前川:はい、では今日はですね、「高単価でもリピートし続ける治療ってなんなの?」みたいなテーマでお話をしていきたいと思うんですけど、今日も協力お願いします。
男性A:はい。
前川:先生、単価いくらでしたっけ?
男性A:8,800円です。
前川:8,800円、なかなか高単価だと思うんですけど、実際リピートし続けてくれてますか?
男性A:そうですね。回数券で通っていただいています。
前川:なぜ単発じゃないんですか?
男性A:まずは開業始めたばかりなので、いっぺんにキャッシュが欲しかったというのがあります。
前川:なるほど。単発でも通い続けさせられる自信あります?
男性A:うーん……。
前川:今、多分画像で「てん、てん、てん」って出してくれてると思いますけど……。(笑)
男性A:そうですね。患者さんがどれだけコミットしてくるかというところですかね。
治療技術の違いってわかります?
前川:なるほどですね。オッケー、良いと思います。
でも、ほとんどの治療家さんとかはこう考えると思うんですよ。
「単価上げたいなぁ…、でも治療スキルがまだ…」という人がほんま腐るほど多いんですけど、僕は「アホかな!」と思ってるんですね。
「お前治療技術の違いが分かるんか!?」みたいな話なんですよ。
うちがいま動画撮らせてもらってますけど、この動画撮る前には、僕お寿司屋さんに行って2万円ぐらいのお寿司を食べさせてもらって、日本酒も何杯も飲んでるんで、あんまり何喋ってるか分かってないんですけども……。
でもね、2万円払ってるんですよね。僕じゃないですよ。社長が払ってくれてるんですけども……。ごちそうさまでした!
男性B:ごちそうさまです!
前川:2万円の寿司ですよ。でもね、ぶっちゃけて言うと、スシローと分かんないんですよ。綺麗な皿に盛られてね、「105キロのマグロです」って出されたら、「ウマーーー!」って言うわけですよ。
分からないの、そんな違いなんて。それって治療と一緒!
治療=お寿司、一緒。客は分からない。でも今回僕連れていってもらって、また行こうと思いましたよ。
男性A:へー。
前川:めっちゃ良かった!! それで、なんでまた行こうと思ったのか?という部分を考えないといけないんですね。
治療家さんというのは、もっとええとこ通ったほうがいいと思う。その、見せびらかすとかじゃなくて、学ぶために通ったほうがいいと思うんですね。
なので、まずここで結論言いますね。結論! 結論ね。「結」だけ書きますね。「論」書けないから……。
一同:(笑)
前川:結論はこれなんですよ。当たり前なんですけど、通いたい人を集めるかどうか!です。
2万円払って寿司食いたい人集めるかどうかなんですよ。みんな「うまい」とか「うまくない」とかって言いますよ。でも…払いたくて行ってるんですよ、そこに。
男性A:はい。
前川:ていうのをまず分かることなんですね。で、ですよ。売上を上げるためにはいろいろあるわけですよね。
よく言われるのは、売上は顧客数、まあカルテ枚数ですね。そして単価、そして頻度というのがあるわけじゃないですか。
先生は一人でされてると思うんですけども……。
男性A:はい。
前川:顧客数が150人とかで結構限度くると思うんですね。カルテ枚数150枚とか200来たら相当やばいと思います。めっちゃしんどいと思う。
150人とかで頻度が大体月2回とかなはずなんですね。高単価になってくると……。もちろん週1来る人もいたら、月1の人もいて、平均すると大体月2回ぐらいになってくると思うんですよ。
じゃあ、上げるためにはここが凄い重要になってくるわけですね。単価!
この単価をどうやって上げていくのか、そしてそうやって来させ続けれるのかっていう部分なんですけども、結論はこの通いたい人を集めるっていう部分なんです。
じゃあ通いたい人ってどんな人なの? というのを考えないといけないわけですよ。
男性A:はい。
通いたい人ってどんな人?
前川:画面の前のあなたも考えないといけないんですよ!
これ悩みの深さなんですよ。もっというと、悩みと言うとなんかあれやから、感情の深さです。先生、分かります?感情の深さ、意味分かりますか?
例えば先生、もう砂漠に彷徨(さまよ)ってるんですよ。
喉カラカラ、もう死にそう。
「はい、このお水500万!」って言われたら何としても払おうと思うでしょ?
男性A:払いますね。
前川:でも今、「はい、お水500万」と言ったら? 「ふざけんな」になるでしょう?ってことなんですよ。
だから悩みが深くなってる人に対して提案をしていかないといけないんですよ。
でも提案するものって同じ水なんですよ。
悩みの深い人だったら治療スキルはまだ関係ない。今のスキルでも悩みの深い人に対してだったら高額を払ってくれるんですね。これ分かるでしょう?
