森田:今回はですね、良くなった人に対して、次売る商品っていうのは何がお薦めなのかっていうことです。
回数券の切れ目が縁の切れ目ということで、それをどう防止していけばいいのか。
どう考えていくのかっていうところについてお伝えしていく。
結構悩みとして多いと思うんです。回数券終わって、いなくなった。
だから、その分また次の新規入れなくちゃいけない。そこにはまたコストがかかる。
だから、既存客に売る方がいいっていうのは分かってるけど整体しかないから売れない。
そこにどう考えていくかっていうことでいきたいと思います。
前川:オッケー。了解でございます。
整体以外で何を扱う?
森田:では、ずばり何でしょう、まず?
前川:ずばり、まずですね、整体院は卒業させるものなので、卒業させたらいいと思うんですけどね。
森田:なるほど。それは期待している返答じゃないところからきましたね。
前川:まず否定から入りましょうか。
まず、本当に相手の目標を達成させて、卒業させれてるのであれば、絶対はやりますよ。
ちゃんと満足させて卒業させてるんやったらはやりますよ。大前提としてね。
それは横に置いておいて、今日のテーマで、整体以外で何か扱っていったらっていう部分じゃないですか。
僕思うんですよ。僕たちの仕事って、お客さんと距離が近くなるわけじゃないですか。
体が触れ合うわけで。触れ合うってやらしい意味じゃなくてですよ。まっとうにね。誰も思ってないね。
本当に、いろんなものが提案できると思ってて、治療業界を見てて多いのが、やっぱり美容の商材を扱ってるところが多いじゃないですか。
物販としてやってたりとかもあると思うんで、そんなんもいいと思うし、日用品全般僕扱えると思うんですよ。
森田:え?どういう意味ですか?
前川:健康に関わるもの。シャンプー、リンスもそうやし、食器洗い洗剤とかもそうだし、いろんなものは僕はいけると思うんですね。
森田:それは何ですか?作るんですか、それとも誰かのやつを?
前川:誰かのやったら一番話早いじゃないですか。
自分が気に入ったのを、代理店としてやっていったりとか、作る力があるんやったら作ったらいいと思うし、あと、サプリメントとかもそうじゃないですか。
これってみんな思いついてるものだと思うんですね。
「これやればいいんじゃないか」って思うし、また違うところで言うと、今やったら格安スマホの代理店みたいなのも取れるわけじゃないですか。
それを患者さんとかにアドバイスしてあげたらいいと思うんですよ。
僕たちって、体のアドバイスだけじゃなくて、体を良くすることによって人生が変わっていくわけじゃないですか。
じゃあ、人生良くするためにはほかの部分でもいっぱいあると思ってて、ちょっとでもお金を、支出を減らすとかで、格安スマホの情報とかを渡してあげたりしてもいいと思うんですよね。
これは資格的にちょっとできるかどうか分かんないけども、別に生命保険を扱ってもいいじゃないですか。
だって、やれる中で信頼関係を築けるんで、そこで「それやったら生命保険見直した方がいいですよ」みたいな話して、自分が生命保険の代理店としてやっていけば、生命保険も流せるじゃないですか。
森田:自分でいけるんかな。まあ、そういう人を紹介してあげるでもいいですよね。
前川:まあいいですね。
森田:アフィリエイトとかでもいいですもんね。
前川:そんなんでもいいと思うし。
それって僕たちって無限にできると思うんですよね。
森田:そうか。じゃあまず今思ったのは、今の現状のお客さんたちが、整体以外に何を求めているのかっていうところを聞くことがすごい大事かなって。
前川:全然そうだと思いますね。なんなら野菜屋さんにもなれるじゃないですか。
「スーパーの野菜が高いで。俺の知り合いの農家おるから、つないだるわ」みたいな。
間でアフィリエイト報酬抜いてもいいじゃないですか。何でもできるんですよ。
森田:前川先生は、「整体は人生コンサルや!」って言われて、その人をコンサルしてあげないといけないっていうのが、整体以外のところでも相談役としてできればいい。
前川:全部一緒ですもんね。その人のコンサルをするうえで、整体っていう手段を使ってるだけで、ほかにもいっぱい手段があるわけで、全然いろいろやれると思いますし。
本当にそれがやりたいのか?目の前の患者さんに必要な事なのか?
