森田:今回のテーマは、「時短と値上げ、どっちを先にすべきなのか?」っていうふうなところについてお伝えしていきたいと思います。
基本的に、これはめちゃくちゃ悩みとしては多いんちゃうかなと思うんですよ。
「稼働率の問題」なのか、それから「月の売上の目標から」とかで考えたりすると思うんですけど、そういうのが分からず、パッと「どっちから先にするの?」っていうふうになった場合に。
前川:時短と値上げですね。なかなか面白いですね。
長井氏はどうですか? 時短と値上げ。
どっちのポイントで抵抗を感じてる人が多いイメージがありますか?
長井:時短は時短で、結局何だろう。患者さんの満足度がいざとなったら下がるみたいなのがあって、不安を持ってる人がいらっしゃいますし。
値段は1回上げると、ボンッと上げれるけど、今は3,000円とかでされてるという方は、1,000円とか500円上げるのも結構しんどいような印象があります。
前川:両方ともやるからにはストレスを感じるのかなと思うんですけど、これはいろいろあると思ってて、1人治療院の話ですもんね。
森田:そうです、そうです。
時間は30分、値段は8000円がベース
前川:1人治療院であれば、まず30分にはした方がいいと僕、思ってます。
森田:枠をですね。
前川:そうです、予約の枠を。
森田:ということは、施術20分とか。
長井:1時間に2人回す。
前川:1時間に2人は回せるようにした方がいいと思うので、30分以上の方は、早く30分にしてしまった方がいいなと思います。
値段としては、やっぱり8,000円ぐらいは僕は取ったらいいんちゃうかなと思ってるので、これをベースにしてもらったらいいかなと思うんですね。
だから、8,000円いってない人は、まず8,000円に早くした方がいいと思うし、30分以上の人は、まず30分にした方がいいと思う。
そしたら、「両方とも足らへんねん」みたいな。
「40分やってて、7,000円なんです」とか「6,000円なんです」「じゃあ、どうしたらいいねん」っていう部分の話なんですけども、正直やりやすい方をやったらいいかなとは思うんだけども、やっぱり時間の方がストレスは少ないかなと思います。
森田:どういうところでですか?
前川:30分もあれば満足させれますよ。
さっき長井さんが言われたように、「時間が短くなったら満足してもらえないんじゃないかな」って不安をみんな抱えてると思うんですね。
でも、30分あったら満足させれると思うし、もし30分で満足させれないんだったら、めちゃくちゃ見直しを図った方がいいと思いますよ。
だって、治療院でやってるんで、リラクゼーションで売ってるんだったら、これって難しいんですよね。
リラクゼーションで売ってるんだったら、こっち(値段)を上げるしかないんだけども、治療で売ってるんだったら、これってこれぐらいまではみんなできるんですよね。
もしこれができない、この時間でやったら患者さんが納得してくれないとかであれば、治療どうこうじゃなくて、説明の仕方をちゃんと考えた方がいいです。
森田:なるほど。
前川:それで満足しないってことは、相手はもう癒しを求めてきちゃってるじゃないですか。
「これだけの時間を見てほしい」ってなっちゃってるんで、治したい、治そうとしてるのに、向こうは癒しを求める、時間を求めるようになったら、需要と供給が合ってないので、そこを変えないといけないですよね。
長井:ちなみに例えば、「どういう感じで短くすればいいの?」っていうのはあるとは思うんですけど、それが5分単位なのか、10分単位なのか、ちょっと分からない。
3分とかっていうのはどうですか?
前川:いいですね。これは僕のやり方ですけど、やっぱり予約枠の取り方ってあると思うんですよね。
だから、予約枠で考えたときに、どの枠が取りやすいかだと思うんですよね。
なので、50分とかって枠を取りにくくないですか?
長井:確かに、中途半端かもしれない。
前川:何か中途半端ですよね。だから、取りやすいのでいいと思うんですけど、例えば1時間枠でやってる人だったら、どれにしたら一番いいのかな。
長井:1時間でやってる人?
前川:1時間でやってる人がいるとするでしょう?
