんぞ」っていうところも含めてやっていければと思いますんで、お願いします。
前川:オッケー、オッケーです。
まず、どの症状が当たるかを試す
森田:そしたら早速なんですけども、どうやって増やしていくのがいいですか?
前川:まず、悪いパターンからいきましょうか。
悪いパターンは「腰痛出してます」と。
「座骨神経痛出します。すべり症出します。ヘルニア出します」みたいな。
森田:えっ? 僕それでしたよ。
前川:何で腰痛から派生させていくねんって僕は思うんですよ。
これ当たればいいんですよ。
当たらなかったとき、もう終わりですからね。
森田:なるほど。腰縛りやから。
前川:腰縛りやから。
森田:でも腰で当たらんと、「腰も肩もページを出してて、腰全然で、肩ばっかり当たるんですよ」っていう人っているんですか?
前川:あるっすよ。あるっすよ。
森田:そうなんっすね。
もう腰・イコール・鉄板みたいな。
前川:それはもう何年前の話ですか?
森田:すみませんでした。
前川:森田さんの時の時代はそうでしょう。
森田:5~6年前の話ね。
前川:5~6年前でしょう?
森田:はい。
前川:もうiPhone何ぼになってるんですか?
iPhone3ぐらいじゃないですか? 5~6年前は。
森田:なるほど。
前川:だから、「腰痛」「膝痛」「頭痛」とか、まずどの症状が当たるかを試すのが、僕はもう安全、僕やっぱりリスクあんまり背負いたくないんで、それでやって。
森田:仮想通貨ぶち込みまくってんのに(笑)?
前川:そう(笑)。赤くなってね。全然、矛盾してるよみたいな。
そこはいいんですよ。
やって、それぞれに3万ずつかけて、「どれが新規集まるのか?」でもいいし、「一番費用対効果いいのか?」でもいいし、それを見るのが一番いいと思うんですよね。
っていう方法もあるし、症状縛りじゃなくてもいいと思うんですよ。
例えば、「どこに行っても治らない」とか、「整骨院、病院でダメだった人」とか、「10年常以上痛んでる人」とか、そういった状況で縛るのもいいと思うんですけど。
森田:状況。
前川:状況縛りとかもいいと思うんですけど、いろんなパターンを試すのが僕はいいと思うんですね。
みんな同じようなものを試してるんですよ。
森田:なるほど。
前川:面白い表現思い浮かばなかったから、今沈黙しましたけど。
森田:僕も。
前川:そんな感じで、僕は試すのが堅いなと思ってますよ。
森田:腰、座骨神経痛、狭窄(きょうさく)症みたいな感じで増やす方が一般的かと勝手に思ってました。
前川:それは多分5年前の戦略っすわ。
どこまで増やすべき?
森田:それ、どこまで細かくするかっていうところを、じゃあちょっと聞いていきたいなと思うんですけど。
例えば腰痛だと、普通やったら肩こり、頭痛っていう方でいいんちゃうっていうときに、例えば今やったら、肩と頭出たじゃないですか。2出たじゃないですか。
そっからプラス、例えば股関節だったりとか、何か五十肩もあるから、例えば四十肩もついでに一緒に出しとこうかみたいな。
何が言いたいかっていったら、「一発でどう増やす?」みたいな、「どこまで増やす?」みたいな感じですよね。
今、腰しか持ってないんですよね?
前川:はいはい。
やっぱ3つぐらいがいいと思うんですよ。
なぜかというと、テストでけへんから。
予算ぶち込めるんやったらいいですよ。
大体ぶち込めて、無理して10万とかじゃないですか? 最初って。
だから、3万、3万、3万とかで、僕いいと思うんですよ。
森田:なるほど。で、別に当たったもの、当たってるってことは売上になってるから。
前川:そうです、そうです。
どれが強いか皆、「腰」「膝」「頭」、3、3、3。
「腰」「膝」「頭」、3、3、3かけて、ここが20万、25万、5万。
こいつ弱いな、もう1回やってみよう。
同じような数字になる。じゃあこれアウトやな。
森田:そっか、そんときに、股関節が次、出てくればいいんですか?
前川:そう。出てきてもいいし、どっちが強いんかな? で、3、3、3だったのが、5、5にして、より差が出るように勝負してみたらいいじゃないですか。
それでずば抜けてこっちがいいんやったら、もうこれに特化してやって、ほんで腰痛、座骨神経痛、ヘルニアと分けたら、もう強いじゃないですか。
森田:確かに。そっちの方が安パイ感がありますよね。
前川:安パイ感あります。
これで膝がもし勝ったら、膝そのままで、「病院行っても治らない膝」とか何か。
森田:状況ですね。
前川:そう。「変形性膝関節症と言われた人」とかで出して、またやっても全然いいでしょうし。
そういうふうに枝分かれしていったら、全然堅いじゃないですか。
森田:はい。僕、腰だけで増やして。
前川:僕も腰だけでやってましたけど、あれは僕らの時代だからいけた部分があると思いますよ。
森田:そっか、オッケーです。
「部位縛り」「状況縛り」「状態縛り」「場面縛り」
森田:あと、「部位縛り」「状況縛り」、何かあとあったりしますか?
前川:「部位縛り」「状況縛り」、ちょっと似てますけども「状態縛り」。
森田:状態?
