森田:今回はですね、「効果のあったチラシを折り込みで何枚ぶち込みますか?」というふうなところの質問です。
前川:ぶち込みたいですね、皆さんね。
森田:ぶち込みたいです。
前川:ぶち込みましょう。
森田:じゃあまあ、例えばポスティングでの反応が、1,000枚に1枚はあるっていうふうなチラシだとしましょうかね。
前川:なるほどですね。
森田:そういう時に、折り込み何枚ぶち込めばいいかなって。
多分、場所とかも皆さん気になるんじゃないかなとも思うので、「ポスティングで効果があった地域に折り込みでぶち込むのか」みたいなところですね。
前川:オッケー。じゃあ、僕が実際考えてやってることをしゃべりますね。
地域によるが、1000枚で2件なら折り込みへ
前川:ポスティング1,000枚で1件のやつだったら、折り込みにはいかないかな。
まだ補欠です。
森田:ああ。1,000枚に1件っていうのがよろしくないと?
前川:よろしくないです。僕の場合はね。
これ、地域によって違うと思うんですよ。
「新聞の方が反応出るわ」っていう地域もあるので、試してみたらいいと思うんですけども、やっぱ僕の場合は折り込みの反応が落ちるんですね。
なので、これはペケポンね。
じゃあどうするんかというと、最低でも2件ですね。
これは、折り込みオッケーです。
まずここでレギュラーを確定させていきます。
じゃあ、確定しましたよとなったら、どういうふうに折り込みしていくのかなんですけども、折り込み、僕はまず3,000枚とかを試します。
森田:3,000枚。
前川:うん。どこに試すのかというと、基本的にはポスティングした地域に試したらいいと思うんですけども、それで僕の場合は、反応率ではなくて費用対効果を見るんですね。
森田:ああ。でも、その3,000枚から、結局いくら……。
3,000枚を配るに当たっての広告費と、その3,000枚からきた売上。
前川:なので、大体1枚5円ぐらいでいけると思うんですよ。
印刷代と新聞業者にやるので、大体1枚5円なので、15,000円ぐらいかかってると思うんですね。
それによってきたお客さんが、15,000円の売上あればゴーですね。
これを5,000枚とかに増やしていきます。で、1万枚とかに増やしていきます。
それで「費用対効果が取れる。取れる。取れる……」、このチラシは取れるんだなっていうのを増やしていくって感じですね。
これが、僕がまずやっていく判断基準です。
なので、1カ所だけじゃないじゃないですか。
これでやって、A地域にまいてできた、A地域に折り込みに行く。
じゃあ何もしないのかっていったら違くて、これ持ってB地域に行ったりとか、C地域に行ったりとかしていくわけじゃないですか。
それで、折り込みで費用対効果が取れる地域をたくさん作っていくっていうのが、僕の戦法なんですね。
じゃあ、結局のところ、1万枚とか2万枚とか、僕マックス4万枚とかやったんですね、月に。
20万ぐらいかけてやったんですけども、20万かけても20万バックがあったら、全然いいじゃないですか。
森田:確かに。
チラシは地域に浸透させていく目的もある
前川:で、それをやるときの考え方、めちゃくちゃ大事な考え方をね、書いていきますね。
これを持ってやってる人ってめっちゃ少なくて、実際僕の塾生さんでもいてるんですけど、「何でそんなやり方すんのやろな」みたいな。
1万枚を「この日入れます」みたいな、ドカンと入れて、「ああ、今月1万枚もやったのに反応なかったですね」とか「反応あったんですよ」とか、もちろんいいんですよ。
月初にやったチラシ、みんな覚えてんのかなと思うんですよね。
森田:え?どういうことですか?
前川:あのね、バンって一気にやるじゃないですか。
その時はバンって広がると思うんですよ。ね?
でも、忘れられますよね。
だから、チラシって予約取るためでもあるけども、地域に浸透させていく目的も、僕はあると思ってるんですよ。
森田:なるほど。「あそこにこんな所あるらしいぞ」みたいな。
前川:そうそう。そしたら、知ってもらうためにやらないといけないのに、月に1回だけドカーンって、あんまりインパクト残らないと僕は思うんですね。
だから、やるのは一気にやるんじゃなくて、1万枚とかするんだったら3,000枚を3~4週に分けてやっていくみたいな感じでやっていくと、期間長いじゃないですか。
そういったやり方も、僕は大事だと思うんですよ。
森田:なるほど。
前川:なので、「これをA地域に一気に1万枚いくぜ」も大事だけども、それだったら5,000枚、1万やったら3,000枚を3~4週に分けてやるっていうのも、僕は大事かなと思って、僕はそっち側の人間なのね。
僕は4万枚とかやった時って、週に1万枚折り込むんですよね。
それも、月、水、金とかに分けて、いろんな地域にブワーって。
だから、いろんな地域で僕のチラシが出てくるんですよ。
それやっていくと、何がいいかって、チラシだけで集めようとしてないんで。
そこからホームページに飛んできたりするわけじゃないですか。
だから、いろんなもの連動させてやっていく。
やっぱり口コミの起こし方って、そうじゃないですか。
いろんなところで聞くから口コミになっていくんで。
森田:確かに。確かにそうですね。
「あっそれ、聞いたことある。別の人から」みたいな。
前川:「こんなチラシ入ってんけど、見たことある?」「ああ、それこの前入ったで」みたいな。
っていううわさをやらしていけば、どんどんまたホームページが強くなっていくってなるんで、やっぱりこう、めっちゃこれ大事だと思うんですよ。
これ、映ってる?
