前川:はい、今日のテーマはですね、「マーケティングとは何?」っていう部分で話をしていきたいと思います。
よく言われるのはですよ、これはもう、みんな聞いたことがあると思うし 、きっと画面先の皆さんは、「どうせ次、このフレーズ出てくるんやろう」と思ってると思うんですね。
森田:いや分からないっすよ。マーケティング、マーケティングって何かもう言葉だけが先走ってるだけかも……。
前川:だけかもしれないっすね。
森田:はい。
前川:やりづらいな。ね、よく言われるのはこれですよね。セールスを不用にすると。
森田:あの、「用」はあれですよ。
前川:「用」は分かってるよ!これやろ?こっからこうやってったらええやん。
森田:え、違いますよ!
前川:違うの?
森田:何で?必要の「要」ですよ。
前川:ああ、どっちも間違ってた。うわー、恥ずかし。
森田:「不」は合ってますよ、「不」はあってるけど。
前川:「不要」ってこうやね。
森田:そうです、そうです、そうです。
前川:オッケー。今もう多分20%ぐらいの方、離脱したと思うんですけど。
はい、セールスを不要にするということなんですけれども、「じゃあ、セールスを不要にするってどういうことなの?」っていう部分をやっぱ考えていかないとと思うんですね。
森田:何かちょっと、何でしょう、抽象度が高い言葉ですよね。
前川:そうですよね。
森田:はい。になってると思うんで。
前川:ここから「セールスを不要にする」をどう捉えていくのかだと思うんですよね。
森田:前川先生はよく「セールスはセールスの前に終わってる」みたいなことを言われると思うんですけれども、 セールスって「そのセールスを不要にするためには、こんなことを考えなあかんねんで」とかっていうようなところを前川先生なりの考えといいますか……。
前川:オッケー、じゃあこっからひも解いていきましょうか。
森田:はい。
前川:これね、ひも解くにはですね、鼻ほじりながら言いますけれども。
まず「セールスってそもそも何なのか?」っていう部分も分からないとと思うんですよ。
「セールスって何なん?」っていう話になってくるんで、ほとんどの方がセールスって売り込みだと思ってるんっすね。
森田:はい。
前川:で、売り込みって嫌じゃないですか?
森田:確かに。
前川:僕、嫌だと思うんですよ。誰もやりたくないと思うんですね。
僕はセールスっていうのは相手へのメリットの提案だと思ってるんですね。
なのでセールスを不要にするってったら相手へのメリットの、相手に対するメリットの提案を不要にしていく。
森田:うーん。
前川:ていう部分になってくるんすよ。
森田:ああ、なるほど。
前川:どうなんかなと思うんっすね、これね。
やっぱ相手へのメリットの提案はし続けてあげないとと思うんですよ。
森田:そうですよね。
前川:うん。
森田:はあはあはあ。
前川:ってなってきたときに結構ね、難しいなって感じるんですね。
森田:ふんふん、ふんふん。
前川:なので、じゃあ相手へのメリットの提案を不要にしていく? めっちゃ難しくないですか?
森田:確かに。じゃあメリットって何なん?みたいな。まずそこからまた。
前川:メリットって何なん?ってみたいなことになってくるわけじゃないですか。
なので、もうちょっとややこしくなってきますけども、「メリットって何なの?」ってなってくるんすよ。
じゃあそれって、人それぞれいろんなパターンがあるわけじゃないですか?
なので僕自身は自分の、自分のことを求めてくれる人に対して自分の存在を、存在をアピールし続けること。
森田:ふーん、ああ、なるほど。
前川:だと思ってるんすよ。
だから、言ったら芸能人とかマーケティングしまくってると思うんっすよね。
でも別に売り込みしてないですよね。
森田:確かに、なのにファンクラブ入るみたいな。
前川:そうですそうです、そうですそうです。メリット提案しまくってるわけですよ。
いやでも提案しまくってるんだけど、提案してないんっすよね。
「こんなんやりますよ」「いやー入ります」みたいな。あれってまさに僕これやと思うんですよ。
森田:ふんふん、ふんふん。
前川:セールスを不要にしてると思うんですね。
相手にわざわざメリットを提案しなくても、向こうがメリットを勝手に感じて、こう、申し込んでるわけじゃないですか。
あれって究極のマーケティングだと思うんですね。
なので、自分のことを求めてくれる人に対して、自分の存在をアピールし続けることが僕はマーケティングだと思ってるんっすよ。
森田:はい。
前川:で、もちろんこれをね、「自分を求めてくれる人って何なのか?」とか、えー、「自分の存在って何なのか?」とか、そういった部分を考えないといけないですね。
求めてくれる人って何なの? 自分の存在をアピール、自分の存在って何なの?
これってあれじゃないですか。需要と供給の問題になってくるわけですよ。
じゃあ結局いろんなところで聞く皆さんの話になってくるんと思うんですね。
ポジショニングとかブランディングとかそういう話になってくると思うんですけども、こう落とし込んでいくとこういうことかなって思うんですね。
森田:ふんふん、ふんふん。
前川:なので僕は「マーケティングって何なの?」って言われたら、自分のことを求めてくれる人に対して自分という存在をアピールしていくっていう考えになるかなと思ってるんっすね。
森田:ふんふん、ふんふん。
前川:じゃあ具体的に何をしたらいいの?