森田:とは言っても、「そんな野菜売るとかよく分からへんねん」、言うたら治療家さんなので、治療家さんに近しいところでいったらどういうのからやるというか、お薦めというか、何かあったりするんかなって。
前川:まず、それがホンマにやりたいかどうかじゃないですか。
森田:確かに。
前川:「売上的に厳しいから何かやらなあかんねん」っていうんだったら絶対うまくいかないから。
それが目の前の患者さんにとって必要やと思うから取り入れたい、だったらうまくいくと思うんですけど。
そうじゃないんだったら、「今やばいから何か入れなあかんよな」だったら絶対はやらないんで。
まず、そこからだと思うんですよ。
そこで「ほんまにやりたい」と「ほんまに目の前の人がもっと良くなるために必要だと思うから、そういった患者さんの身の回りのものを変えてあげたりとかしてあげたいねん」っていうんだったらやればいいと思うんですね。
そんな場合は連絡くれたら伝えるし、そこは。まずそこじゃないですか。
だって、整体やりたいから整体やってるんでしょ。
ほかのことは絶対やりたくないはずですよ、ほとんどの方。
森田:確かに。
前川:経営がやばいからとかでやりたいだけじゃないですか。
絶対そんなのやらないから。これ売ったらいいじゃないですか、別に。
森田:なるほどね。何でもいいと。
前川:何でもいいじゃないですか。何でもいいんですよ。
だって、僕らって人が集まる箱を持ってるんですよ。もう最強じゃないですか。
森田:確かに。
前川:何でも流せるんで。別にパソコン並べて売ってもいいわけじゃないですか。
資格とかは分からないですよ。資格とか分からないからあれですけども、そんなこともできると思うので、無限にできると思うんですよ。
森田:っていうことは、「やりたいことは別にないよ。売上のためにならっていうのならあるけども。じゃあファスティングを指導したいかって言ったら、別に指導したいわけじゃないよ」っていう人は、せんかったらいいと。
前川:もうせんかったらいいやんって感じですね。
森田:やったら、例えばお客さんをメンテナンスの会員さんに移行したりっていう方に注力した方がいいっていうことですね。
前川:した方がいいです。絶対いいです。
そっちが何かやろうと思って注力しても、絶対形にならないから。
それやったら、今やってることを最大化していく方が絶対いいですよね。
森田:なるほど。
「整体院も別にそんなにやりたくてやってるんじゃないよな」って人がいたらどうするんですか?
前川:それは「やりたいことやったら?」って言いますけどね。
森田:「そのやりたいことが見つからなくて」。
前川:「そんなら今やれることやり」って言いますね。
森田:ってなりますよね。なるほど、分かりました。
何をするかどうかはその人の自由ですし、何が好きかにもよるしっていうような。
なりたい自分になるのか、やりたいことをするのか
前川:そうですね。ちょっと真面目な話をすると、「こっからまた真面目なんかい」みたいな……何分ですか?
もう終わりかけだと思うんですけども。
なりたい自分になるのか、やりたいことをするのかって僕大事だと思うんですよね。
やりたいことをしてても、なりたい自分になれなかったりするわけですよ。
やりたくないことでもやってなりたい自分になれるんだったら、僕やるのもありだと思うし。
だから、そこがすごい大事だと思うんですよね。
だって、僕やりたくないですもん、治療院。
森田:僕も絶対やりたくないです。
前川:でしょ? だから、それに見切りつけて違うことやったわけじゃないですか。
僕はなりたい自分になる道を選んだわけですよね。
今見てる人も、そこを考えたらいいと思うんですよ。
やりたいことは何なのか、なりたい自分は何なのかを考えていって。
「やりたいことはないねん。でもなりたい自分はあるねん」だったら、このなりたい自分になるためにはじゃあどういったことが必要なのかなって考えていったら、きっとビジネスモデルが見えてくると思うんですよ。
森田:確かに。
前川:今度は選択肢が決まってくるんで、やりたくないけど、これやったらなりたい自分になれるっていうのを見つけたら、それをやればいいじゃないですか。
やりたいこともないと、なりたい自分もない、そんなのもう好きにしたらみたいな。
森田:もう人生やめるしかないですね。
前川:もう人生やめるしかないです。
森田:っていうことになってきますよね。分かりました。
今回、「どういう商品整体以外にお薦めなのか?」っていうふうな話の中で、これが一番お薦めやでっていうそういうふうな話じゃないですけど、何かどう考えていかないといけないのかっていう、すごい根本的なところを聞けたのかなっていうふうに思います。
前川:本当に、そこがないと何やっても無駄なんで。
森田:金のためになるだけのものをやってもしゃあないし、というところですよね。
前川:しゃあないし。
森田:分かりました。ということで、治療好きな人はもっと治療に、こんなん売った方がええやん、こんなん売った方がええやんっていう考えて売っていけばいいですもんね。
前川:売っていったらええし、ホンマに治療好きで患者さん救いたいんやったら、その患者さんが治療できるように育ててあげたらいいじゃないですか。
技術セミナーは別に同業者に売らなくても、地域の人たちに教えて、地域の人たちが家族を治せるようにしてあげるのも1つのビジネスとして、僕は全然いいんじゃないかなと思います。
森田:確かに。スタッフさんとして迎え入れてもいいでしょうしね。
前川:全然いいし。それで2店舗目を作ってあげても全然いいじゃないですか。
森田:確かに。それはすごいですね。
前川:やりようは腐るほどありますよ。
森田:了解しました。ということで、今回この「回数券の切れ目が縁の切れ目」どないしましょうかというふうなところでした。
ありがとうございました。
前川:ありがとうございました。
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