前川:じゃあ、今日のテーマはですね、「広告は、あおれ!あおれ!あおれ!ただし……」っていう話をしていきたいなと思います。
なぜこの話をするのかっていうと、この部分のことを分からずに広告打っている治療家さんがめちゃめちゃ多いので、本当にあおってるだけで終わってしまってて、逆に信用信頼を失っている人がめちゃめちゃ多いんですよね。
森田:なるほど。
前川:だからもうバランスが取れてないんで、この部分の話を今日はしたいなと思います。
これちゃんと理解してもらうことによって、信用信頼を積み重ねて集客できるようになっていくんで、やっぱりそういった経営をしていかないと、中長期的に安定していかないので。
森田:確かに。単発ではいくかもしんないけど。
前川:そうそうそう。単発ほど惨めなものはないので。
今日はこの話をしていきたいなと思います。
森田:分かりました。
「あおれ」というのは「約束してね」ということ
前川:じゃあ、広告に関してなんですけども、「あおれ」っていう部分で、あおれってまあ、聞き応えはあんまり良くないと思うんですね、あおれって言葉は。
森田:確かに。
前川:そうじゃなくて、「プロミス」ですよ。「約束しろよ!」ってことですよ。
森田:なるほど。
前川:「約束してあげてね」ってことです、あおれっていうのは。
森田:例えば、「うちに来たらこんだけ良うなりますよ」みたいな感じ合ってます?
前川:そうですそうです。「治りますよー」とか「良くなるよ」って、「何々できるよー」みたいな、こういう約束してあげないといけないわけじゃないですか。
森田:前川先生で言ったら、「メソッド入ったら100万いけるよ」って。
前川:「100万なんか余裕でいくよ」って「大丈夫だよ」って約束するわけじゃないですか。
それで、見てる人は「あっ行きたいな」「行きたくないな」になるわけじゃないですか。
治療院とかも一緒だと思うんですけども。
これだけで終わったらあおりなんですよ。
あおってあおってあおりまくるんだけども、ただし、これのバランスがあって、「証明」してるかどうかなんですね。
だからこれの、絵描けるかな。このバランスじゃないですか。
「どうなってますか?」って。
エグいことを言って、言ってるだけじゃダメじゃないですか?
森田:なるほど。
前川:約束言いまくってるけども証明なかって、こんな状態(傾いている)みたいな。
何なら、めちゃめちゃすごいこと言ってるけど、それを納得してしまう、もう受け入れてしまうぐらいの証拠を提出してるかどうか、このバランスがすごい大事なんですよね。
何でもバランスなんで。
「この辺しっかり意識してますか?」と。
森田:なるほど。「良くなるよ。治るよ。何々できるようになるよ。だってこうやもん」っていうところの材料がいかにあるかですよね。
前川:そうです。広告は、言いたい放題できちゃうわけですよ。
お客さんもそれ分かってるんですね。
「またこんなこと言って……。どうせ、どうせ言うてるだけでしょ」って、みんな思ってるでしょ? 動画見てる人もね。
「100万円なんて、そんな簡単にいかへんわ」みたいな。
森田:「はいはいはい」ってようありますよね。
前川:「どうせ何十人おって、その中の1人、2人やろ」って思ってるわけじゃないですか。
だから証明していかないといけないんですよね。
じゃあ、証明も数あればいいのか。昔はそれで良かった、なぜかというと、証明してる人がいなかったからです。
森田:なるほど。
前川:今はもうみんな証明してるんだよね。
だから、数だけじゃダメなんですよ。
森田:確かに、そっか。えっと、前川先生起業されたっていうか、整体やってた時とかって、ホームページにお客様の声があるみたいな文化って。
前川:ないない。
森田:ないんですかね。
前川:なかったし、僕はもういきなり動画を集めだしたんで。
声がない、そこに動画で証明してるんですよね。
そりゃ信用されるじゃないですか。
森田:はいはい。「ほんまに良うなってる人や」ってなりますもんね。
前川:そう。「こんなにサクラ雇われへんやろ」みたいな。
めっちゃ言われますよ、だから。
「先生、サクラなんかなって思ったけど、こんなにサクラは雇われへんやろ」みたいな感じで言われたんで。
森田:なるほど。
ストーリーのある声をもらうには?