森田:映ってます。
前川:よし。こっちが時間軸ですね。時間軸と、何だろうな。
認知度があると思ってて、バーンってやったらね、確かにね、こうはなると思いますけど、こうなるんですよ。
まあ、こんなにもいかへんと思うんですよね。
こういうやり方がいいのか、こういうやり方がいいのか、どっちがいいのかですよね。
森田:はい。もう黒い方がいいです。
前川:僕も黒い方がいいです。はい。
「じゃあ、黒い方のやり方やったらいいんじゃないの?」と、僕は思うんですよ。
ドカーンって、だってそんなんPPCとかもやったら連動させてたら、いろんなとこから寄ってくれるじゃないですか。
この考え方って、僕はすごい重要だと思ってるんですよ。
だって、整体院は1年とか2年とかで終わるわけじゃないじゃないですか。
これはやっぱずっとやっていくもんなんで、やっぱり時間軸をちゃんと見とかないといけないと思うんですよ。
そりゃもちろんね、これが一番いいですよ。
ドカーンとやったのを、ドカーンとやり続けるのが、これが一番いいに決まってますよ。
森田:まあ、もちろん、もちろん。
前川:でも、これがなかなか難しいわけじゃないですか。資金的にも。
じゃあ、ジワジワ、ジワジワこうやってやってって、最初3,000枚、5,000枚、1万枚、2万枚、3万枚、4万枚みたいな。
ジワジワジワジワやってったらいいじゃないですか。
ってやってったら、本当、経営は安定していきますよ。
これでやっていって、今度はこれが出てくるんですよ。
「チラシ反応取れへんからやめますわ」みたいな。
やめた瞬間、ホームページの反応なくなったりとかね。結構ある話で。
森田:ああ、そうなんですね。
前川:やっぱりね、予約だけじゃなくて、認知度っていうのもあるんですよ。
どんだけ知られてるかっていうのもすごい大事なんで、本当に芸能人とか見てたら、もう明らかだと思うんですよね。
一発バーンって売れた人、一発だけの人ってすぐ忘れられていくじゃないですか。
森田:確かに。
前川:でも、息が長く活躍した人とかは、割と覚えられたりしますやん。
この前TikTok見てて、ヘキサゴン? ヘキサゴンの人らって、結構覚えられてません? 僕らの年代から。
森田:懐かしい。
前川:懐かしいですよね。あれ、結構長かったじゃないですか。
長く活躍したら、結構覚えられたりとかすると思うんで。
そんな感じでやっていってもらうと、めちゃくちゃいいかなと思います。
森田:ちょっとずつ増やしていくっていうふうなとこですよね。
何か、どうしても配ったものに対しての新規数、売上とかばっかりに目が行きがちやと思うんですけど、そうじゃなくて、この認知度っていう軸も含めて見ていくのって、何か僕にとっては新しくて。
前川:これはすごい大事。ここはこれですよ。
で、ポスティングの場合は、もうその場じゃないですか。
その場の新規は、ここでいいんですよ。
こっち側はジワジワ、ジワジワなの。だから費用対効果取れたらいいんですよ、こっち側は。
森田:なるほど。そういうことですね。これは納得したぞ。
前川:納得ですよ。言ったらね、労働収入と、投資の収入みたいな感じですね。
だからそれを掛け合わせてやっていくのが、安定、絶対大事なんで。
森田:で、プラスでホームページみたいなことですよね。
前川:そうです、そうです。はい。
それでまたSNSもやったら、もう全然じゃないですか、それ。
森田:そりゃもう、地域であそこしかないやろってなりますもんね。
前川:そりゃ抜け出しますよ。なります、なります。
森田:なるほど。分かりました。
前川:はい。そんな感じで。
森田:ということで、今回はですね、「効果があったチラシっていうのを、折り込みで何枚ぶち込みますか」っていうふうなところで、もうめちゃめちゃ、これ忖度(そんたく)抜きにいい考え方だと思ったので。
前川:いいでしょ? これ。最高やと思うんですよ。
終わりだから言うけど、これ、誰からも学んだわけじゃないんですよ、これ。
これ、自分でやりながら考えてこれなんですよ? 皆さん。
考えたら出てくるから。正解不正解なんてないの。
自分、これでやってうまくいったんならそれが正解だから、もう答えを探さないって僕は思います。
森田:はい。分かりました。
っていうことで、今回はこれで終わりです。ありがとうございました。
前川:ありがとうございました。
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