だから僕たちが身に付けないといけないスキルというのは、この悩みの深さを知る、相手の感情の深さを知って、その人に対してしっかりとリーチをできる術を知らないといけないんですよ。
知らないといけないのは治療技術じゃないんですよ。ここに書いてますけど、これじゃないんですよ。
この集客スキルを知らないといけないんですね。自分達は悩みの深い人に対して、どのようにマーケティングをしていくのか?
男性A:治療技術は別に伝わらないということなんですね。
前川:伝わんない。
男性A:寿司の話と一緒で……。
前川:そう、目つぶってこうやって食わされたら分からへんで。説明なくて食わされたら。分からないのよ。
だから、いつも僕が言うのは……格付け見ます?年末年始。
男性A:あー、ありますね。
前川:浜ちゃんがやってるやつ。ガクト以外当たってないやん。
男性A:確かに。
前川:そう。あんな何億のバイオリン? その辺のバイオリン? 音楽分かってないんすよ。プロが「あれいい音色や」って言って外れてるんすよ。それと一緒やん。
自分がやってきたことを誇りたいとか、やってきたからこそ認めさせたいという気持ちがあるからそうなるだけで、実際客観的にみたらわからないんよ。格付けが証明してるやん。
大事なことは、ここ。マーケティングを駆使して、悩みが深い人にしっかりリーチしましょうよと。
これを言うとね、「いやいやそんな技術勉強してない奴がそんな悩みの人を見つけて高額でやるのは、相手にとって申し訳ない!失礼や!詐欺だ!」って言うんですよ。違うんですよ。
そういう人たちを救えてるもん。 救えてるから経営が成り立つんすよ。
「そんなん言ってるお前は、じゃあ誰を救えてるねん」って話なんですね。
結局そうやって言ってやって、揉んで欲しいという人来て、治せなくて、ほんでどっか違うとこ行くんでしょ? 結局その技術を持っても誰も治せてないんやから、存在価値ないで!って話なんです。
分かります?ちょっと言葉汚いんやけど……。
だから自分にしかできない人をちゃんと診ていかないといけない、その辺で診れる人はその辺に任せてしまえばいいんですよ。
自分にしか治せない人に対して、ちゃんと自分がリーチをしてあげて、対応していってあげるのが、本当に僕は良い部分だと思うんですね。
だから僕は、保険の治療をそのまんま1万円でやってきたわけですよ。
でもそれで世の中の人は困ったのか?っていうとそうじゃなくて、救われた人の方が多いわけですよ。
じゃあ俺は悪いことしてんのか?って話なんですね。
同じ商品で高く売って悪いことしてんのか?違いますやん。結果変えてるねんから。
男性A:そうですね。
前川:そう。ていう部分でちょっとまとめていきますと、高単価でもリピートし続ける治療というのは治療技術ではないです。それで満足して通いたいと思える人を集められるかどうかです。
男性A:なるほど、見せ方とかですね。
前川:そう、見せ方とかですね。
男性A:見せ方、伝え方、はいはい……。
前川:そうです、なので僕のゆずクリニカルルームに先生が来てくれて、もしくは保険で働いている整接骨院に入社したての方が、僕のとこ来てやっても1万円取りますよ。なぜかと言うと、僕はそれで通いたい人を集めてるので誰がやっても取れるんですよ。
男性A:なるほどね。
前川:逆に僕が、保険で治療院やってるところへ行って「はい、1万円ですよ」って言っても取れないですよ。
男性A:確かに。
前川:でしょ?そらそうなんですよ。そこをちゃんと分かってやらないといけないです。
だから治療技術ばっかりに走るんじゃなくて、マーケティングをしっかり理解する。それでね、この悩みの深さとか、感情の深さをしっかり理解するというのは、人の器がデカくならないとできないんですよ。
男性A:もうちょっと具体的に聞きたいですね。
前川:え?もういいわ(笑)。
一同:(笑)。
相手のことを理解しよう
前川:相手の悩みをしっかり理解することって大事で、人っていうのはやっぱり悩みを理解してくれたりとか、自分のことを分かってくれる人に対して、しっかり心を開いていくっていうのがあるんですね。人間の心理的に。
男性A:なるほど。
前川:これを分かれば分かるほど相手は心を開いてくれて、悩みを提案してくれる。じゃあ「それ僕こうやって解決できますけどどうしますか?」って言ったら、そこまで引き出せるのって自分しかいないんですよ。
てなったら、通い続けてくれるじゃないですか、僕以外にいないんだもん。
ていうふうにしていかないといけないっていうことなんです……
はい、おしまい。みたいな感じですね。
なのでそういうふうにやっていけば、全然全然、先生、まだまだもっと向上していけるんで、画面の前の皆さんも、変なトークスクリプトとか、これを言えばリピートしてくれる! みたいなのにだまされずに、僕のいったことを考えてやっていただけたらと思います。
ではではでは、また動画説明欄の質問フォームから、質問を待ち受けてますので、ぜひどしどしと質問ください。
ではまた!!さいなら。
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