前川:そうそう。だから証明の数と質ですよね。
ここをちゃんと伴わせないといけないんですよ。
言うことが強ければ強いほど、それを証明する材料をちゃんと用意していってあげないといけない。
これはもうめっちゃ究極ですね。めっちゃ当たり前なんですよ。
広告をしていくうえで当たり前なんだけども、この当たり前ができてないから集まらないんですよね。
「じゃあどうやって証明すんの?」っていうのを考えないといけないんですよ。
じゃあ、これのヒントを出していきたいなと思うんですけども。
ちょっと消しちゃいますね、ここね。
まずは質、大事にしましょうねと。
森田:質……。
前川:はい。ちゃんと内容を伴った声もらってくださいよと。
「腰、楽なりました」とか「すっきりしました」とかじゃなくて、ちゃんとストーリーをもらってほしいんですよね。
森田:ああ。「こういうふうに悩んで、こういう思いをしてた人が、こうなりましたよ」というような経過……。
前川:そうですね。やっぱ人ってストーリーで心が動くので、だからストーリーをもらっておくってすごい大事ですね。
じゃあ、どうやったらその質のある声をもらえるのかっていうヒントっていうか、もう答えを言うんですけども、先生が欲しい理想の声ってどんなんかを、まず書くんですよ。
森田:なるほど。
前川:「こんな声もらえたらめっちゃうれしいわ」っていうのをまず書きます、自分で。
で、それをテンプレートにして、「こんな形で書いてくださいね」ってそれを渡したらいいんですよ。
森田:ああ、確かに。それやったら書きやすいですし、誘導されますもんね。
前川:そうそう。書けないんですよ、なかなか。普通に声を素晴らしくなんて。
それがないから「それ、私いいわ」とか言われたりするんですよね。
「これ通りにやってくれたらいいですから」やったら、本当に自分が良くなったら協力しようと思うじゃないですか。
それでやったら質のいい声もらえるんで。
まあ、それをしっかりもらっていくっていう部分と、あとは、「違い」を出さないといけないんですね。
どういうことかっていうと、今っていろんな形で声ってもらえるわけじゃないですか。
これ、僕はやってないですよ。もう僕がやってた時は周りがやってない時に院内で対談動画っていうのをやっただけなんですけども、今だったらほんといろいろあるなと思ってて。
その人が、何だろうな……。例えば何かスポーツ、卓球をしてて、卓球できなかったのでできるようになりたかったみたいな。
卓球してるシーンを撮ったりとかしたら面白いと思うんですよね。
森田:それ、いいな。
前川:とか、娘さんがお母さんを連れてきて良くなってたら、娘さんにインタビューするのも僕全然ありだと思うんですよ。
僕、これ実はやってて。
僕、サッカーしてる子が結構来てくれたんですよね。
そのお母さんが連れてきたりとかしてたんですけど、「お母さん、ちょっと動画出てください」って言って、お母さんと対談動画撮ったりしました。
森田:ああ、そっか。そういうのもね、治療院、整体院を探すのはお母さんですもんね。
前川:そう、お母さんなんで。だからお母さんの声をもらったりしました。
お母さんとこうやってやりましたよ(笑)。これ、「違い」じゃないですか。
その人の家で撮るのも1つだと思いますし、何か出し方を変えるっていうのも1つですよね。
今だったらLINEのやり取りを載せるっていうのも1つだし、インスタでのメッセージを載せるっていうのも1つだし、いろんな出し方があると思うんですよ。
疑惑の目を覆す
前川:だから、質と違いと、あとはやっぱり量ですよね。
森田:なるほど。数ですね。
前川:数です。これを徹底的に出していく感じですね。
言ったら、「そんなわけないやろ」ってみんな思うんで、それを「いや、そんなことあるんかな」みたいに変えていかないといけないわけですよ。
森田:確かに。
前川:なんで、これをどんだけ追求してやっていくかですね。
だから、この動画を見てくれてる方も、良かったら説明欄の所に、プレゼントもらえるメルマガ用意してあるんで、それ登録してくれたら、確か動画とかも何本かいくと思うんですよ。
その時に、インタビュー動画もしかしたらあるか、分かってないですけども。
森田:確かに、それ書き出してパクりゃいいですもんね。
前川:そうそうそう。実際僕がどんなふうに撮ってるのか。
実際僕ね、ここに来てもらってしゃべったら楽だけども、その人の治療院行ってインタビューしてるわけじゃないですか。
どんだけ、1日で何個所回ってるみたいな、「何キロ動いてんねん」みたいなことやってるんですよ。
森田:今度いくつ回るんでしたっけ?
前川:今度ね、11か12回るんですよ。これ、4日間で回るんですよ。
森田:え? 4日間で11?
ちょっと待って。隅はどこから? もうやばいですよね?
前川:やばいです、やばい。
森田:スーパー旅行……(笑)。
前川:もうその場に1時間ぐらいしかいないとか、全然ありますからね。
そう。でも、それによって、ほかでは出してないこと出すわけじゃないですか。
じゃあ信ぴょう性あるでしょ? リアリティが増すじゃないですか。
やっぱりね、見てる人って、絶対「そうは言っても」っていう疑念の面? 疑念の目? 疑惑の目で見てくるんで、そこはやっぱり覆していかないといけないわけですよ。
じゃあ、いろんな仕方をアイデア出してやっていってあげたらいいと思うんで。
だから、あおってあおってあおるのはいいんだけども、ただし、ちゃんとそれに伴う証明をしていってあげてくださいね。
このシーソーのバランスがめっちゃ大事ですよっていう部分が、すごく重要になっていきます。
森田:なるほど。分かりました。
これで上げていただいたお客様の声っていうところですけれども、もちろん権威……。
前川:はい。権威性もね。
森田:権威者の声? 何やろ。推薦の声?
前川:推薦の声。
森田:推薦の声とかああいうのももちろん証明にはなりますよね。
前川:証明になってくるんで。いろいろそういうのも考えてったらいいと思うんですよ。
「あっ、そんな知り合いもいないし」とか言う人もいるかもしれないんで、ちょっとアイデアを何か出していくとすると、資格も全然ありだと思うのね。
国家資格じゃなくても全然いいし、何か地域の活動でもいいと思うんですよ。
スポーツ現場に行ったとか、そんなんも全然いいと思うんで、行った時は絶対に写真撮った方がいいし。
そんなんもいいと思いますし、地域で講演したりするのも全然いいと思うんですよね。
学校の先生やってる人とか、そういうのも上げたらいいと思うんですよ。
それって、一般の人からしたらすごい権威性のあることなんで。
森田:確かに確かに。
前川:そんなん考えていくと、いくつもあると思うんですよね。
そういったのも証明になるんで、どんどんどんどん載せていってもらえたらと思います。
森田:はい。分かりました。
ということで、メルマガの、今も言われてたメルマガのリンクが動画概要欄にあります。
そちらにプレゼント配布してるのと、いろんな動画を送られてってるんで、自分がどこで心が動いたかとかっていうのを書き留めていくだけでも、十分体感できるかなと思いますので、ぜひリンクチェックしてみてください。
今回は以上です。ありがとうございました。
前川:ありがとうございました。
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