いや情報発信でしょ? みたいな感じになってくるんすよ。
これは別に治療院経営も一緒だし、僕が今やってるようなこういったコンサルタント業も一緒やと思うんですね。
すべて一緒だと思うんっすよ。
森田:そっか、でもこの今まさにこの動画を撮ってるっていうことも、えー、自分のことを求めてくれる人に対して前川先生っていう存在をアピールし続けていく場がYouTubeってことですよね。
前川:そうです、そうです。
森田:ふんふん、ふんふんふん。
前川:だからセールスを不要にする、うーん、メリットの提案を不要にする。
僕別にわざわざ相手にメリットを提案してるわけではないですもんね。
森田:確かに、確かに。
前川:うーん。
森田:治療院に置き換えても、まあそもそも「相手も何を求めてるんか?」みたいな。
何か言ってることはめっちゃ分かるんですけど。
前川:難しいですよね。
森田:難しい。その言葉で説明するのがめっちゃ難しいですけど、言ってることはめっちゃ分かる。
どう教育するかみたいなところにもなってくるかなと思いますし。
前川:そうですね、「教育」っていう言葉を使う人もいますけどね。
僕別にこの教育してる感じでもないんですよね、別に自分の中で。
うーん。
森田:何かこう、逆にこう YouTube とかでこうやって発信されている時って何考えてんのかな?みたいなのが、今気になりましたわ。
前川:ああ、なるほどですね。
森田:どう存在をアピールしてんのかな?みたいな。
前川:ただ単に僕楽しいことやってるみたいな感じですけどね。
森田:はいはい、はいはい。
前川:そうそうそう。だからセールスを不要にする。
相手へのメリットの提案、わざわざ「こんなことしますよ、あんなことしますよ」って言わなくても来るようにしていくことだと思うんですよね。
森田:そういうことですよね。はい。
前川:あ、そう言ったら分かりやすいね。
森田:それめっちゃ分かりやすいですね。
前川:だから「僕に出会ったらこうなりますよ、こうなりますよ」みたいなんを不要にするために、自分を求めてくれてる人に対して、自分の存在をアピールし続けてるって感じですね。
森田:そうですよね。だってそれがないと多分セールスでこんなトークで、こうこうこういうふうにして売り込んで、ねじ伏せるみたいな感じになると思うんですけど、売る前に前川先生ってこんな人だろうし、まあYouTubeで、あの……何かしゃべってるのも、直接お会いするのも別に変わらんし、みたいな。
前川:そうそう、そんな感じっすよね。
森田:はい。そこがちゃんと明確化される、まあ教育されるから何か言われても買うだけみたいな。
前川:そうですね。
森田:はい。
前川:その教育っていうのがまたね、あれなんですよね。
教育って何か言いくるめてる感じがするんですよね。
森田:ああ、なるほど。
前川:じゃあ自分はAKBのファンクラブに入ってないけど、入ってたとして別に言いくるめられた感じしないですからね。
勝手に引き込まれてるわけじゃないですか。
森田:はい、はい。
前川:うーん。勝手に引き込まれるように見せていくんだと思うんですね。
森田:はいはい、はいはい。
前川:なので……。
森田:買うまでに全部分かってるから、気が付いたころには買ってるみたいな感じですよね。
前川:だからこれからの時代はよりそうだと思うんですけど、「魅せる」って大事だと思うんですけど。
森田:魅せる?ああ、魅力の「魅」ですね。
前川:これまた字おかしい?
森田:ええっとね、おかしくはないです。
前川:おかしくはない。
森田:はい、おかしくはないですけど、よく読める字ではない。
前川:ああ、なるほど。平仮名入れとこ、ふりがな入れて、魅せる。
森田:なるほど、魅了する。
前川:魅了していくんですね。じゃあ何を魅了するか?って言ったら生き方と思うんですね。
森田:生き方、はあ、これもちょっと聞きたいですね。
前川:稲盛和夫さんの「生き方」というのがあったと思うんですけど、こういう動画を通して「前川先生ってこんな人間なんだ」とか、そういった生き方が表れてると思うんですよ。
芸能人とかも、その生き方とかにみんなこう付いていくわけじゃないですか。
もちろん、きっかけは顔とかスタイルとかだったりするのかもしんないけれども、追いかけるのはそこじゃないですか。
そうなってきたらセールスいらないわけですよね。
っていう部分が究極のマーケティングなのかなと思いますけれども。
森田:うーん。なるほどなるほど。
前川:ちょっとまとめ難しいですね。
森田:まとめ難しいと思います。
何かこう、何か、何やろな?概念的なところやと思うので、何か言葉にするとなかなか難しいところはどうしてもあると思うんですけども。
前川:ですね。まあでもね、ぜひ動画見てる人も今一度「マーケティング」「セールス」当たり前に使ってる言葉だけれども。
それって何なのか?っていうのを1回見つめ直すことによって、より深いレベルで物事が捉えれるんじゃないかなと思うので、ぜひ一緒に悩んでいただけたらいいかなと思います。
森田:言ってることは普通にめっちゃ分かりました。
前川:ほんまっすか。
森田:そういう感じでひも解いて「前川先生ってそういうふうに感じてはんねんな」とかっていうのはめっちゃ分かりました。
前川:オッケー。
森田:はい。
前川:オッケーです。
森田:ありがとうございます。
前川:じゃあ、そんな感じで終わっていきましょう。
森田:はい、分かりました。
前川:では、また次回の動画でお会いしましょう。さいなら。
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