1時間にしてるんだったらどうしたらいいのかな。
森田:45とかはまだありかもしれないですね。45分。
前川:45分で30分にしていくみたいな感じですよね。
でも、僕ぶっちゃけて言うと、これやったらこっち(30分)にしちゃったらいいと思うけどね。
森田:(笑)いきなり半分か。
長井:ドーンみたいな。
前川:ドーンみたいなのでいいと思いますけどね。
長井:でもやっぱり怖いっていう人は、もう10分とか15分とかでちょっとずつとかでもいいかな。
前川:ちょっとずつとかでもいいかなと思いますね。
でも、新規はこっちからしてほしいですね。
長井:分かる。
前川:新規は初めてなんで、もういきなりこっちからやったらいいと思うので、新規30分で枠取っていって、1時間とかするから、これもう予約取りにくくないんかな。
自分がやった時、それがめちゃめちゃ面倒くさかったんですよね。
僕は、最初30分スタートで25分、20分っていう感じで時短していったんですけど。
暇ができたら空いた時間をマーケティングに突っ込む
長井:でも、もし今60分ぐらいでやられてる感じで、それでも暇だと。
暇っていうか、時間があるってなって時短したら、めっちゃ暇じゃないですか?
前川:めっちゃ暇ですよね。
長井:ってなったときに、すごいこの「俺、暇やのに何してんねやろ」っていう、何か「時短が目的だけど、時間が逆にできてしまって」っていうのを、もちろん新規とか入ればいいんですけど、変にモヤモヤする方もいらっしゃるとは思うんですけど。
前川:そうですね。だから、これでやると必ず時間が空くじゃないですか。
その空いた時間をしっかりマーケティングに突っ込まないといけないですよね。
だから、今までの人数をもし同じように診てたとして、時間が例えば半分になってたら、めっちゃ時間空きますよね。
だから、5人診てたとしたら、1日5時間働いてるわけじゃないですか。
それが30分になったら、2時間半で終わるんですよ。
だから、2時間半空くじゃないですか。
その分、マーケティングしたら必ず集客数は上がるんでね。
森田:そのマーケティングって、どういうのが挙げられるんですか?
前川:それはもう僕の動画を全部見てくださいよ。
長井:まず見ることからね。
前川:そう、まず見ることから。2時間半見てくれたら、もう分かりますよ。
森田:なるほど。
長井:YouTube、1から全部。
前川:1から全部見たら最高ですね。
時短で値段は8,000円。
これも新規から上げていけばいいと思うんですよ。
あなたがもし3,000円とかだったとしても、新規8,000円にしてもらって僕はいいと思うんですね。
「既存の方はどうすんの?」って、みんなこれ、疑問に思うと思うんですよ。
僕、いろんな人を見てきて思った。できないんですよ、多分みんなもう。
マインドブロックがかかってね。
だから、新規だけ8,000円やって、もう新規が集まりだしたら、今の人に告知したらいいと思う。
長井:そうそう、キープ・アンド・ビルドですね。クラッシュじゃなくて。
全部変えるんじゃなくてってことですよね。絶対これいいと思う。
前川:一番いいですよね。
長井:一番いいし、意外とばれないんですよね。
前川:そうそうそう。本当に。
長井:「知り合いが来てたら……」っていう、「そんな来るかい」みたいな。
前川:本当に。何か「いろいろ言われた」って、「言われるぐらい来てないやろ!」みたいにするので、値段は本当に新規を変えてしまって、埋まったら既存も値上げを告知していく。
で、告知したら、みんな「うわ、嫌や」ってなるかもしれないけど、それも結構面白くて。
例えば、来月もう値上げするとかだったら、「今まで来てくれた人に、特別にこういう回数券を用意しますよ」みたいな感じで、キャッシュを作れますし。
そういった感じでやっていくと、本当に時短と値上げってこの状態までは僕、みんなできると思ってるんで。
森田:なるほど。じゃあ、そこにどっちかが満たされてない。またはどっちも満たされてないんやったら、まずそこを基準にしましょうよっていうところですね。
前川:そうしていきましょう。これはみんな継続したらいける部分ですよ。
「時短」と「値段を上げる」なら時短がおススメ!
森田:前川先生やったら、ちょうど今、前川先生が30分8,000円でやってるとして、どっちをやるんですか? その後。
前川:その後ですか? 僕だったら時短をしますかね。
森田:ちょっとそこの理由は?
前川:時短の方が楽じゃないですか。
森田:楽っていうのは?
