患者さんにとって卒業が正義?継続が正義?【治療院 整骨院 経営】

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森田:はい、今回はですね「患者さんにとって卒業が正義なのか? 継続させ続けることが正義なのか?」っていうふうなところを、お話をしていきたいと思います。
「患者さんにとって」っていうふうには言ってますけど、もちろん経営の観点も含め、お話をしていただこうと思います。

新規取っても、やっぱ共通でね、回数券の切れ目が縁の切れ目になってみたいな形で、悩まれてる方もいると思うんですけど、そもそもの考えはどういうところにあるのかっていうふうなところを、前川先生の考えについてお話しいただければと思います。

ぜひ、最後までお願いします。

 

 

経営の観点からみると2つのパターンがある

前川:オッケー。じゃあ経営からいきましょうか。まず経営。

経営の観点から見たらですよ。
経営から見るとどっちだと思います?

 

森田:経営の観点からいったら、それはやっぱりリピートと継続なんで、新規とリピートはずっとなんで、継続じゃないですか?

 

前川:そうですよね。僕の中で、ちょっとずるいですけど2パターンあって、治療だけでしてるんだったら、絶対卒業ありきだと思います、僕。

提供できるものが治療だけなんだったら、絶対卒業した方がいいです。
どんどん卒業させて、「あそこ行ったら治るで」っていううわさを絶対広げた方がいいですね。

でも治療から次何か、予防ではなくてですよ。
僕、予防ってやらん方がいいと思ってるんで、治療から何か美容だったりとか、ボディメイクとかだったり、そういった人の終わりのない欲求を満たすものを持ってるのであれば、卒業させなくていいと思うんですよね。

だから、この2パターンあると思います。

経営から見たら、治療だけで攻めてる先生は、もう卒業させた方がいい。

 

森田:なるほど。

 

前川:卒業させて、「あそこ行ったらめっちゃ治るで」っていううわさをしてもらって、常に悪くなったら来てもらえるっていう環境を作っていく方が、僕はいいと思います。

治療しかないのに、「いや、やっとかないと何とかなので」ってやったら、「あそこ行ったら、通わされるで」ってなりますよ。

 

森田:確かに。

 

前川:絶対、嫌です。そんなんしたら。

ただ、ほかに何か美容とか、ボディメイクとか終わりのない要求を満たせるものがあるのであれば、通わせ続けたらいいんじゃないかなと思いますね。

これは経営の観点からで、患者さんから見てどうなのかっていうのはありましたっけ?

 

森田:ありました。

 

前川:患者さんから見ても、卒業させた方が、僕はこっちやったらいいと思いますよ。

予防っていうのはね、僕はほんといらないなって思ってます。

 

森田:へえー、そうですか。

 

前川:はい。

 

森田:予防より、そうやって美容とか。

 

前川:うん。僕、治療で予防する意味が分からないです、正直。
あれは多分、恐怖を植え付けてるだけだなと僕は思うんですよね。

 

森田:確かに。逆に、患者さんの立場やったら、「治療終わってんだから良くない?」みたいな(笑)。

 

前川:歯医者さんとかでね、あるじゃないですか。
メンテナンスしてとか、あれって結局歯をきれいにしたいから、どっちかっていうと、こっち側的な要素が強いと思うんですよ。

 

森田:ああ、なるほど。確かに。

 

前川:口の臭いどうこうとか。

 

森田:メンテナンスというよりは。

 

前川:どっちかっていうと美容目線があるから、あれやる人はやると思うんですよね。

でも治療って違うじゃないですか。
「痛み出ない体にしましょうね」って、「絶対そんなん治療してても痛み出るから」みたいな。
「風邪と一緒やん」みたいな、「手洗い、うがいしてても風邪ひくんやで」みたいな、「治療行ってても腰痛なるねんで」みたいな。

「そしたら良くない?」と、僕は思ってる派なんですよね。

 

 

嫌だったらビジネスモデルを変えるしかない

森田:確かに。それは全く一緒ですね。そっか、じゃあそうなったときに「治療やってます。卒業します」、じゃあ次の新規にまた広告費払って、コストをやらないといけないじゃないですか。

例えば、大体1万円でお客さんを呼べます。回数券が5万円です。
じゃあ、まあ利益を差し引いたら4万円です。

その人にもう1回、5万円払ったらコストかからんけど、また次の新しい人に1万円かけてっていうふうにしないといけないというところは、そう言われたらどういうふうに?

 

前川:それは、あなたのやってるビジネスモデルが悪いから仕方ない。

 

森田:なるほど。

 

前川:それやったら、ビジネスモデルを変えるしかないじゃないですか?

 

森田:そうか。もうそういうふうになっちゃう縮図のビジネスをしてるってことですよね?

 

前川:そうです、そうです。仕事でどうなるかで決まってくるわけじゃないですか。

だってね、例えばですよ。分かんない……これはディスってるわけじゃないよ。
介護士になったら、収入どんだけかって少ないわけでしょ?

介護士さんが「どうやったら1,000万いきますかね?」って、いやもう、仕事変えるしかないじゃないですか。

 

森田:もう無理や(笑)。

 

前川:っていうのと一緒だと思うんですよ。

 

森田:なるほど。それめっちゃ分かりやすいですね。

 

前川:仕事で決まってるんで。だから、ビジネスモデルで結果って決まるんですよ。

しゃーない、それは。それが嫌なんだったら変えるしかないじゃないですか、ビジネスモデルを。

 

森田:そうかそうか。だからその治療というものはそのまま置いてても、そこから美容に移行していくとか、トレーニングの要素、下、何でしたっけ?

