森田:今回の動画は、絶対に外せない症状別ページっていうふうなところで、「症状別ページってそもそも何なんですか?」というところから、「この症状のページっていうのは絶対外せませんよ」っていうふうなところの流れでお話していただきたいと思うんですけども。
前川:オッケー。承知いたしやした。
症状別ページとは何か?
森田:まず、症状別ページというのは何なんですかね。
前川:オッケー。やっぱりこれも王道のやり方で、10年前、もっと前からほんまあるんですけども、治療家で10年前くらいから売上を上げている人たちがよく使っていた手法で、今も本当に使えるんですけども、まずは「LP」というのを持つんですね。
「LPって何やねん」というと、「ランディングページ」というもので、このページ1つですべてが解決してしまうというやつなんですね。
ここで何を売っているのかも分かるし、どうやって予約したらいいのかも分かるし、料金も分かるしみたいな、こういったものを持つ、これをランディングページ「LP」というものなんですけれども、これを症状別で持つってことなんですね。
じゃあ、腰で持ちましょうと。で、もうこれは腰しか書かないんですよ。
森田:肩のこととかは書いてないんですね。
前川:書いてないです。で、膝のLP、これは膝のページを持ちましょう。
これは「症状別ページ」ってやつですね。
「これをまず持っていこうね」っていう部分なんですけども、僕がお勧めするのは、まず3つぐらい持つのがいいかなと、最初ね。いいと思います。
森田:いっぱい、それぞれで持つメリットというものって何なんですか?
とか、広告はどう運用していくというか。
前川:オッケー。了解です。
もう種明かしですね、すべての。
専門特化していく
前川:今、動画を見てる方たちが「牛丼食べたい」と思ったらどこ行きます?
森田:吉野家。
前川:おお、吉野家派ですか?
森田:ああ、すき家。
前川:吉野家、すき家みたいな感じですね。
もう1個、何かあります? 松屋?
森田:松屋。
前川:吉野家、すき家、松屋ですよね? そんな感じ。
「どんな感じやねん」って感じですけど、今、牛丼屋さんをイメージしたと思うんですよ、「牛丼、どこ行く?」ってなった時に。
でも、「牛丼」って別に牛丼屋さんじゃなくても牛丼あったりするじゃないですか。
何か、定食屋さんとこに行っても牛丼あったりするわけですし。
でも、「牛丼を食べよう!」と思ったら専門店に行くじゃないですか?
森田:はい。
前川:そんな感じで、別に整骨院行ったらどれも診てくれるんですよ?
でも、自分がもし悩んでたら、「食べたい」と思ったら専門店に行くわけじゃないですか。
森田:ああ、なるほど。
前川:腰痛行きたい。自分は足痛いから膝行きたい。
肩凝ってるから肩行きたい、みたいになるわけですよね。
だから、悩んでる人に対してマッチングしていくんですね。
もう悩みに直結するものをちゃんと持っておく。
だから「選ばれやすい」というのがむちゃくちゃメリットですね。
でも、逆にそれ以外の人からしたら興味ないんですよ。
じゃあ、「カレー食べたい」になったらどこに行きます?