前川:はい。「縛り」「縛り」「縛り」って面白いね。
森田:縛りやばいっすね。
前川:状態縛りですね。
森田:「3年以上痛い」とかそういうこと?
前川:そんなんでもいいと思うし、「朝起き上がるときにつらい」とか、「動き出しがどうのこうの」とか、「じっとしてるとしびれてくる」とか。
森田:そのケースというか、場面ですね。
前川:場面縛りでも全然いいと思いますね。
森田:場面縛り?
前川:場面縛り。
森田:状況縛り。「縛り」という言葉ばっかり出てくるっていう感じですね。
前川:お下品です、何か。
森田:了解です。
前川:っていうふうなやつでしていけたら、全然いいですよね。
やりようっていっぱいあるんですけど、みんな何か腰痛専門。
見てて、腰痛専門に当たってるところがめちゃめちゃ多いイメージがあるから。
森田:あれ、どうなんですか? 腰痛専門っていう今のこの……。
前川:当たるとこは当たりますね。
森田:でも、そんなお勧めしないんですか?
前川:ううん。
森田:今、例えば僕が「教えてくださいよ。コンサルしてくださいよ」ってなって、「腰痛専門で行こうと思ってるんですよ」って言ったとしたら、何て?
前川:言ったとしたら、まず地域で調べます。
その地域でブワッと調べて、出てきたやつ見て、「あっ、勝てるから腰痛でいきましょう」っていくし、「腰痛強いとこあるな。違うのでいきましょうか」だったりとか。
結構さっき言ったみたいに、「腰痛」ってみんないってるから、「じゃあ椎間板ヘルニアでいきます?」とか、「腰の痛みとしびれとかにします?」とか、ちょっと角度変えたりとか。
森田:なるほど。あくまでやっぱ部位で縛るというか、例えば「膝痛専門です」とか「肩痛専門です」とかっていうふうなのが、やっぱりお勧めはお勧めっていう。
前川:お勧めはお勧めですね。
やっぱ分かりやすいじゃないですか。
森田:その中で、例えば、じゃあ肩こり専門にしましょうか。
そっから、部位としては、症状別ページを増やすってなったら、もう肩系しか無理なんじゃないんですか?
前川:肩こりで当たってたらですか?
森田:肩こり専門整体をやってて。
前川:専門って言って。
森田:肩こりのページを1枚持ってて。
前川:1枚持ってると。
森田:そっから症状増やすってなったら、肩の類いしかダメなんじゃないんですか?
前川:それは肩が当たってるんですか? 当たってないんですか?
森田:当たってる。
前川:当たってる。
森田:はい。
前川:ほんなら、肩こりやってて当たったら、肩こりでやってたらいいと思うし、「肩こりからくる頭痛」とか、「肩こりからくるめまい」とか。
森田:なるほど、そっか、そっか。別にそれでいいんですね。
前川:はい。
森田:なんか「肩こり専門整体」って、例えば看板に書いてんのに「腰痛扱ってるぞ」みたいな、そういうのが何か違和感になったりしないのかなっていうふうに。
前川:どうなんですかね?
看板ちゃんと作ってる人は見てもらえるやろうけど、適当な看板って見られてないですよね。
森田:確かに。何かそれぞれのページで専門って言ってる人いますよね?
前川:います、います。
森田:腰痛ページでは腰痛専門、膝痛ページでは膝痛専門みたいな感じで、1対1の一人治療院やったら全然問題ないかなっていう感じでね。
前川:全然いいと思いますけどね、僕は。
森田:それは「全然いいんちゃう?」っていう。
前川:僕はいいんちゃう系ですね。
いいテストをしよう
森田:なるほど、分かりました。
ちょっといろいろお話ししましたけども、いったんちょっとまとめてみると、「症状別ページをどう増やすか?」っていうのは、腰から派生させるっていうよりは、まず部位ごとに見て、部位で競わせて、それでもやっぱ腰強いな、膝強いなってなったら、そっから表現を変えたりとか、何縛りでしたっけ?
前川:状況。
森田:状況縛り。
前川:状態。
森田:状態縛り。
前川:部位縛りとかですね。
森田:部位縛りとかいろいろ出ましたよね。
前川:そうしていかないと、分かんないじゃないですか。
だって、あれですよ。EXILEの人バアッて並べて、どれが当たるかってやって、みんな同じ系統じゃないですか。
森田:みんな一緒っす、あれ。
前川:EXILE、ジャニーズ、何々みたいになったら、「どの系統がうけるんや」とか分かるじゃないですか。
韓流スターとか。
森田:そっか、そっか。
前川:「ああいう韓流スター当たるんや」って。
韓流スターの中でもBIGBANG、東方神起、ペ・ヨンジュンみたいな。
森田:ペ・ヨンジュン。ペ・ヨンジュンは歌手枠じゃないな、これ。
前川:分かるわけでしょう?
森田:はいはい。
前川:そうやってやった方が絶対いいじゃないですか。
森田:確かに。
前川:今のめっちゃ分かりやすいと思うわ。
森田:そっちの方が表現いいですね。
確かにそっちの方が何かテストして、いいテストになる。
前川:いいテストになる感じするね。
森田:ね。そんなイメージはつきました。分かりました。
ということで、今回「症状別ページの増やし方」ですね。
「部位だけじゃないよ」っていうところからやりましょう。
前川:そうだよ。オッケー。
森田:以上になります。ありがとうございました。
前川:ありがとうございました。
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