 

前川:ボディメイクですね。体を作る。

 

森田:そうですよね。そういう要素を作っていかないことには「むずいよね」と。

 

前川:「むずいよね」っていう話ですね。だと僕は思いますよ。

僕は、こういう価値観でやってますけどね。

 

森田:そうですよね。治療院で「月500万円いきたいです」とかなって、「しんどいで? それやったら別にこんなんもあれば、こんなんもあるよ」ってなりますもんね。

 

前川:絶対そうです。

 

 

治療家をやりたいなら開業するな

森田:じゃあ、「治療卒業していったらいいやん。その美容っていう要素入れてったらいいやん」ってなったときに、その下側でお話聞きたいんですけど、どういうふうなものをやっていく方が相性的に良さそうかみたいな、治療との相性というふうに捉えたら、「こういう要素を付けれたらどう?」って、「こういう感じで何となくこういう流れで誘導してったらどう?」みたいな、何かそういうところの……。

 

前川:なるほどっすね。そんなんもう今、Facebook見てたらいっぱい出てくるじゃないですか。

「毛」関連でしょ?今。「毛」関連があるし、あとは「顔」関連があるし、小顔とか何か。
あとは「ボディメイク」になってくのかな? 痩せるとか何かあるじゃないですか。
こういうのもやったらいいんじゃないですか?

業界で成功してる事例が、いっぱいFacebook見たら出てくるじゃないですか。
それ調べてやったらいいんちゃうかなと思うんですね。

ただ、それをやりたいかどうかだと思うんですよ。

 

森田:なるほど。「毛」とかやりたいとか思います?

 

前川:僕はやりたいと思わない。もう現場はしたくないです。
だから、結局のところその先生がどうしたいのかだと思ってて、生粋の治療家だったらもうこれ(治療➜卒業)しかできないと思うんですよ。

だからこっち側(治療➜美容・BM)やる人って、僕はですよ、勝手な偏見かもしれないですよ。
僕は治療家だと思ってないですもん。

経営していくためにどうしたらいいのか、自分の理想の数字を出すためにはどういった手段をやったらいいのかと思ってる人がやっていくと思います。

「それが地域の人のためになる」って、僕は言ってるだけだと思ってるんで。

 

森田:確かに。

 

前川:ってな感じ。僕もやってること全部、自分の理想の人生を叶えるための手段ですからね。

 

森田:ああ、そうか。だから治療することが目的になり、治療家であることが着地点みたいな感じになってるからこそ、「そこの視点がまずそもそも違うよね」っていうところがありますよね。

 

前川:「それやったら、もうそれでいいじゃん」と思うんですよね。

それだったら、「患者さんどうこう」「来る、来ない」とかも考えなくていいんちゃうかなと思うんですよね。

 

森田:確かに。

 

前川:「治療家をやりたいんだったら、もう開業するな」と俺は思ってるんで。

絶対、経営目線で見ないといけないわけで。

 

森田:確かに。「治療しかできないから治療家になりました」というか、「治療家として独立しました」っていうふうなのが絶対百発百中じゃないですか。

 

前川:ですよね。

 

森田:その殻から出る、出えへんっていう、そこで多分「俺は治療しかできないから」っていう、またこのマインドになるんでしょうね。

 

前川:もしね、そういう人がいたらですよ?

そういう人がいたら、僕にコンタクトを取ってきたらいいと思うんですね。

僕自身はこれもやったし、「毛」とかはやってないですけど、顔とかこっち側系をやったんですね。というかやってるんだけども、僕はここで終わってないんですよ。

これ、ほとんどの人がこれね、今広がってるじゃないですか。
それ、やる側で終わるんですよ。それってビジネスが変わってないんですよね。
選択肢が増えただけで、何も変わってないんですよ。

ビジネスを変えないといけないんですよ。
ビジネスモデルの変換をどこかでしないと、人生なんて変わらないですよね。

僕は、こういったものを仕掛ける側に回らないといけないと思うんですよ。
仕掛ける側に回るにも、「俺、何も持ってないねん」っていう人がほとんどだと思うんですね。

じゃあ、持ってる人にコンタクト取ったらいいんですよ。
一緒に仕掛ける側に回ったらいいじゃないですか。

 

森田:確かに。

 

前川:っていうビジネスを僕はこれ、今やってるんですね。

だから「ここがこうだから、こっち行くんです」って、みんなそうやって言うと思うんだけど、そうじゃなくても、ここを求める人が今多いわけじゃないですか。
こういう悩みがあって、「ここやりたいわ。何か方法ないんかな」って探してる人が多いわけでしょ?

「ほんなら、この人たちに仕掛ける側として回った方が良くない?」と思うんですよ、俺。
「何でいつも後手後手に回んの?」って。

 

森田:確かに。

 

前川:「取らして、これを仕掛ける側に回ったら人生変わるやん」って僕は思うんですよ。

「いや、でも僕そんな自信ないんで」って言うんですね。
「いやいや、やったこともないのに自信あるも何もないやろ?」みたいな感じで、僕は思ってます。

ちょっと話が脱線して行きましたけども、本当にこれ(治療➜卒業)で悩んでる人がいるんだったら、もうビジネスモデルを変えた方がいい。
そんなんもう、業界で去年とかに広がったやつをやっても遅いですよ。

その先回りしないとっていうのを、僕は思います。

 

森田:なるほど。分かりました。ありがとうございます。

もう、このビジネスモデルからの話、「それやったらそれ無理やん」っていうところから、何かハッとするし、「何かそれ、できへんで」と思いながらも、でも、やるしか次は切り開いていけないんだから、そこを考えるかどうかっていうふうなお話ですよね?

 

前川:うん。

 

森田:はい、分かりました。ありがとうございます。

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では、以上になります。ありがとうございました。

 

前川:ありがとうございます。

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