森田:カレー食べたいんやったらココイチ。
前川:とかなるんじゃないですか。吉野家でも食えるわけじゃないですか。
森田:まあ、確かに。
前川:もちろん食う人もいると思いますけど、やっぱり「今日はカレーだからココイチ行こうか!」って人が多いんでね、割合的には。
そんな感じ。だから、その人が今、手にしたいものを、「それ専門に扱ってますよ」ってやることによってマッチングしやすいっていうことですね。
森田:じゃあ、腰のLPは腰で広告かけるし、キーワードというか。
前川:そうです。腰関連の、腰アクセスは腰に集めるのね。それ、全部一緒。
膝のアクセスは膝に集めるし、肩凝りは肩凝りに集めるし、みたいな感じにしていくことによって、専門特化することによって数は減っていくわけですよね。
森田:はい。
前川:もちろん東京とかだったら数減らしても多いから全然いいんですけども、ちょっと地方とかに行ったら数を減らすことで、もう一気にしんどくなったりするわけですよ。
こういった場合は、こういう特化したのを持っていくっていうのは常とう手段と言われるやつですね。
森田:なるほど。
前川:で、特化するからこそ単価が高くても納得してもらえるっていうのもあるので。
またちょっとそれは吉野家さんとかと話が変わってきますけども。
なので、これをまず持つのが鉄板なんですね。
どの症状別ページを持つべきか
前川:で、質問であったように、じゃあ、「どの症状別ページを持てばいいねん」という話になってくるんですね。
森田:確かに。「症状、どんだけあんねん!」っていう話になりますよね。
前川:ね。たくさんありますからね。
でも、オーソドックスに、この腰、膝、肩凝りっていうのが多いんですよね。
悩みを調べてもらったらいいと思うんです。
厚生労働省が発表してると思うんですよ、どんな悩みが多いかとか。
森田:なるほど。
前川:まあ、腰が圧倒的に男女ともに1位だと思うんですね。
その次が肩凝りとかなんかな? ちょっと、もう忘れましたけど。
まあ、「多いやつを選べばいいんじゃないですか?」という話ですね。
でも、今、これをやってる人が多いので、先生のいてる地域で、この悩んでる人の数は多い中で、打ち出していない症状ってまだあるはずなんですよ。
それを3つぐらい選んだらいいんじゃないのかなと思うんですね。
だから、今調べてもらったらいいと思うんですよ。
「先生の地域名 膝痛」、「先生の地域名 肩凝り」とか調べたら出てくるじゃないですか。
それで、「あれ? 肩凝りって悩み多いのに肩凝りに特化しているところがないな」だったら、肩凝りでやったら殺到するかもしれないですね。
そういった感じで症状を3つぐらい選んでほしいなっていうのがあります。
でも、僕はあんまり肩凝りはお勧めしないんですね。
肩凝りはやっぱり悩みの浅い人が多いんですね。
だから、肩凝りから波及していく問題、例えば多いのが頭痛だったりとか。
森田:ああ、そういうことか。
前川:肩凝りから吐き気だったりとかあるわけじゃないですか。
そういった部分に持っていった方がいいっすね。肩凝りから来る頭痛だったりとか、もしくは、もう頭痛に特化するとか。
森田:確かに何かちょっと「肩系はLTVが……」みたいなのをよく聞きますね。
前川:そうです。ありますよね。
なので、こういう戦略を取ってやっていくのはめちゃくちゃ重要ですね。
特化させていく、で、なおかつ需要があるもの。
でも供給がいないもの、というの、もしあればめちゃめちゃ狙い目じゃないですか。
それを狙って出していくっていう感じですね。
森田:腰とかだったら、鉄板はやっぱり腰痛というページ。
それから坐骨神経痛というページ。
前川:もう持てばいいと思いんですけど、資金があればそれやったらいいと思うんですけど、ないんだったら、腰でいいと思うんですね。
森田:腰痛は絶対外せないですもんね。
前川:腰痛はまず試すべきですね。ただ、地域で腰痛専門院が何個もあったりとかしたら、そこに戦いを挑む必要性はないのかなと思うので。
森田:そうか。何かイメージ的には、「それでも行かな」っていうイメージが、腰痛にはあります。
前川:腰痛は、何か「戦って何ぼやろ」みたいなんがありますよね。
森田:何かそうですね。何ていうんでしょう。「戦いにいっても運で集客できるやろう」っていう。
前川:なるほどっすね。
森田:もう分からないから、LPでは判断できないです。どこがいいのか。
分析して試してやっていく
前川:最近入った塾生さんでも見てて「面白いな」と思ったのは、腰痛に特化してやっているんですよ。
で、集まってないんですね。「そら、めっちゃ多いからな」みたいな。
「もう同じようなサイトいっぱいあるのになあ。何でそれでやってんのやろうな?」と思って。
とか、「膝痛も出したんですよね」みたいな。
「え、膝痛どうなんですか?」「50アクセスで1件の問い合わせがあったんですよね」「ああ、そうなん。そっちの方がいいですね。次どうするんですか?」「いや、広告増やそうと思って。腰の広告費を15万にしようと思うんです」「何で?」みたいな。
森田:なるほど。
前川:いや、「膝、50でいってたなら膝に資金投入しろよ!」みたいな感じですよね。
森田:(笑)やばい、それ。
前川:それ「腰痛ではやってるから、腰痛しなあかんのやな」となってると思うんですよ。
違うんで。分析しててやっていけばいいんですよね。
腰であかんかったら、それこそ今言われたように、座骨神経痛でやるのも1つだし、ヘルニアでやるのも1つだし、症状名じゃなくて状況でやってもいいんですよね。
で、しびれに特化してもいいじゃないですか。
しびれて動きにくい人専門でもいいわけですよね?