前川:短くしたらいいだけですよ。値段を上げるのの方が、僕はストレスを感じますね。
あとね、これはちょっとまた話がそれるかもしれないけど、値段上がったらやっぱり集めるのって、ちょっと労力がかかるんですよね。
1万円以内だとそんなかからないんですけど、1万円っていう数字になった瞬間、やっぱり集まりが悪くなるんですね。
じゃあ、マーケティングにかける時間を増やさないといけないじゃないですか。労力が増えるんですよ。
できるだけ労力を増やしたくないので、こっち側を短くする分には集客にそんなに影響がないんですよね。
こっち側(値段)は集める努力を増やさないといけないので、そうなったときにこっち(時短)の方が楽ですよね。
長井:でも確かに時間を短くしたら、ハル先生も前におっしゃってましたけど、午前中にバーッと診て、その後にスーパー銭湯に行ってたっていう。
そういう家族との時間とか、自分の時間がつくれるから、意外と時間はいいのかもしれないですね。
前川:時間はいいですね。だから60分、例えばいてると思うんですね。
1万2,000円でやってる人もいると思うんですよ。60分1万2,000円。
「これ、高単価やな」って思うかもしれないけど、分に直したら、これ200円ですね、多分。計算合ってる?
森田:合ってます。
前川:分単価200円ですよね。1万2,000円を集める労力があるんだったら、30分だったら、6,000円か。
これはもう分単価200円と同じなんですよ。
絶対、こっちの方が集めるのが楽なんですよ。
長井:そうだ、本当や。
前川:めっちゃ楽なんですよ。っていう部分を僕やったら考えますね。
これ、めっちゃ出した方がいい。「分単価いくらなのか」って見ていくと、治療家って「1回当たりの高い値段をもらうのは格好良い」みたいなのがあると思うんですけど、全然そんなことなくて、10分5,000円とかの方が全然いいと思いますよ。
長井:意外と、何だろう。お金を払ってくれる人は、短く済ましてくれることに価値を感じてくれる人は多い気がする。私、美容室でそうでした。
「早いから来てる」って言って、2万ぐらい払ってくれる人がいらっしゃったんで、「長ければいいは、意外と幻想かもしれない」って思いました。
前川:そうですね。それはありますね。
森田:結果ですもんね、欲しいのは。
前川:俺も絶対長いのは嫌だ。
森田:慰安のマッサージやったら、そこが10分、何だろう。
長井:求めてるからですよね。
森田:10分短くされたら、「え?」って。
「10分のリラクゼーションタイム、なくなったやん」ってなるかもしれないですけど。
長井:そうですよね。「60分いくら」で売ってるから、そこはもうそれをやらないといけないけど、結果というか最後のあれですもんね。どうなってるかが。
前川:それはめっちゃそうだわ。絶対そう。
時間が長いのって嫌ですよね。
美容室に行って、長いの嫌やもん。
森田:嫌ですよね。
長井:そうそう。「1時間ぐらいでカラーしてカットしても終わるからええわ」って言われたので。
前川:俺、それで変えたもん、美容室。
むっちゃ丁寧なんですよ。めっちゃ説明してくれるんだけども、「はよ、終わって欲しいわ」ってなる。
忙しいもんね、やっぱり今の人。
森田:確かに。
長井:忙しいから、お金を払える人ほど忙しいと思います、多分。
前川:「誰が先生と長い時間おりたいねん」って話ですよね。思いません?
これは治療家さん、思ってほしいわ。
「長くしないといけない」と思ってて、「誰がおまえと長い時間、一緒の空間にいたいねん」って。
森田:短い方がええわな。
前川:ですよね。
長井:それはいいマインドセットかもしれないですね。短くしていくには。
短くできない人はいいかもしれない。
森田:これはいいお話ですね。まずはこの「30分8,000円」っていったところを基準とし、それから下に書いてるような分単価っていうふうなところで考えて、「30分6,000円を2回転する方が楽やん」っていうふうな、「人を集めやすいやん」っていったところを参考にしていただければいいんじゃないかなっていうふうに思います。
前川:分単価270円ぐらいを狙ったらいいって感じですよね。
そんな感じでいけたらと思います。
森田:分かりました。では、今回の動画は以上です。ありがとうございました。
前川:ありがとうございます。
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