そんなの試せばいいんですよ。
何でずっとこの腰で延々試すのかが、僕には理解不能ですね、って思います。
森田:確かに、しびれ。ああ、しびれ。そうだな。
前川:大体、「腰痛い」って、結局しびれ多いじゃないですか。
森田:膝とかやったら、じゃあ膝関節症ぐらいか。
前川:膝だったら、そういう膝の痛みでいいと思うんすよね。
森田:ああ、なるほど。
前川:「そこからさらに絞ったら、もう数いないぞ」みたいな。
森田:何か分離症とか、あの辺はどうなんですか? ヘルニアとか。
前川:「持っといたらいいんちゃう?」ぐらいですね。
まあ、森田さんはそうかもしれないけど、僕もめちゃめちゃページ数持ってましたからね。
腰、ヘルニア、座骨神経痛、狭窄(きょうさく)症、分離症、腰だけでも5つあって、それぞれに広告かけたりとかしてやりましたけども。
結局、腰が強かったですからね、僕は。
森田:一緒です(笑)。
前川:でも、腰にしたら腰で集めたらいいんちゃうかなって思いますからね。
森田:ああ、確かに。そうですね。
まずはだから、この「腰」という部分、それから膝、まあ、肩凝りはちょっとそこから波及するのがいいんちゃう?っていうふうなところが戦略的な。
前川:これがこうだから、これもこれがありなんすよ。
森田:確かに。腰から来るのって。
前川:しびれとか膝が曲がりにくいとか、抜けそうとかもあるんかなと。
それもやし、これ3つ挙げましたけど、僕が主にやってたのは、腰、膝、股関節です。
股関節はLTVめっちゃ高いです。1回来たらずっと来てくれます。
でも、めっちゃ責任がでかいです。
僕のところは、股関節来る人は大体変形性股関節症だったので、どうしようもないやん、正直。
森田:変形してたらね。
前川:そう。だから僕も最初にはっきり言いますもんね。
「3ヶ月やってダメだったら、僕では力になれません」と。
で、「僕は変形を治せません。見た目はましになることはあっても変形は取れません。だから、歩き方が正常に戻ることはありません」って僕は言いましたね。
森田:「それを理解した上で、ちゃんとお金払ってよ」っていう。
前川:はい、そうです。「いいんだったら、僕、協力します」って言って。
で、ちゃんと説明してやったら、結構それで来てくれる人が多かったんで。
もちろんダメで、やっぱり手術になったって人も多いですけど、そうやってやったら、手術の後もお礼に来てくれたしましたよ。
「手術して良くなったわ、今んとこ」。
森田:「今んとこ」(笑)。
前川:こっちは複雑なんですよね。
でも向こうから、「先生のおかげで、ああやって骨盤整えておいてもらったから、手術も良かったと思うねん」みたいな。
やっぱ、失敗例とかいっぱいあるじゃないですか。手術して悪くなったとか。
森田:それ、感動すんなぁ。
前川:「ああ、良かった」と思って。「あんたに金かけたの無駄やった!」って思われたらどうしようかなとかね。
森田:なるほど。確かに。
前川:だからこういう形でやっていく。
で、予算をできたら10万円ぐらいは持って、3万、3万、3万とかにしてやって
で、この3万かけてどんだけ反応率があるのかとか費用対効果があるのかとか、そういった部分をデータ取って。
それをまあ、1ヶ月、2ヶ月、まあ3ヶ月ぐらい、もしできるんだったらやってみて、3ヶ月もやれば結構差が出てくると思うんですよ。
ほんなら一番悪いやつはもう抹殺してしまったらいいと思うし。
森田:「それぐらいやってみな分からんっていうのももちろんあるよ」っていうふうなところですよね。
前川:そう。そうです、そうです。
森田:でも、「その中でもこういうのはお勧めですよ」というのが、今日挙げてもらったっていうふうなところになってきます。
前川:そう。まあ、「王道」って感じですね。
森田:はい、分かりました。ということで、今回ですね、症状別ページで何を外したらあかんのかなっていうふうなところについて伺いました。
以上です。ありがとうございました。
前川:ありがとうございました。
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